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予備試験への勉強が法曹コース特別選抜試験にも直結

M.Iさん
早稲田大学法学部4年

予備試験とW合格・法曹コース
5年一貫型合格

【合格校】
早稲田大学法科大学院(既修)法曹コース5年一貫型

予備試験受験経験あり法曹コースで合格部活/サークル/アルバイトと両立

学部成績:3.46 /A+:A:B=78:50:13

受講講座:司法試験入門講座本科生+予備試験 答練パック、予備試験 全国公開 短答模試、予備試験 論文直前答練 + 全国公開論文模試

私の「推し講座」私の「推しフォロー制度」合格のカギ(秘訣)
コンプリート論文答練質問制度講義の復習

はじめに

法曹を志望したきっかけは、高校留学時、オーストラリアに留学した際、言語や文化の壁による孤独や職探しの難航を抱える移民の方々に出会い、彼らのような社会的弱者の人々を法律を用いて援助していきたいと考えたためである。

早稲田大学法科大学院を志望した理由は、早稲田のレベルの高い講師の方々から学ぶことができること、臨床法学教育などを含めた多彩な300以上ものカリキュラム数を備えていること、豊富な奨学金制度を設けているためである。

伊藤塾を選んだ理由は、予備試験の対策に利用していたためである。法科大学院の対策も、日々の勉強や受験勉強でも、予備試験対策のための知識は役に立つため、予備試験対策で伊藤塾を利用している方も、法科大学院対策も引き続き、伊藤塾を利用するので足りると考える。伊藤塾は横山クラスに、大学2年の春に入塾した。独学で勉強するよりも、ポイントを押さえて必要な一定量の勉強を効率よく行うのに伊藤塾を利用するのは大きなメリットがあると思う。

私の勉強法

◇基礎学習について

学習方法としては、学部での勉強の予習復習に伊藤塾の基礎マスター・論文マスタ―の講座を利用していた。基礎マスターは、基本的事項に加えて発展的な論点も含んでいるので、法曹コースの科目の授業の予習としても十分役に立った。基礎マスターを効率よく学習する方法として、受講前に一度テキストに目を通しておき、教室で集中して講義を受け、教室の講義の際はメモを取ることを意識し、教室で聞き逃したことがあれば、オンデマンド配信を利用して確認する方法をとっていた。基礎マスターの講義を受けるのに予習・復習が必要である点で、時間と労力を要するが、忘れるたびに何度も授業を見返すよりも効率よく、理解も深くできるため、結局効率は良い。論文マスタ―は、期末試験前など、論文式の学習が必要となる時に受講していた。論文マスタ―も、メモを取ることを意識し、論文を書く際に、講師が話した内容が反映するためにどのようにすればよいか、というのを徹底的に意識した。具体的には、問題研究の【MEMO】とされている空白の欄に、問題のポイントなどを書いたり、講師が説明に使ったパワーポイントを印刷して貼っていた。これらの学習方法のおかげで、大学の授業の内容程度であれば、問題なく理解することができたし、大学の期末試験も問題研究の演習を繰り返すことで対応することができた。基本書などを自力で理解するよりも、基礎マスター・論文マスタ―は効率よく、深く理解することを可能としてくれるため、サークル活動などにも参加することができた。

