さまざまな機関の話を聞いたら、思いもしないところで魅力を発見できました。

福井県庁

A.M さん(22 歳)
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : 早稲田大学文学部
◆ 受講講座 : 地方上級・国家一般職コース本科生、合格・内定ゼミ
◆ 最終合格 : 福井県庁、国家一般職、特別区Ⅰ類
◆ 内    定 : 福井県庁
◆ 予定進路先: 福井県庁

※プロフィールは、2018年合格時点のものです。

はじめに

最初は国家公務員に興味を持ち、公務員を志望しました。きっかけは、1年生の頃にインターンシップについて調べているときに、ちょうど文部科学省のインターンシップの募集があり、業務内容紹介を見たことでした。公務員になるには試験を受ける必要があると知り、受験指導校を探しました。
伊藤塾は、値段が手頃でありながら、カウンセリングや面接対策まで充実していることもあり、入塾しました。早い段階で入塾したので、大学では資格科目の受講やボランティア活動なども行いながら試験勉強ができました。
伊藤塾ではWeb受講ができるので、自分のペースに合わせて勉強することができて、良かったです。来校したときには、スタッフの方が声をかけてくださることもあり、面倒見が良いのも魅力的だと思います。

私がとった勉強方法

専門試験(択一式・多肢選択式)について

Web受講をしていたので、講義を2倍速で一通り視聴した後、「これ完」を中心に勉強しました。
2年生の頃から受講していた法律科目は「これ完」を7周、3年生から受講をはじめた経済科目も、「これ完」を5周はしました。講義で使用したテキストは、「これ完」の答え合わせの際に見直していた他、通学途中の電車の中でも読むことで、インプット学習をしていました。
ゼミでは、理解度を確認するテストがあったので、そのテストに合わせて勉強することで、学習スケジュールに遅れることなく知識を定着させることができたと思います。

基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について

数的処理は得意と言えるかは微妙でしたが、法律科目等の勉強に疲れたときに息抜きになる楽しい科目だと思って勉強していました。
最初は、なかなか答えにたどり着けませんでしたが、慣れるとできるようになるので続けることが重要だと思います。英語は、図書館で不要になった英字新聞をもらって読んでいました。時事の勉強にもなると思います。知識分野は、直前期に毎日数問ずつ解いていました。

一般論文試験・教養論文試験(記述式)について

伊藤塾で、国家公務員総合職の教養区分対策のためのゼミに所属していたので、そこで論文の添削等を手厚くしてもらいました。講義では、重要な政策についてわかりやすく解説していただいたので、ためになりました。政策を勉強するとともに、実際に論文を書き、人に見てもらうことが対策になると思います。

面接・集団討論について

模擬集団討論は2回参加しました。本番では、模擬集団討論と同じテーマが出されたので、参加してよかったです。面接対策としては、10月頃から1,2ヶ月に1回程度、面接カードを添削してもらっていたので、一次試験後の時間のない中での準備が楽になりました。
模擬面接は4回受けました。こちらも、本番でも同じ質問がされることがありました。また、模擬面接で慣れてくると、本番の面接で緊張を抑えることができました

普段の生活と試験対策について

大学ではボランティア活動を行っていた他、資格科目の学内講座の受講やアルバイト、サークル活動もしていました。3年生の夏休みまでは、授業期間中は大学を優先して、公務員試験の勉強は長期休業中に行っていました。
授業期間中でも、電車に乗っているときなど空き時間に勉強をするようにはしていました。3年生の秋学期からは、授業期間にも公務員試験の勉強を並行して行っていました。3年生の春学期までに、大学の取得すべき授業をある程度取っておいたりサークル活動で役割を果たしておいたことで、メリハリがついたと思います。

「内定と進路決定」の理由

最初は国家公務員を目指していましたが、最終的には福井県庁に決めました。実は、福井県は地元ではなく、Iターンということになります
理由は、東京よりも落ち着いた環境で生活したいと考えたからです。Iターンを決めたきっかけは、総務省の地方への移住政策の話を聞いたことでした。さまざまな機関の話を聞くことで、思いもしないところに魅力を発見できる機会につながると思います。

どのようにモチベーションを維持したか

周りの人からの応援があったから続けられたのだと思います。同じサークルやクラスの人に、公務員試験を受けると宣言していたので、気にかけてくれていました。そう言った人たちに、こちらは勉強をすることで恩返しができると思いました。良い意味で、プレーシャーを与えてくれてもいたと思います。
伊藤塾のスタッフの方も、近況などを聞いてくださるなど支えてくださいました。勉強を続けるには息抜きをすることも重要です。私は、その日にやるべきことを決めて、一区切りついたらゲームをしていました。

最後に

福井県の方は心が広く、偶々出会った方が、Iターン就活をしている私に「東京から来てくれるのは嬉しい、頑張って」と言ってくれたりもしました。
そうした方に負けないような相手を思う気持ちを持って行政サービスを行い、県民の方々の生活を支えていきたいです。
これから公務員試験を受ける方は不安になることも多いと思いますが、支えてくれる人がきっといるはずです。伊藤塾のスタッフの方々の支えは心強かったです。とても感謝しています。