2025年度 予備試験合格体験記
目の前の課題をこなすことで自ずと合格ラインに到達

K.Mさん 会社員 50代
◆働きながら合格
| 合格のカギ | 七転八起 |
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はじめに
これまでの社会人経験(経営コンサルティング、経営企画、事業企画)を活かし、主体的に専門性を追求できる仕事をするために弁護士を目指した。どう勉強をはじめていいかわからず、受験指導校選びで踏ん切りがつかないとき、4年前の12月下旬に日経新聞の「それでも親子」という記事欄で伊藤塾長の記事を読んで決心がつき、翌年2月から始まるコースで勉強をはじめました。
私の勉強法
◇基礎学習について
基礎マスターの講義をなるべく遅れないように心がけ、ほぼスケジュール通りに全部聞き終えました。並行して、伊藤塾の学習支援システムの1問1答を可能な限り解いてみました。時には、まだ講義を聴く前に1問1答を解いてみたりしました。隙間時間にスマホで短答の問題が解けるので、これはとても役立ちました。短答の問題を解くことで、何がポイントかがわかるので、復習の効率も上がりました。まずは、短答を解いてみる。これは、絶対におススメです。学習をはじめて3年間は、基礎マスターテキスト、論文ナビゲートテキスト、問題研究以外のテキストしかやっていませんし、そもそもそれ以外に手を伸ばす時間はありませんでした。基礎マスターテキストや論文ナビゲートテキストは、それ自体を復習するというより、論文や短答の問題を解く中で適宜振り返り、少しづつ理解を深めていきました。
◇論文学習について
論文マスターもなるべくスケジュール通りに講義を視聴しました。自分で起案してから講義を聞いた方が良いのは分かっていますが、時間がないので、とりあえず聞き終えることを優先しました。そして、消化不良のまま、論文マスター答練に取り掛かりました。答練をやりはじめてから、はじめて腰を落ち着けて論証を自分なりに書きやすいようにアレンジしてストックしたり、該当する基礎マスターテキストやそこに掲載されている重要判例を読み返すなどの復習をしはじめました。論文マスターが終わると、論文過去問答練をやって、解説冊子に乗っている論点や判例を復習することで学習のペースを作りました。過去問のほとんどは一度論文マスターでやっている問題なので、初見ではないのですが、当然書けません。問われた範囲をもう一度基礎マスターテキストや論文ナビゲートテキストで復習して理解を深めました。必要に応じて、追加の論証集も自分用に作りはじめました。論文学習で一番効果があったと思うのが、コンプリート論文答練です。解説冊子で復習するというのは、論文過去問答練と同じですが、「採点実感」には一般的に受験生に不足している理解のポイントがコンパクトにまとめられており、とても参考になりました。また、参考答案とそれに対する添削コメントも勉強になりました。これらに書かれている内容は、別途自分用に作っている論証集の中に書き加えていきました。
◇短答式試験対策について
学習支援システムを活用しました。基礎マスター講義を受けている間は1問1答を、その後は通常の問題形式で解きました。と言っても、学習をはじめて1年半後の最初の短答試験に向けては、何度も繰り返し問題を解くというレベルには全く達しておらず、1科目1回分の復習をするのに1日かけたのを覚えています。具体的には短答答練で問われた問題を完璧にするために、問われた問題の範囲の過去問をやり、必要に応じて基礎マスターテキストに立ち返り復習をしました。全科目の復習が終わる前に次の短答答練がやってくるので、結局消化不良のまま短答試験本番を迎えたのですが、初の短答試験を突破することができました。翌年2回目の短答試験には落ちたのですが、敗因は効率よく短答対策をやろうとして、勉強が広く浅くなってしまったからです。改めて、盤石な基礎が必要だと痛感しました。そこそこの理解度の知識を増やしても正答率はなかなか上がらないと思います。やはり、確実な知識を積み上げる必要があります。
◇口述試験対策について
論文試験を突破したのであれば、知識レベルはすでに口述試験に向けても十分なレベルに達していると思います。あとは、口頭での受け答えに慣れること、口述試験で特に問われやすい分野の知識を確実にするだけです。過去問の再現集や、模試、及び口述試験対策セミナー等が大変参考になりました。また、民事では、岡口講師の要件事実シートを何回も繰り返し復習しました。
終わりに
基礎マスター講義、論文マスター講義、論文過去問答練、コンプリート論文答練と充実した教材があるので、何を学習すればいいかで悩むことはありませんでした。ひたすら、目の前に与えられた課題をこなしていくうちに、着実に力がつき合格ラインを超えることができました。コンプリート論文答練に取組み、論文試験の直前の半年前で急速に伸びたと感じています。この調子で、司法試験に向けて更に実力を伸ばし、上位合格を目指したいと思います。
