司法試験入門講座からのスタートで、3年次は司法試験に合格。1年生からの入塾で、両方の道を選択肢とすることができた。

財務省

Cさん
 

合格者イラスト
◆ 出身大学 : 国公立大学文系学部 4年
◆ 受講講座 : 司法試験入門講座
◆ 最終合格 : 国家総合職 法務区分
◆ 内    定 : 財務省
◆ 予定進路先: 財務省

※プロフィールは、2019年合格時点のものです。

はじめに

伊藤塾には司法試験対策で入塾しました。国家公務員対策でも、時々ゼミやカウンセリングを利用していました。もともと国家公務員志望だったので、1年生の時から入塾することで両方の道を選択肢とすることができました。大学3年で司法試験に合格したことが大きかったです。

私がとった勉強方法

基礎能力試験(多肢選択式)について

伊藤塾でいただいた国家総合職用のテキストと過去問(法務区分過去6年分ほど)を適宜使って数的処理の学習を進めました。始めた時期は、8月からで、9月の司法試験合格発表までは、一応教養区分を受ける可能性も考慮して勉強していました。法務区分は教養区分と同じ量の数的処理の問題に加え、6問ほど基礎能力試験Ⅱの分野(時事3問、社会科学・自然科学・人文科学各々1問)が出ます。そのため、教養区分対策をしていればそれで包含されます。私は時事対策だけして、社会科学・自然科学・人文科学分野はほとんど対策しませんでした。コストパフォーマンスの面で、それぞれの膨大な範囲を復習する必要性は低いと思います。
数的処理に関しては、テキストの問題や過去問など、同じ問題を繰り返し解くことはある程度必要かなと思います。同じ問題が出るわけではありませんが、基本的な考え方は身につくと思います。あとは地頭やこのような問題を解いた経験(中学受験など)によるところが大きく、司法試験のようにやればやるだけ伸びるものでもない気がしました(ただし教養区分であればやればやるだけできるようになるとも聞きました、基礎能力試験Ⅱの話かもしれません)。

政策課題討議について

政策課題討議試験についてはほとんど対策していません。伊藤塾のゼミで本番同様のシミュレーションを一度やってくださったことで、こうやってやるんだというのがわかり、どのようにレジュメを書くか、どんな役回りをするかなど、考えておくことができました。

官庁訪問について

説明会に参加したり自分の原点に立ち返ったりして志望動機を磨くようにしました。

普段の生活と試験対策について

普段の生活を犠牲にする必要は全くありません。むしろいろいろなことをやって、空いた時間に対策すれば良いかと思います。確かに試験前は不安になりましたが、杞憂でした。省庁のインターンシップにも何度か行きましたし、部活動やアルバイトもそれぞれ週2~3でしていました。

どのようにモチベーションを維持したか

短期間なので司法試験の時と違ってモチベーションに大きな変動はありませんでした。むしろ法務区分は他の区分よりも早く終わるので、そこまでの辛抱だと思って頑張れました。受かった後のことを想像したりするとモチベーションの向上につながるかもしれません。

最後に

法務区分を受けようと思われる方は司法試験の合格者だと思いますが、司法試験に合格されていれば夢の実現まであと一歩です。あと少しだけ頑張れば試験勉強は全て終わりなので、最後まで気を抜かずに頑張ってください!