他の受験指導校を利用したからこそ分かる伊藤塾の高い質
| |
S.Gさん
予備試験受験経験あり他学部で合格部活/サークル/アルバイトと両立
|
|---|
学部成績:2.96 /秀:優:良:可=49:47:34:7
受講講座:司法試験入門講座本科生+短答演習・論文基礎答練、予備試験 全国公開 短答模試
| 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
|---|---|---|
| 呉・基礎マスター(入門講座) | カウンセリング制度(合格者・講師など) | 淡々と学習 |
はじめに
私が法曹を目指したきっかけは、社会の理不尽に対抗できる強い力を持った大人になりたいと考えたからです。私は教育学部に在籍していたため、大学2年時に介護実習があり、その際私は母子介護施設で実習を行いました。そこでは、パートナーからの暴力や、親からの虐待から逃れ、身を潜めているお母さんや子どもたちがいました。その現実を知った時に私は、理不尽に対する強い怒りとともに、困っている人たちを助けることができるだけの強い力を持った大人になりたいと強く感じました。それをきっかけに、弱者に寄り添える弁護士を志すようになりました。このような経緯のもと弁護士を志しましたが、いかんせん私は教育学部に在籍していたため、法曹を目指すためには受験指導校を利用しようと考えました。そこで私は一度伊藤塾以外の受験指導校に入りましたが、そこでは低価格を売りにしていたこともあり、かなり要点を絞った授業が展開されていました。全く法律の基礎がなかった私にとっては要点を絞った講義を展開する受験指導校の講義にはついていけず、基礎から発展まで手厚く学習フォローをしていただける伊藤塾への入学を決意しました。
私の勉強法
◇基礎学習について
私の勉強方法はとにかく「シンプル」を意識しました。確かに、勉強方法は多種多様であり、人によってそれらの勉強方法が合う合わないあると思います。しかし、私の勉強はとにかく呉講師から言われたことを徹底して行うようにしました。その内容は至ってシンプルで、①記憶が必要な部分はひたすら反復し覚える②アウトプット中心で、適宜基礎マスターやテキスト、条文を参照することでした。私も確かに勉強をはじめたての頃は勉強方法で迷いましたし、実際今でもたまに迷うことはあります。しかし、そういう時は、「呉講師が言ったことをやって、試験に落ちたのなら後悔はない」と思い、呉講師が紹介してくださる至ってシンプルな勉強を繰り返して、勉強を始めて1年で九州大学法科大学院の入学試験優秀成績合格者に選ばれることができました。
私が基礎マスター段階で工夫したことは、呉講師が口頭でおっしゃったことをメモすることでした。確かに呉講師は、メモするべきところはメモをとるべき旨の指示をしてくださいますが、呉講師のひとつひとつの発言は、内容を深く理解するうえでとても重要だと感じたのでメモをしていました。今でも暗記の際、そのメモをきっかけに内容を思い出したりすることがあるので、動画を止めてメモをとる習慣をつけると、内容の深い理解ができるのではないかと思います。あとは、呉講師はマーカーの色、太さにも細心の注意を払っておられますので、そのあたりの指示も忠実に守ることで、テキストがより見やすく、問いを解決するうえでさらに役立つツールへ変わるので、ぜひ指示も守るようにすべきだと思います。また、論証パターンは完璧にすれば盤石な基礎ができると思うので、有効に活用すべきだと思います。
大学生活の両立という点では、私は大学の野球部に所属し、そこでは選手兼監督という重要な地位を任されていたので、普段から練習を休むことはできませんでした。加えて私は野球の天才でもなかったので、結果を出すために人一倍の努力が必要でした。そのため、私は部活の時間、自主練の時間以外の隙間時間、例えば入浴中、トイレ中、ご飯中、食器を洗っている最中、通学中、歯磨きをしている最中、ドライヤーをしている最中など、あらゆる時間で勉強をしました。部活も、勉強も、一度きりの人生ですから、全てやれるに越したことはありません。無理して続ける必要はないと思います。
