合格・内定には自分が一番驚いた。勉強した法律知識は自分の糧になる

中央省庁 Y.Uさん

 
合格者イラスト
◆ 出身大学 : 国公立大学文系学部 4年
◆ 受講講座 : 国家総合職 主要科目スピードマスターコース
◆ 最終合格 : 国家総合職 法律区分
◆ 内    定 : 中央省庁
◆ 予定進路先: 中央省庁

※プロフィールは、2020年合格時点のものです。

はじめに

部活の先輩が公務員として活躍されている話を聞いたり、地方活性化について考えたりする中で、公務員だからこそできることに興味を持った。過疎化や中心市街地の衰退への対応など、ある程度長期的な視野を持って、様々な機関と調整しなければできないことに公務員なら携われると思った。自分の周りのためだけでなく、日本全体のために働ける公務員に魅力を感じた。
伊藤塾を選んだ理由は、先輩にすすめられたのと、入塾相談の電話をした際に、講師の方から率直な意見を聞かせてもらえたから。テキストの内容への信頼感はあったので、ひたすら繰り返すことに集中できたのはよかった。また、スタッフや講師の方とオンラインながらも密に接点を持てたのはよかった。

 

私がとった勉強方法

専門試験(択一式・多肢選択式)について

ひたすら「これ完」を繰り返した。常識的に考えてわかるものは一回だけやって終わりにして、常識とずれていたり、馴染みのないものだけをピックアップして短い時間で一気に覚えようとした。
半年前からやるつもりだったが、部活が忙しかったり新型コロナの影響があったりして、結局ひと月くらい前から全力で取り組むことになった。ひと月前くらいまででようやく講義を受け終えたが、「これ完」はほとんど手をつけていなかったので、ひと月前からは「これ完」をずっとやった。
網羅的な勉強はひと月では到底できなかったので、講師の方にヤマをはってもらうなどもした。結構ヤマが当たっていて助かった。試験一週間前は1日 14 時間以上、大学受験前以上に勉強したと思う。試験直前期は体調管理が一番大事で勉強量は減るとよく言うが、自分にはそんな余裕がなかったのでひたすら詰め込んだ。ひと月前まで全然進んでいなかったので、受かったらラッキー程度に思っていたが、最後頑張ってよかった。

 

専門試験(記述式)について 

新型コロナの影響でなくなったので何もしていなかった。もしあったら間に合わなかったと思う

 

基礎能力試験(多肢選択式)・教養試験(択一式)について

数的処理、判断推理の問題集を一周して、過去問2年分だけ解いたが、それっきりでほとんど対策しなかった。法律科目の息抜きに1日 30 分くらい見直すくらいだった。時事問題の本も買って息抜きに読んでいた。

 

⾯接・集団討論について

新型コロナの影響で事前面談会の後にあった。講師の方に練習相手になってもらい率直な意見をもらえた。

 

事前面談会・官庁訪問について

公務員の先輩のアドバイスや、伊藤塾講師の方との面接練習、弟にも協力してもらって、話す機会をできるだけ多く作った。話すのが苦手なので、たくさん口を動かして準備した。基本オンラインだったので、面接直前にも弟相手に話したりした。霞ヶ関に集まった時も、近くの人と他愛もない話をして口を動かそうとした。
期間が始まったら、面談の中で頂いたアドバイスや知識をメモにまとめながら整理して、次の面談に備えた。オンラインだったのでその点はしやすかった。

 

普段の生活と試験対策について

大学生活は、体育会の部活の合宿が大半を占めていた。合宿しながら勉強するのはとても大変で、事実、新型コロナの影響で合宿が中断するまではほとんど勉強できていなかった。新型コロナの影響で試験が延期になったことも自分にとっては救いになった。
部活の話ももちろんしたが、親の転勤の関係で地方在住経験があることもしっかり伝えるようにと採用担当の方からアドバイスを頂いた。

 

民間企業の就職活動について

民間も一応数社応募して面接を受けたが内定はない。数が少なかったので公務員試験への悪影響はなかった。面接の練習になった点でメリット。

 

どのようにモチベーションを維持したか

もともと体を動かすのが好きだったので、息抜きに家の周りをランニングして日光を浴びたりした。

 

最後に

いろんな人のことを考え、考えたことを実行できる公務員になりたい。
まだ働いていないので公務員か民間か将来的にどちらが良いかわからないが、公務員試験で勉強した法律知識は自分の糧になるし、何より受かると嬉しいのでチャレンジすると良いと思う。