伊藤塾の記述式対策は群を抜いてすばらしいものだと思います

M.T さん(41歳)
 

合格者イラスト
私立大学法学部卒業 専業受験生
◆受験回数: 3回
◆苦手科目: 午後択一式
◆主な受講講座〔中上級講座〕ツーステップ登記法講座、記述式スキルアップ講座、択一記述アウトプットコース、ピンポイント弱点対策小教室(処分の制限の登記・信託の登記、非典型担保)
〔直前対策講座〕直前パック

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

会社に勤めていくより、何か独立してできる仕事がしたいという思いが強くなり、独立開業できる資格として司法書士を選びました。
通える受験指導校を探したところ、入門段階では私が住んでいる横浜に伊藤塾はなかったのですが、中上級の段階では横浜校が開校しており、後述する理由もあり伊藤塾を選びました。横浜校ではブースでの受講が主でしたが、スタッフの方もとても親切でしたし、質問回で講師が横浜に来てくれることもあり、しっかりと学習に取り組めました。

私がとった学習方法

入門段階の勉強法

私は法学部出身でしたが、卒業後10年以上経過しており、一からやり直しでした。年をとったせいか学習したことが翌日にはすっかり記憶にないことも多く、10代20代の頃とは違うなあとしみじみ思いました。そこで、択一式対策は、過去10~15年の過去問を何度も解き、わからないところはテキストや条文を確認することの繰り返し、記述式対策は、雛形の暗記と答練の問題などを商登法、不登法各1問ずつ解くことの繰り返しをしていました。しかし、択一式の会社法・商業登記法の対策が追いつかない状況で本試験を迎えてしまい、かろうじて基準点は超えたものの、あと数点足りないという結果でした。

中上級段階の勉強法

2年目は1年目と同様に過去問中心としたのですが、直前期の模試で、特に午後択一式の解答時間が考えていたより短くならず、記述式の解答時間にしわ寄せがいき、記述式で凡ミスをしたり時間が足りないということが多くなり、本試験でも同様の状況となってしまい、午前択一式が基準点に達しないという結果に終わってしまいました。
3年目は、課題が午後択一式の解答時間短縮とはっきりしており、伊藤塾だけが「時間短縮」を明確に掲げ、その手法を提供していました。年内は書籍「うかる!司法書士必出3000選」を、直前期は「択一クライマックス総整理」「択一実戦力養成答練」を時間を計測しながら解く訓練をひたすら行いました。択一式対策は、条文読み込み以外はほとんどそれだけです。
記述式対策も伊藤塾の講座だけを繰り返しました。記述にはそれなりに自信もありましたが、これを機会にしっかりやろうと記述式対策に定評のある伊藤塾の講座を申し込みました。伊藤塾の記述式対策講座は、理論(ツーステップ)、雛型定着(スキルアップ)、問題の解き方(答案構成力)、答案作成のテクニック(リアル)、直前予想(うかる!記述式)と目的が明確で、何度も繰り返し定着を図りました。

直前期の勉強法や試験当日について

直前期は、6日でクライマックスの教材を繰り返し復習することにひたすら努めました。司法書士試験は覚えないといけないことが多いですし、記憶を維持しその精度を高めていくには、ちょうどそれくらいが適当でした。そして、1週間に1回のペースで模試を受け、記憶の定着状況を確認しました。模試の復習も、必要以上に時間をかけず、間違えた問題を「凡ミス」「記憶不足」と、クライマックスに載っていないような「捨て問」にジャンル分けし、「凡ミス」の原因を分析し次に活かすこと、「記憶不足」の事柄をしっかり覚えることを意識しました。その結果、課題だった午後の解答時間も60~70分くらいに短縮することができるようになりました。
記述式対策は、「スキルアップ」で雛型の訓練と「答案構成力」や「うかる」の問題を1日1問ずつ解くことを繰り返し、主要論点のマスターに努め、引っかかった論点は「ツーステップ」のテキストで確認しました。おかげで模試でも満点がとれたりするようになり、記述式については自信を持って本試験に臨むことができました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

伊藤塾は、どの講師の方も話がわかりやすく、熱意があると思います。また、伊藤塾司法書士講座として、全体の意思統一が比較的とれているように感じました。
教材もしっかりしており、一番使い込んだクライマックスの教材をはじめ、私にとっては読みやすく理解しやすいものばかりでした。
特に記述式の講座は、他校に比べても抜きん出ているように思います。最初、「ツーステップ」は申し込んでいなかったのですが、「スキルアップ」で蛭町浩講師の講義を聴き、追加で申し込みました。「うかる」で横浜校の質問回に蛭町講師のライブ講義があり出席しましたが、質問に対しポイントを外さず的確に答えていらっしゃる姿にやっぱりすごいなと感銘を受けました。
「答案構成力」の山村拓也講師の講義も、これまで記述式の答練の解説講義を聴いた中でも群を抜いてわかりやすく、とても印象に残りました。

最後に

本試験の朝、試験会場に向かう際に結構緊張しましたが、せっかく伊藤塾で勉強したんだからと思い 「やればできるやればできる」 と何度かつぶやいて気持ちを落ち着かせました。試験中、解答に詰まったときも高城真之介講師が「最後まであきらめない」と熱く話されていたことを思い出し「やればできる」と何度か念じて乗り切りました。
講師の方々、横浜校のスタッフの方々をはじめ、伊藤塾の皆様には感謝の思いでいっぱいです。