{"mypage_flg":null}
トップ > 資格・試験一覧 > 司法試験 (予備試験/法科大学院) > 予備試験も法科大学院も伊藤塾生であれば、全く心配する必要はない

予備試験も法科大学院も伊藤塾生であれば、全く心配する必要はない

M.Sさん
同志社大学法学部3年
【合格校】京都大学法科大学院(既修)

受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング など

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
基礎マスター(入門講座)カウンセリング制度(合格者・講師など)教材を絞り込んで繰り返すこと。

はじめに

法学部に入学した直後、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、大学は全てオンライン授業になりました。そこで、余った時間を有効活用したいと考え、大学1年生で宅地建物取引士の資格を取得しました。この経験から「もっと本格的に法律を勉強したい。」と感じ、司法試験を志しました。当初は独学も検討しましたが、やはり司法試験は量、質ともに大変な難関資格であることから、独学は事実上不可能ないし著しく困難であると考え、効率的に勉強ができる受験指導校を活用することにしました。
司法試験の受験指導校は多くありますが、その中で伊藤塾を選んだ理由は次の2つです。1つ目は司法試験や予備試験合格者の中で伊藤塾の塾生が占める割合が極めて高かったことです。司法試験は相対評価ですから、やはり大手の実績ある受験指導校で学ぶことは大きな安心につながると考えました。2つ目の理由は、YouTubeで伊藤塾長の講義を視聴した時、そのわかりやすさはもちろん、受講生の心をつかむような語り口に感銘を受け、「伊藤塾なら合格できる。」と確信したことです。その後、大学2年生の春学期頃から伊藤塾に入塾しました。

私の勉強法

◇基礎学習について

メインのインプット講義である「基礎マスター」は、次の2点を心がけて受講しました。1点目は、講義をためずにスケジュール通りに受講することです。できるだけ早く「基礎マスター」を一周し、法律の全体像を把握することが重要だからです。もちろん復習を全く行わないのも問題ですが、完璧な復習を追求するあまり「基礎マスター」の受講が遅れることも避けるべきです。2点目は、「基礎マスター」の受講に合わせて、該当箇所の短答の過去問を解くことです。短答の過去問は「基礎マスター」の復習に最適です。また、早い時期から短答の過去問に触れておくことで、来年の予備短答の一発合格に直結します。
 アウトプット講座である「論文マスター」は、予習として起案や答案構成をしていました。完璧な予習はできませんでしたが、起案や答案構成の練習の機会としては価値がありました。とはいえ、「論文マスター」も早く一周して全体像を把握することが重要ですから、「基礎マスター」の復習や「論文マスター」の予習が不十分であっても、スケジュール通りに受講するべきです。一周に時間をかけ過ぎず、その後に「論文マスター」を何周も復習することが重要です。
 ゼミは、1年目の「ペースメイクゼミ」「論文選抜ゼミ」、2年目の「予備試験ゼミ(前期)」を受講しました。ゼミは、次の2点で有効でした。1点目は、講座の受講や復習のペースメーカーになったことです。2点目は、早期にアウトプットを意識した学習をはじめることができた点です。ゼミでは、予習などで起案し、それを講師に添削していただくことで、徐々に論文の書き方を身に着けることができました。論文は自分が書いた答案を第三者に見てもらうことが必須ですから、特にゼミは有効な学習の場です。

◇法科大学院対策について

京都大学法科大学院の過去問は大学のホームページでダウンロードすることができますが、解答例や解説などを入手することができなかったので、過去問はほとんど見ていませんでした。
法科大学院対策としては、主に「論文マスター」の教材である短文事例問題集の「問題研究」を活用しました。「問題研究」を活用する際に心がけたことは次の2点です。1点目はメリハリを付けて回転のスピードを上げることです。「問題研究」は、1科目につき50問前後の論文問題が収録されています。しかし、これら全ての問題を復習していては、復習の回数が不十分になり、結局中途半端な知識しか身につかない恐れがあります。そこで、講義で講師がランク付けやストック指定でメリハリを付けてくださるので、それを参考に1科目30問程に絞ることで、最終的には5周ほど答案構成をすることができました。「問題研究」を何周もすることで、自然と答案の型や処理の流れ、典型論点の論証を身につけることができます。もちろん論証集である「論文ナビゲートテキスト」にも論証は掲載されていますが、「問題研究」で答案例の中の論証に触れることで、より実践的な論文対策を行うことができます。2点目は、「問題研究」を復習していて、知識が不足している分野を発見したら、「基礎マスターテキスト」に戻って復習することです。漫然と「基礎マスターテキスト」を読むのではなく、「問題研究」を復習した後に明確な獲得目標をもって「基礎マスターテキスト」を読むことで、インプットの効率が上がります。
起案に関しては、ゼミの他に「論文マスター答練」を活用しました。「論文マスター答練」は「問題研究」に収録されていない旧司法試験の過去問やオリジナル問題など、初見の問題が題材になっています。六法のみを参照し、時間を計って本番形式で取り組むことで、より法科大学院入試の本番を意識した勉強をすることができました。

予備試験を受験される理由

法科大学院に進学した後も予備試験を受験する理由は、司法試験受験生としての立場を忘れないためです。そもそも、法科大学院に進学する目的は司法試験の受験資格を得て法曹になることです。しかし、法科大学院に進学した後、必要以上に学術的な勉強に注力してしまっては、司法試験合格からは遠のいてしまう恐れがあります。そこで、予備試験を司法試験の模擬試験として活用することで、常に試験対策という観点を意識し、自分の立場を忘れないようにしたいと考えています。

法曹コースカリキュラムについて

同志社大学の法曹コースでは、2年次で「会社法特講」という科目が開講されます。これは、同志社大学法科大学院の教授が担当する司法試験対策を意識した授業です。この時点で受講生は約100人前後いますが、徐々に法曹志望の学生の数は減っていき、3年次春学期以降、類似の科目での受講生は約20人前後になるはずです。3年次春以降のこれらの科目では、学期に複数回の起案の機会があります。解説授業を受けられるのみならず、提出した答案は添削していただけるので、アウトプットの機会として有効です。また、3年次春学期以降は事実上少人数クラスになりますから、同じく法曹を志している学生と仲間になるいい機会でもあります。

早期卒業・飛び入学合格について

早期卒業を目指した理由は、せっかく早期卒業の制度があるのであれば1つの目標としてチャレンジしてみようと感じたからです。
同志社大学では、早期卒業の要件として卒業に必要な単位数を3年間で取得(事実上3年間フル単)し、かつ、GPA3以上の成績が求められます。一見すると難易度が高く思われますが、伊藤塾の講義をしっかり受けていれば基本的にAやBの評価はもらえますし、単位を落とすことはあり得ません。ですから、予備試験や法科大学院を目指して真面目に勉強している伊藤塾生であれば、全く心配する必要はないはずです。

おわりに

伊藤塾の「論文マスター」の教材である「問題研究」の中でB+以上のランクが付けられた問題やストック指定された問題さえしっかり復習しておけば、京都大学法科大学院に合格することが十分可能でした。もちろん、これだけでは対応できない問題も出題されましたが、試験は相対評価であり、大手の受験指導校である伊藤塾の「問題研究」に載っていない(あるいは仮に載っていてもランクが低い)知識は周りの受験生も書けませんから、合否に影響しなかったのだろうと思われます。少なくとも法科大学院に合格することに関して言えば、基本書や他の受験指導校の教材には手を広げず、伊藤塾の教材、特に「問題研究」を中心に何度も繰り返し復習することが最も重要であると実感しました。



※プロフィールは2022年度合格時点のものです。