◇法科大学院対策について
私は九州大学法科大学院の既修コースを受験し、結果的に優秀成績で合格をすることができましたが、実は私は九州大学法科大学院の過去問をあまり解いていません。というのも、基本的には論文マスターで取り扱った司法試験の過去問を何周も繰り返しておけば、法科大学院入試では十分におつりがくると思っていたからです。実際、入試では司法試験頻出のテーマが多く出題されたため、司法試験対策をしていた私にとってはどの科目も正直とても簡単に感じました。そこで、基本的には司法試験、予備試験の過去問を何度も繰り返し、①論点抽出ができるようになること②論点が抽出できたとして、それをしっかり書けるようにすること③論文全体として読みやすい文章、構成ができるようにすることを目指せば法科大学院入試は突破できると思います。なお、九州大学法科大学院の行政法は、過去問から同じ内容が繰り返し問われる傾向にあります。また、問題の形式も司法試験とはかなり異なるので、行政法は特別な対策が必要だと思いました。そこで私は、二次募集の試験問題も含め、これまでの全年度の過去問を解き、その全ての回答を用意していました。そのおかげで行政法ではおそらく完全解を書くことができたと思います。このように行政法は、過去問を対策しているかどうかで得点に大きな差が生まれると思いますので、ぜひ九大ローのホームページから過去問を入手し、適宜出題趣旨も確認しながら対策を進めていくと良いと思います。なお、刑事訴訟法も独特の形式ですが、問われていること自体は司法試験の過去問を解くこと、論証を抑えることで十分に対策ができますので、必要以上に恐れる必要はないと思います。
その他の科目に関しては、一度くらいは過去問を解き、試験時間内で書き切れるかを試してみると良いと思います。そのほかには特別対策は不要で、普段の司法試験に向けた学習がそのまま入試対策になると思います。
予備試験との平行受験において法科大学院入試で工夫したこと
私は教育学部の3年時に法曹を志し、予備試験突破を目指しました。結局は4年時の試験で落ちてしまいましたが、予備試験に本気で合格する気で学習した一年は、私の大きな糧になりました。確かに、制度改革等もあり、ローに入れば司法試験の受験自体は在学中にでもできます。しかし、何年も先の司法試験に向けて勉強すると、なかなか身が入らなかったり、焦ることができなかったりするため、予備試験合格を目指すべきだと思いますし、その予備試験に落ちても、予備試験合格に向けて意識高く学習したことは決して無駄にならないと思います。
「合格の秘訣」について
私は少しでも早く実務家として仕事をしたいと考えたので5年一貫型の試験を受けた。5年一貫型の試験のメリットはまず、少しでも早く司法試験の受験資格を得られることにあると思う。これにより学費や生活費を浮かせることができるので金銭的な負担をかなり軽減することができる。また、普段から時間があまりないため緊張感を持って集中して勉強する環境を設定することができる。デメリットはバイトなど他の活動の時間が制約されてしまうことにあると思う。やはり、普段から良い成績を維持しなければならないので勉強時間が必要で他の時間がなくなってしまう。普段の学部の試験は伊藤塾の基礎マスターでおおよそカバーできていたので試験前に焦ることなくゆとりを持って試験に臨むことができた。
おわりに
私が伊藤塾を利用して良かったと考える点は、法を深く理解できたことです。とはいっても、まだまだ私は未熟ですのでこれからも学習を継続していかなければならないのですが、伊藤塾を利用して1年が経過した今感じることは、長い時間の講義が私の基礎を作っている、ということです。私は他の受験指導校を利用したこともありますので、よくわかることなのですが、実際伊藤塾の講義は長いし量も多いと思います。しかし、無駄なことはひとつもありません。むしろ適切な理解のために必要最低限にまで削られたものが伊藤塾の講義だと思いました。
法科大学院入学後は、意味がないと言えば意味がないかもしれませんが、高い意識を持ち続けるためにも予備試験の合格を目指します。
