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基礎マスター・論文マスターを丁寧にこなせば短期間でも合格できる

G.Dさん
東京大学法学部4年
法曹コース開放型合格
【合格校】東京大学法科大学院(既修)、慶應義塾大学法科大学院(既修)、早稲田大学法科大学院(既修)法曹コース開放型

受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング 科大学院別法律科目論文模試 など

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
論文マスター(入門講座)スケジューリング制度精神力

はじめに

法曹を目指したきっかけは、もともと海外に暮らしていた経験が3年間ほどあり、漠然と国際的な仕事をしたいと思ったことにあります。そこでまず浮かんだのが国際機関で働くことであり、そのためには自分の強みとなるような能力を身に付ける必要があると考え、法学を学びたい強い思いをもって東京大学に入学したという事情も相まって、法曹を目指そうと思いました。志望校を選んだ理由は、充実した司法試験対策を受けたいと思ったことと、優秀な学生が集まる環境で勉学に励んだほうが刺激を得やすく、自分にとってよい影響があるだろうと思ったことです。伊藤塾を選んだ理由は、周りの法学部生がたいてい伊藤塾を利用していて、自分も同じ塾を利用した方が仲間が多く、情報面で困らないであろうと思ったためです。また、多くの人が利用しているということは、それだけ講座の質が高いからであろうと思ったためです。そして、もともと大学生活は課外活動を目一杯やり、法科大学院に進学して法曹になろうと思っていたため、大学3年生になってから入塾しました。受験指導校で勉強することで、体系立てて学ぶことができ、自習で身につけるよりも効率がよい点が利点だと思います。

私の勉強法

◇基礎学習について

3年生から1年合格コースを受講し始めたので、そのカリキュラムに沿って基礎マスターと論文マスターを受講しました。基礎マスターは3年生の11月に聴き終わり、12月から4年生の3月末くらいまでは行政法以外の6科目の論文マスターを1周しました。基礎マスターの受講の際には、必ずカリキュラムから遅れないように気をつけました。また、論文マスターについては、1周目は自分の力で答案構成をするのがかなり難しかったので、少し考えてわからなかったら基礎マスターを自分で見直して、答案構成を考えるようにしました。それでも難しい場合は、潔くすぐに講義を聴いていました。4月頭から予備試験の短答までは短答の勉強に専念したのですが、短答は合格点よりも30点ほど低い残念な結果になってしまいました。予備試験を本気でやる方で、短答が苦手であると自覚している場合は、かなり対策に力を注がなければいけないと思います。短答不合格後は、私立の法科大学院入試に向けて論文の勉強に専念しました。具体的には6月から8月末にかけて論文マスターを民法は6周ほど、その他の科目を5周ほど繰り返しました。人によって進めるペースは様々だと思うのですが、私はあまり一問一問に時間をかけるのが好きではなく、論点を全て挙げられるかという点を特に重視して論文マスターを何回も繰り返して、論点落としのないようにしました。工夫した点は、B5の白い紙をホチキスで留めて、「〇〇法◯周目」と表紙に書いてまとめました。そして1周するたびに間違えた箇所を赤でメモし、前回の答案構成も見直して前回も間違えていた箇所を見つけたら、なぜ同じ箇所で間違えたのか考察を加えていました。具体的には、落としてしまったり間違えてしまったりした箇所について、問題文のどこに着目していなかったのか、どのような基礎的知識に穴があるから間違えたのか、少し立ち止まって自己分析をするようにしていました。

◇法科大学院対策について

慶應義塾大学法科大学院の入試については、時間の制約が厳しいことを前々から大学の先輩から聞いていたので、短答後の6月中旬に1年分の過去問を解いてみました。そこからは合計で4年分解き、時間配分を確認していました。慶應義塾大学法科大学院はウェブサイトに過去問と出題趣旨を掲載しているので、それを見て、自分の答案の出来を分析していました。過去問演習を多めにしてよかった点は、時間配分が上手くなった点と、問題傾向をつかむことができた点です。時間配分については、2022年度入試から試験時間が変わっているのですが、今年度の試験時間に合わせて過去問を解くようにして、時間感覚を体で覚えるようにしました。また問題傾向については、特に憲法や民事訴訟法は特定の分野に出題が偏っていることがわかり、出やすい分野について重点的に対策をしたことで効率的な学習ができたのでよかったです。また、慶應義塾大学法科大学院は今年、刑法が何年か前の出題形式に戻り、文章題が3題になったのですが、かなり前の過去問にも目を通していたおかげで本番でそこまで焦らずに済んだのも、過去問をたくさん解いてよかった点だと思います。反省点としては、過去問演習以外では対策の重点が論文マスターに偏ってしまったことです。刑事訴訟法で伝聞法則に関する判例を題材にした問題が出題されたのですが、判例の知識が抜け落ちてしまっていて本番とても焦ってしまいました。論文マスターだけでは不足しがちな判例の知識を基礎マスターに立ち返って補う必要性を試験場で感じたので、今後は気をつけたいです。

東京大学法科大学院受験にあたっては、マス目のノートを買い、過去問を用いて本番通り一科目2400字以下、70分で解く練習をしました。過去問は大学で買える直近5年分と先輩からもらった1年分を合わせて6年分解きました。そして出題傾向を分析しました。過去問を解いて良かった点は3科目とも答案構成を10分ほどで終えないと解き終わらないことが分かったことです。良くなかった点は、早稲田の院試が終わってから行政法の論文マスターを聴いていて、論文マスターが終わったのが9月の終わりくらいになってしまい、それまで1年分しか過去問を解いてなかったせいで直前期に焦って過去問をただこなしてしまった点です。論文マスターはとりあえず早めに1周終わらせておき、直前2ヶ月は過去問と論文マスターを満遍なくこなせるようにするのがいいと思います。また模試も受験したのは良かったです。実際に採点してもらうことで自分のGPAに対して筆記試験でとるべき点数にどの程度達しているかを知ることができ、気が引き締まるのでおすすめです。

おわりに

伊藤塾を利用してよかった点は、教材が非常に使いやすいことです。基礎マスターと論文マスターを丁寧にこなせば法科大学院入試に合格できると思います。また、私は勉強を始めたのが遅かったのですが、1年合格コースという短期集中型のコースがあったおかげで、どうにか法科大学院入試までに実力をつけられたのも非常に感謝しております。さらに、周りに伊藤塾を利用している人が多かったもあり、入塾後にこれで十分なのかという不安感に襲われず、ただ淡々と勉強を続けることができたのだと思います。法科大学院入学後も勉強に全力で励み、優れた法曹になりたいです。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。