徹底した基礎作りが最終合格に最も貢献したことは明らかです
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F.Nさん
大学1年生からスタート法曹コースで合格部活/サークル/アルバイトと両立
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受講講座:司法試験 入門講座 2年合格コース 本科生+リーガルトレーニング、予備試験 全国公開短答模試、予備試験 全国公開論文模試、予備試験口述模試 など
| 私の「推し講座」 | 私の「推しフォロー制度」 | 合格のカギ(秘訣) |
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| 基礎マスター(入門講座) | カウンセリング制度(合格者・講師など) | 盤石な基礎 |
はじめに
弁護士にはいろんな憧れ(金銭面も含みます)が積み重なって気がつけば目指していたものでした。その中でも特に大きな要因だったものを挙げるとすれば、①誹謗中傷による悲しい事件が増える中でインターネット関係の法律問題に興味があったこと、②憲法に強い関心をもったことです。憧れを漠然と抱きながら大学に入学し、コロナ禍でオンライン授業ばかりの退屈な日々が始まりました。そんな日々の中で「何か高い目標をもって取り組みたい」と強く感じ、予備試験対策を早いうちから始めることにしました。大学1年生の5月のことでした。
私の勉強法
◇基礎学習について
基礎マスターの最初に"盤石な基礎"という言葉を講師から聞くことになります。この"盤石な基礎"は予備試験を突破するために何よりも重要であることは合格した今だからこそよりハッキリと感じます。予備試験の合格率3~4%の試験ですから、どうしても難しいこと・応用的なことが書けないと受からないんだと思ってしまいがちです。しかし、試験で差がついているのは意外にも基礎的な部分だけなのです。そんなわけで、私は"盤石な基礎"を修得することが基礎マスター段階での目標に据え、復習を重視しました。具体的には、①講義を聞く→②テキストを復習し、定義・論点についてのカードを作る→③短答過去問を解くというサイクルを繰り返し、時々作ったカードを中心に全体のおさらいをするということをしていました。今振り返ると、復習に時間を使い過ぎてしまっていたなという反省もありますが、この徹底した基礎作りが最終合格に最も貢献したことは明らかでした。基礎マスターで得た知識は論文マスターと一体となって完成するという部分もあるので、とりあえず論文マスターまで受けることも重要ですが、基礎マスターを受講し終えると、その科目をイチから基礎作りするという時間はなかなか作れませんから、可処分時間・講義の消化ペースと相談しつつ、できる限り復習の時間をとるべきです。
◇論文学習について
私が論文マスターで最も好きなところは答案例です。法的三段論法を中心とする一貫していて真似しやすい答案の型で各問題の答案例が作られており、たとえ見たこともないような問題や難問に出会うことがあっても答案の骨格が崩れないというような真の応用力を養うことができます。また、各問題のランク付けも非常に助かりました。私は、短答に合格した時点では論文マスターを受講できておらず、短答後から論文までの間に各科目の答案の書き方を超特急で身に着ける必要がありました。論文マスターの問題は、講師が適切に優先順位を指定してくれますから、Aランク・◎といった重要問題を優先して解くことで、答案作成の基礎力を早急に身に着けることができました。
月並みですが、論文マスターは予習が重要です。私も上述の通り時間がない中での論文マスター受講でしたが、少なくとも当該問題について自分なりに考えてから講義を受講していました。一度考えた問題の回答を聞くのと、検討していない問題の回答を聞くのでは後の定着度にかなり影響が出ますから、少しでもいいので予習は必ずしましょう。復習については、自分が作った答案構成を自己添削していました。この自己添削を通じて、自分の答案をどう修正すれば理想的な答案になるのかというのが明確になるのでオススメです。
◇短答式試験対策について
短答式試験は根性勝負だと思っています。やはり細かい短答知識を脳に詰め込む作業はどうしてもつまらないですし止めたくなりますから、これを逃げずに乗り越えることが何よりも重要です。勉強法については、①基礎マスターを読む→②該当箇所の短答過去問を解く→③間違えた部分を基礎マスターで確認しつつ、間違えた条文・判例を判例六法にフリクションでマークするというサイクルを繰り返していました。そして、判例六法のマーク部分は定期的に確認し、「もう完璧!」となったらマークを消すようにしていました。基礎マスターテキストは網羅性に定評があり、短答知識についてもほぼ全て記載されていますから、基礎マスター受講生は知識不足で悩まされることはないと思います。
◇論文式試験対策について
基礎マスターで習うような基礎知識は、論文マスターの知識と一体となってはじめて完成するもので、二つは車の両輪のようにどちらも欠くことができないものです。そのため、インプットばかりでもアウトプットばかりでも論文の力はなかなか伸びません。問題研究の問題を解く際には、"その問題が"解けるようになることだけでなく(もちろんそれも大事ですが)、"その科目の問題が"解けるように抽象化して学習できると良いと思います。法的三段論法の組み立て方や、論点までの導出の仕方、問題文の事実の使い方等です。また、問題を一問解き終わるたびに、その問題のポイント・得られた学びを3個言うようにするという方法もオススメです。
◇口述試験対策について
口述試験は何か新しい知識が必要になるということはほとんどありません。論文までで身につけた知識を紙ではなく人に伝えるようにするだけです。自分が積み重ねてきたものを信じて勉強を怠らなければ問題ないはずです。伊藤塾の口述模試は、何よりも問題のレベル感が本番に非常に近いです。ほぼ全ての口述受験生が受けるというのも魅力的です。必ず受けるようにしましょう。
「学生生活との両立について」
予備試験は合格率3~4%の難関試験ですから、ある程度覚悟を決めなければ受かる試験ではありません。なので、大学生活で一番頑張ったことは何かと聞かれて"勉強"と答えられるくらい頑張ってほしいです。しかし、一度しかない大学生活ですから、勉強以外のことにも積極的にトライしてみてほしいです。大学生活で二番目に頑張ったことは?三番目に頑張ったことは?と聞かれてスラスラ答えられるような人を目指しましょう。それらは合格"後"の人生に必ず役立ちます。私は、サークルの会長を務めたり、バイトリーダーを務めたりしていました。試験の直前期は素直に周りの人に頼りつつ、勉強以外の活動にいざ取り組むときは勉強のことは極力忘れて全力で取り組むように意識していました。
おわりに
相対評価の試験ですから、伊藤塾で同じことを習っている仲間が膨大な数いるという安心感はすごかったです。司法試験は予備試験よりも問題の難易度が上がり苦戦を強いられるとは思いますが、"盤石な基礎"が最も重要であるということは変わらないはずです。それを忘れずに、残り5ヶ月淡々と実力を身に着けていきたいと思います。
