2025年度 予備試験合格体験記
隙間時間の活用でサークルと両立し1年で合格

G.Eさん 東北大学法学部4年
◆大学在学中合格 ◆学習1年で合格 ◆法曹コースと両立
| 合格のカギ | 信頼できる基本書を見つけ出し、それを信じ続けること |
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はじめに
予備試験は自分の力試しのために受験しました。伊藤塾に入塾したのは大学3年の4月からです。私は、司法試験に合格したいという気持ちはありましたが、それを実現するためにはどのような勉強をすべきかわからず不安を感じていました。そんな中、受験指導校の中でもシェア数の多い伊藤塾という存在を知り、ここに入塾すれば安心して司法試験合格を目指して勉強できると考えるにいたり、伊藤塾への入塾を決意しました。
私の勉強法
◇基礎学習について
私は司法試験入門講座 呉・基礎本コースという講座を選択しました。呉講師の基礎マスターの特徴は、司法試験予備試験合格のために必要な知識を絞り、本当に必要な知識に的を絞った講義がなされる点にあります(あくまで司法試験予備試験(口述試験を除く)を合格するうえでは十分という意味です)。また、呉コースでは呉基礎本という基本書を使って学習するのですが(一部の科目を除く)、この呉基礎本も要点がかなりまとまっており、周回をしやすいつくりとなっているため、何度も教科書を読んで覚える自分の勉強方法とかなり相性が良かったです。また、基礎部分は自分の知識の幹を作る場であり、長い目で見てかなり重要な工程になると思います。幹という自分のよりどころがあることで、安心して勉強を続けられますし、現場思考型の問題が出てきたときも幹をうまく活用して対処することが可能になると考えます。この幹の部分がスカスカだと問題を解くことは難しいですし、アウトプット型の勉強をしようとしてもあまり効率的ではないと思います。まずは、基礎部分をしっかり固めるようと意識すること、絶対に覚えてやろうと努力することが、勉強のかなめだと個人的に思います。工夫した点としては、基礎本でもわからない箇所で理解したいと思った点は、あまり広げすぎないことを意識しつつほかの参考書を読んで、呉基礎本等に書き込んでみるようにしました。
◇論文学習について
論文マスターについて、全範囲をカバーしているにもかかわらず、問題数は多すぎないため、当初苦戦はしましたが、早いうちに周を重ねることができるようになっています。また、呉講師の場合、科目によってはインプットとアウトプットを並行して講義を行うこともあり学習の効率が高いと思いました。論文マスターを受講するうえで意識していた点は、まず問題文から論点を探し出すことです。これは1周目からずっと続けるべきと考えます。また、それとともに予習の段階で答案構成に留めず自分なりに答案を書くことも意識していました。後々見返すと稚拙な文章であったりしますが、早い段階で答案を書きはじめたことで、論文を書くことに早めに慣れ、抵抗感をなくすことができたと思います。また、やはり論文を自分で解いて書いてみることが自分の成長につながると思いますし、自分への自信にもつながったと思います。
◇短答式試験対策について
基礎マスターがかなり役立ったと思います。合格するだけなら基礎マスターをしっかり受けて、基本書を繰り返し読み、過去問を2-3年分解けば高い確率で合格できると思います。私は、行政法以外の六法の過去問19年分を5周、行政法に関しては2周しました。短答答練は本当に最終段階に入ってから知識の確認用に使いました。加えて、伊藤塾の学習支援システムでは短答の過去問をランダムに解いたり年度ごとに問題を解いたりしたりもできるためとても重宝しました。知らない知識が含まれる問題およびその解説は各法律の各分野ごとにワードでまとめて、移動時間に音声再生して繰り返し聞いていました。一般教養についてはどのような出題がされるかだけ大まかに把握だけして他には特に対策しませんでした。
◇口述試験対策について
口述試験では、より実務的な出題がされるため、さすがに基礎マスター等だけでは出題範囲をカバーしきることは難しく、新たな知識を身に着けることが必要になるのかなと思います。もっとも、伊藤塾の講義を通して基礎部分をがっちり固められていたので、新たな知識をスムーズに身に着けることができました。また、口述模試は点数の相場観を知り、緊張感の中で知識を口に出す訓練ができるためとても有益だったと思います。
大学生活との両立ついて
私は法律に関するサークルで一定の重要な地位についていたため、その運営の仕事と勉強を両立させる必要がありました。私が意識した点は、どれぐらいの時間を何に充てるかあらかじめ決めておくことと、隙間時間に勉強をすること、勉強を生活の自然な一部として取り込むことです。隙間時間の活用法としては、活動の合間合間の時間や、料理等の家事の放置時間、移動に電車を用いるときはその乗車時間に、それぞれ基本書を読むようにしていました。
法曹コースとの両立
ただ伊藤塾の基礎マスターで学んだことを反復し、論文マスターで出題された問題を周回していました。もっとも、判例を知っていることがより重要と考えたので、特に憲法は判例百選を全て読み込みました。東北大学における法曹コースのカリキュラムは、指定された講義(六法+決済法)演習を少なくとも3つ以上履修するというものでした。課題等は特にありませんでした。予備試験の勉強をはじめてからは、それまであまりよくわかっていなかった大学の講義の内容が理解できるようになり、講義自体を楽しく感じるようになりました。また、予備試験の勉強をはじめて法律に触れあっていくうちに法律に対して親近感がわき、講義をより積極的に受講したいと思うようにもなりました。加えて、法的にどこに着目して学習すべきか少しずつわかるようになってきます。
終わりに
伊藤塾は、私の法律学習において最初の一歩を踏み出す力を授けてくれたと思っています。伊藤塾に入塾したおかげで、私は安心して法律の勉強に取り組むことができましたし、こうして合格体験記を書き記すこともできています。正直司法試験を受けるのはまだまだ先だと思っていたので、まだ実感がわいていませんが、手にしたこのチャンスを無駄にしないように、7月の司法試験に向けて勉強に励んでいこうと思います。
