場所、時間を選ばず受講できるWEB講義は、忙しい大学生の味方です。伊藤塾ならWEB受講生にもフォローが充実しています。

名古屋市役所

S.Kさん
 

合格者イラスト
◆出身大学 : 国公立大学文系学部4年在学中
◆ 最終合格 : 名古屋市
◆ 内  定 : 名古屋市役所
◆ 予定進路先: 名古屋市役所 ●伊藤塾受講講座:
〔入門講座〕地方上級・国家一般職本科生+択一・記述トレーニング

※プロフィールは、2015年合格時点のものです。


はじめに

私が公務員を目指そうと思った理由は、安定性があり、女性でも生涯にわたって働ける職業であると考えたからです。このようにはじめは安易な考えから公務員を目指した私でしたが、公務員という仕事を調べているうちに、様々な仕事に挑戦できる環境などに魅力を感じました。そこで公務員になるための効率的な勉強法を考えた時に、独学ではなく受験指導校に通った方が良いと感じたため、大学3年生の時に伊藤塾へ入塾しました。
私が伊藤塾を選んだのは、インターネット受講生に対するフォローの良さと受講料の安さです。公務員試験の勉強もサークルも両方頑張りたかった私には、ぴったりでした。

私がとった勉強方法

基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)
 

知能分野も知識分野も基本的にはこれ完の繰り返しのみでした。私は特に数的処理に苦手意識が強く、直前期になっても伸び悩んでいました。そのため、講師カウンセリングで坂本講師に対策を相談しました。すると、「はじめにどの問題を解くか優先順位をつけよう」というアドバイスをいただきました。そこで、自分が比較的得意と感じる問題やサービス問題などから解きはじめるようにした結果、ひとつひとつしっかり得点できるようになりました。こうした積み重ねで次第に得点率も伸びていきました。
知識分野のこれ完については、「表面を問題演習、裏面を参考書」、といった使い方をしていました。最初の1~2回は、回答を導き出すというより、解説をインプットする目的で使っていました。裏の解説部分が書き込みでボロボロになるまで読み込みました。
ある程度理解できてきたら、正答を選ぶだけでなく、間違っている選択肢を一言一句直せるようにしました。
また、毎日の勉強計画表を作り実行することで、教科ごとの学習時間が極端に偏らないようにしていました。この方法で勉強した結果、本番通りの問題演習では知識分野の回答時間を少なくできたため、その分を数的処理の回答時間に充てることができました。
こうして速く確実に解けるようになっていき、一ヶ月ちょっとで全体の得点率が飛躍的に上がりました。

一般論文試験・教養論文試験(記述式)について

論文の基本的な書き方は、坂本講師の論文対策講義で学びました。
しかし講義時間の関係上、各自治体の対策を全て網羅するのは当然不可能です。そこで、講師カウンセリングを利用し坂本講師に名古屋市の論文対策について相談したところ、なんと論文添削を個別でしていただけることになりました。
出題されそうなテーマや論点を過去の問題からピックアップしていただき、それに沿う形で私がいくつか論文を作成し、添削をいただくという進め方でした。他の生徒さんのご指導で忙しい中、一人の受講生のためにここまで丁寧に対応していただき、本当に感謝しています。
論文試験本番では坂本講師の出題予測が見事的中し、用意した回答をほぼそのまま活用することができました。
また、名古屋市は例年自己PR型のお題を出題する傾向にあるため、論文対策は面接対策にもそのまま役立ちました。

面接対策・模擬集団討論について
 

一次試験後に対策をはじめるのでは遅いと感じ、面接対策は5月ごろから行いました。一次対策と並行したため少しハードではありましたが、結果的にこれが徹底した事前準備につながり、最終合格の決め手になったと感じています。
自分で行った具体的な対策としては、主に
(1)過去のエピソードをひとつひとつ振り返り詳しく文章化
(2)想定問答を100問ほど作成
(3)志望先でやりたい仕事について深く調べる
でした。
伊藤塾の模擬面接ではかなり鋭い質問をされアタフタしてしまいましたが、その分本番では落ち着いて受け答えができたと思います。
自分が用意した回答・考えの弱い部分を指摘してもらえたことで、面接当日までに準備すべきことを明確にできました。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー 

インターネット受講では、忙しい受験生でも空いた時間に少しずつ講義を進めることができます。時間がない時は2倍速で聴き、理解しにくい時は動画を一旦止めメモをとる&繰り返し見る、といったことが可能なため、時間の有効活用を目的としている方にはおすすめの受講形態だと思います。
また、伊藤塾の講義は、ネット環境があればどんな時でも受講できます。サークルの合間や授業の空きコマ、移動中に携帯や学校のパソコンで受講でき、とても便利でした。

直前期と試験当日 

直前期のカウンセリング時、青野講師から「今までやったことの繰り返しが重要だ」とアドバイスをいただきました。そのため、とにかく手を広げないことを意識し、これまで入れてきた知識の再確認や時間を測っての問題演習を行いました。
これ完は少ない問題数で多くの出題ポイントを抑えることができるので、一次対策はこの一冊で十分だと思います。繰り返せば繰り返すほど知識が確実に定着していき、模試など初見の問題でも対応できる力が身につきました。
また、伊藤塾の直前講義では、各試験の出題傾向の分析、頻出分野の復習をすることができるため、とても重宝しました。特に時事対策は、薄い冊子に要点や解説を分野問わずしっかりまとめてあり、見直しがしやすかったです。
試験当日は、ポジティブな音楽を聴く、直前期にいただいた「講師からの激励メッセージ」を見るなどして過ごし、コンディションを整えることを重視ました。「講師からの激励メッセージ」にあった言葉は当時の私にとってどれも響くものばかりで、自分がこれまでしてきたことに自信を持つことができました。

モチベーションの維持について 

私が勉強に集中できるよう家事を代わりに行ってくれた家族、普段から応援の言葉をかけてくれていた友人、そして、直前期にカウンセリングを行ってくださった伊藤塾の坂本講師・青野講師の存在が、私にとっての大きなモチベーションでした。
特に直前期は精神的に不安定だったのですが、周囲の暖かいサポートのおかげで最後までやる気を維持することができました。

最後に 

私は、名古屋市を自分のような若者世代や単身者、転勤者が気軽に地域の輪に参加できる街にしたいという思いをもっています。そのために市の地域コミュニティ活性化に携わる仕事をしたいと考えているのですが、まずは、早く職場の内外から信頼される職員になれるよう、主体性と相手目線を大切にして目の前の職務に励みたいと思います。
民間企業の選考に比べて公務員試験は時間がかかるので、内定をもらった周りの友達を見て少し不安になるかもしれませんが、そんな時こそ、「公務員になって社会をよくしたい」という強い思いがその不安を乗り越える力になると信じています。
公務員試験は、努力した分だけ合格に近づけます。最後まで諦めずに頑張ってください。