時短勤務・子育てと勉強を両立しながら予備試験合格!
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D.Fさん
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受講講座:司法試験入門講座本科生+リーガルトレーニング、予備試験論文直前答練+全国公開論文模試、予備試験口述模試
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はじめに
私は第一子が生まれて9ヶ月の時に入塾し、その後時短で職場に復帰しつつ、予備試験4回目のチャレンジで合格しました。はじめたきっかけは、将来振り返った時に、子育てで自分を犠牲にしたと思いたくなかったこと、大学の友人から伊藤塾で勉強をはじめたと聞いた時に大学時代に受験した行政書士試験の記憶が蘇り、チャレンジしてみたいという気持ちが湧いてきたことでした。その後伊藤塾で開催された社会人合格者の方の講演に子どもを抱っこ紐に入れて参加し、上手く時間を見つければ合格できる可能性はありそうだと踏んで、講座に申し込みました。
私の勉強法
◇基礎学習について
はじめの数ヶ月は育休中でしたが、子どもを認可保育園に預けていたので、猛スピードで基礎マスターを進めました。行政書士の受験経験があったとはいえ、法律も変わっていたり、問われる知識の深さが全く違ったりしたので、一から勉強し直す感覚でした。
基本的にはウェブで講義を聞き、その後テキストを読み直して復習、というパターンを続けました。伊藤塾長が予習は不要とおっしゃっていたので、予習は全くしませんでした。また、復習としてはテキストを読み返すことと並行して、学習支援システムを使って勉強した部分の理解をチェックしていきました。基礎マスター答練も、なるべく決められたタイミングで提出するようにしました。基礎マスターの時点では暗記などはあまりせず、次の内容に進むことを優先しました。
3ヶ月遅れではじめた基礎マスターでしたが、民法後半で追いつき、その後はカリキュラム通りに受講したので、翌年の短答に間に合いました。
◇論文学習について
基礎マスターを一通り終えたものの、論文マスター受講当初は何をどう書けばいいのか皆目見当がつかないような状態が続きました。一度は答案構成を考えてはみるものの、何も思い浮かばず答案例を見てしまったり、講義を聞いてしまったりということがほとんどでした。せめてもの練習として、答案例を読んでから、逆に答案構成を自分なりに書き出してみる、といったことを続けました。答練もボロボロで、毎回恥を忍んで提出していました。
何もできない自分が情けなく、いつになったら答案例のような美しい答案が書けるのか、と気が遠くなる思いでしたが、冷静に考えれば最初からできる人はいないので、続けていけばきっと書けるようになるのだろうと気楽に考えるようにしました。
論証については機械的に暗記することと、理由や流れを理解して自分の言葉で整理することを行き来して、徐々に身についていきました。
◇短答式試験対策について
学生時代から一問一答的な試験が得意だったので、学習開始当時から短答は難なくいけるだろうという予感がありました(その分論文に苦労することが目に見えていました)。
実際、1年目は基礎マスターと学習支援システムだけで、180点を取れました。しかし、2年目は論文を優先した結果、合格が危うい点数まで落ちてしまい、やはり短答対策はそれなりにやるべきだと思いました。
3年目、4年目は、上3法は市販の過去問集、下4法は伊藤塾の合格セレクションを使い、直前2ヶ月程度は短答学習に専念したところ200点に乗せることができました。
一般教養による上乗せも侮れないので、最後まで真剣に受けることが重要だと思います。
◇論文式試験対策について
論文マスターはメタメタでしたが、1年目の試験は六法欲しさに受験しました。実際に受けたことで自分の実力と合格との間の距離感が何となくつかめました。
論文マスター終了後は、秋島講師のゼミに参加したり、コンプリート答練を受講したりし、2年目、3年目は500位台でした。あと一歩突き抜けるためにどうしよう、と考えた時に、伊藤塾の電話相談で論文マスターをとにかく繰り返し解くというアドバイスをいただき、それを実践しました。
その後迎えた4年目は、本番で問題を解いている時の感覚が全く違い、どの科目でも何を聞かれているのかが明確にわかりました。結果、2桁台の順位でしたので、新しい問題よりも基本を地道に繰り返すのが一番の近道だったようです。
秋島講師のゼミは、毎回目から鱗の考え方を提示してくださり、かなり理解が深まりました。おすすめです。
◇口述試験対策について
4回目の論文受験は手ごたえがあったので、論文の合格発表前から要件事実や刑法各論の基本書などを読んで過ごしました。一緒に声に出して練習する相手がいなかったので、伊藤塾からいただいた再現集を見ながら、1人でぶつぶつ答えを呟くという練習をしました。
働きながらの学習方法について
勤務は時短なので、働きながらならではの苦労はあまり大きくありませんが、強いて言えば定時で帰る人を貫くのと、有給休暇を戦略的に使うのがコツだと思います。
小さい子どもがいるため、勉強時間は基本的に子どもが寝ている時間と会社の行き帰りが中心です。夜は子どもと一緒に寝て、朝5時から7時が机に向かえる時間です。一見難しそうな子育てとの両立ですが、子どもに合わせて規則正しい生活を送ることになりますし、飲み会などもほとんど出なくなるので、リズムさえ作れば意外と継続しやすいという面があります。
休日は通勤時間がないので、勉強時間は平日より減ってしまいます。子どもの突発的な病気で予定が狂うこともあるので、4年間、おしなべると1日2時間程度の勉強を続けてきた、という感じです。自分と家族が健康でなければ勉強どころではないので、まずは健康を第一にすることだと思います。睡眠時間を削ることだけはしませんでした。
他資格からのステップアップ学習法について
大学時代に伊藤塾で行政書士講座に通っていました。その時に法律の勉強は楽しいと感じたことが、予備試験挑戦につながりました。
おわりに
やればやるほど、自分には天性の理解力も驚異的な記憶力もないということが実感され、ある程度時間をかけてやるしかないと覚悟が決まっていきました。社会人の場合、短期合格をあえて目指さず、数年間かけるつもりでじっくり取り組むという戦略もひとつだと思います(私の場合、そうならざるを得ませんでした)。
論文合格時に、社会人合格者の先輩に言っていただいた「よく気持ちを切らさなかったね」という言葉が、私にとっては一番の褒め言葉でした。
予備試験合格を目指すには、家族や職場、多くの方々の理解や協力が必要です。ある意味、自分のわがままを通して勉強させてもらいました。司法試験に合格して、これまでの恩返しをしたいと思います。