◇法科大学院対策について

早稲田大学法科大学院法務研究科の対策について

伊藤塾の講座については、基礎マスター、論文マスタ―、コンプリート論文答練が主に役に立った。基礎マスターは日々の学習に役に立った。日々の学習から、法科大学院の試験にとって重要となるGPAに影響する、期末試験の問題は出されているから、日々の学習は非常に重要である。かかる勉強も基礎マスターで網羅されている。もっとも、期末テストについては、論文を書く練習として、論文マスタ―、コンプリート論文答練が役に立った。活用の仕方としては、論文マスタ―で問題の所在や論文の書き方の基本を覚え、コンプリート論文答練で書く実践をするといった具合である。予備試験の勉強は、司法試験につながるところ、法曹コースの学習は司法試験を意識したものであるので、予備試験の勉強が法科大学院の法曹コース特別選抜のための試験に直結する。また、法科大学院を特別選抜試験として受験する以外であっても、法科大学院の問題は予備で聞かれ得る論点も含んでいたり、タイトな時間、限られた文章のスペースでどのように言いたいことを表現するか、といった基本的な部分は形式面でも共通する部分が多い。したがって、予備試験に向けて本番を意識した勉強を行うことは法科大学院の試験においても必ず役にたつ。早稲田法科大学院を目指している後輩受験生においては、とにかく、日々の学習を怠らないことと、インターネットに公表されている早稲田法科大学院の過去問を演習する際、予備と同様に時間と文章量を意識していくことを心がけてほしい。

予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと

併願授権において意識したことは、①書類の作成を計画的に行うこと、②予備試験前は予備試験に集中し、その後、法科大学院に専念するという点である。

①については、予備試験前はとにかく時間がない上、推薦書を講師の方々にお願いする際には前々から頼んでおく必要があるため、早めに作成にとりかからねばならない。予備試験前に書類作成に時間をとられることはメンタル面にも悪影響である。

②については、同時に2つのことを考えるとキャパオーバーとなるため、それぞれの試験に集中することが重要である。私の場合は、予備試験後に法科大学院の受験があったため、予備試験後に法科大学院の対策をしていた。

法曹コースカリキュラムについて

早稲田大学の法曹コースのカリキュラムは、2年生から応用科目と呼ばれる、法科大学院選抜試験の専攻科目を受講していくこととなる。応用科目は、応用憲法、応用刑法Ⅰ、応用刑法Ⅱ、応用民法Ⅰ、応用民法Ⅱ、応用民法Ⅲ、応用刑事訴訟法Ⅰ、応用刑事訴訟法Ⅱ、応用民事訴訟法Ⅰ、応用民事訴訟法Ⅱ、応用会社法Ⅰ、応用会社法Ⅱといったものである。最短で3年の冬に全て取り終えることができるが、選考対象科目は、3年春までに取り終えられる科目に限られ、3年冬に取り終える科目はあくまで卒業に必要であるが、選考対象科目とはならない。3年冬に取り終える科目とは、応用民法Ⅲ、応用会社法Ⅱ、応用民事訴訟法Ⅱ、応用刑事訴訟法Ⅱである。そのため、メリハリをつけて、選考対象科目だけは、必ず良い点を取得できるようにする必要がある。他方、卒業要件となっている科目については、選考の対象にはならないため、予備の勉強などを優先したい場合はそれらを優先する勉強法もとりうる。

「合格の秘訣」について

5年一貫型は、GPA及び他に提出した書類と面接によって合否が決定する。5年一貫型の特徴としては、一番最初に行われる試験であり、合否が早い時期に決定するため、合格であれば、早く次に控えている試験に切り替えることができる。また、面接試験は人格的な評価のために行われるものであり、法律のことは一切聞かれないため、法律の勉強に自信のない自分にとっても、安心して受けることができる試験であるように思えたので、5年一貫型を選んだ。5年一貫型は、学部成績が大きな決め手であるように思われる。私はGPAが3.4程度あったが、例年その程度のGPAがある人は合格可能性が高いようであった。

おわりに

伊藤塾を利用して、早い段階で学習を始められたことで危機感をもって継続的に行うことができたことはよかったように思われる。伊藤塾では、合格後を考えた講座やセミナー、インターンシップを多数紹介しているため、それらに参加し、常にモチベーションを高く保つことができる。このような点からも伊藤塾は、試験に役立つ情報やモチベーションを提供するだけではなく、試験後のことを見据えたサポートをしている点で、利用してよかったと思える点である。法科大学院入学後は、司法試験を意識した学習をしていくこととなるため、より判例の理解をし、論文の表現力や正確性を向上させていきたい。



※プロフィールは2023年度合格時点のものです。