基礎マスター・論文マスターをしっかりやれば、私立法科大学院入試の対策としては十分
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K.Mさん |
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学部成績:3.35 /S:A:B:C=68:49:17:2
受講講座:司法試験入門講座(本科生) コンプリート論文答練
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はじめに
法学部に入学することが決まってから、大学で何を達成したいかと考えたときに、しっかりとした法律の知識を修得したいと考えた。以前読んだ小説などを通じて法曹という仕事には関心も持っていたので、大学では予備試験合格を目指して勉強することにした。始めるならば早いほうが良いと考え、入学前の3月から勉強を始めることにしたが、予備試験合格を目指すためには、大学の授業だけでは不十分であると聞いていたので、受験指導校に通うことを考えた。複数の選択肢があったが、最終的には、実績を残している伊藤塾であれば間違いないだろうと思い、伊藤塾を選んだ。
私の勉強法
◇基礎学習について
私は一般的なカリキュラムのコース(1年で知識を修得、その次の1年で論文の書き方を修得するコース)を選択し、基本的には塾の講義進度から遅れないように学習を進めていた。講義を聴いてもわからない点も多かったが、進度に遅れると取り戻すのが大変だと思ったので、とりあえず先に進めるということを意識していた。特に基礎マスターに関しては、論文を書いてみないと論点の実益がわからないということも多々あるので、とりあえず進んでしまうという方法は悪くなかったと思う。ゼミにも参加したいと思っていたが、部活動が非常に忙しく、ほとんど参加することができなかった。同じ目標を持った人と一緒に勉強をできるのは非常に良い刺激になると思うので、もし余裕があるならぜひ参加したほうが良いと思う。部活をやっていたこともあり、とにかく時間がなかったので、通学時間に論証や前日の復習をするなどして、できるだけ無駄な時間のないように工夫をしていた。
◇法科大学院対策について
基本的に、大学院入試に向けて特に変わった対策をしたことはない。とにかく論文マスターの問題の復習に努めた。大学院別でやったことは以下の点くらいだったと思う。
〇中央大学法科大学院・早稲田大学法科大学院
本命ではなかったので、伊藤塾の対策講座は使わなかった。両校とも、3年分の過去問は公開されていたので、その問題を解いてみて、出題形式や傾向などを一通りつかむようにはした。(中央は刑法で行数制限があり、コンパクトな論述が求められる、早稲田は民法が非常に長い(問題文量が多く、時間も長い)、両校とも商法、訴訟法の時間がかなりタイト、といった特徴があるので、そういった傾向に適応できるように対策は事前に考えたほうが良いと思った。)
〇慶應義塾大学法科大学院
私立の中では慶應が本命だったので、対策講座を受講した。とはいえ、過去問を解いて、解説を聞くという受講スタイル自体は論文マスターと同じなので、特に変わったことはなかった。慶應は去年までは刑法の出題形式が独特だったので、時間内に書き切れるように、慶應の刑法だけはいつもとは違う書き方にしようと思っていた(出題形式が変わったので、結局役には立たなかった)。基礎マスター、論文マスターをしっかりやっていれば、私立の法科大学院入試の対策としては十分だと思う。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
今年は予備短答で落ちてしまい、6月以降は大学院入試対策をしていたので、特に工夫はしなかった。仮に短答に受かっていた場合、7月に論文と、私立の出願が被るので大変だったと思う (来年からは予備の時期がずれるので、こういった心配も軽減されるとは思う) 。
おわりに
伊藤塾の方には、法科大学院入試は恐れるに足りないというようなことを言われていたものの、大学院入試を受けている母集団のレベルが全くつかめていなかったので、受ける前はとても不安に思っていた。
しかし、対策を始めてみると、問われている論点はそれほど難しいものではないことがわかり、基本的なことを確実に書いていけば、十分合格できると思うようになった。とにかく論文マスターが大事だと思うので、入試だからと思って意気込まず、淡々と学習を進めればいいと思う。
