宅建・行政書士からステップアップ!独学から切り替えた「二つの改革」で合格!

渡邉 紀宏(ワタナベ ノリヒロ)さん (41歳)
 

合格者イラスト
早稲田大学卒業 会社員

受験回数:6回
主な受講講座
【中上級講座】 択一実戦力養成答練、記述式答案構成力養成答練

【直前対策講座】 全国公開模擬試験
 


私はこうして司法書士を目指す決意をしました

宅建、行政書士の資格をもっていましたが、さらにステップアップを図りたいと思いました。
4回受験までは独学の兼業受験生でした。しかし、仕事をしながら年間を通じてコンスタントに学習のモチベーションを維持することができず苦心していました。過去問を1回終えたくらいで勉強しなくなってしまっていました。

このままでは、毎年同じことの繰り返しで永遠に受からないと思い、二つの改革をしました。①独学は断念し、受験指導校を利用すること ②学習時間を確保するために職場の近くの24 時間利用できる有料自習室を利用することにし、平日仕事後、そのまま学習することにしました。

伊藤塾講師へのメッセージ

特に記述式に関しては、初めて山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」を受けた時、自分の今までの学習、知識では全く歯が立たないと思った衝撃は忘れられません。自分がまだまだ未熟であることを痛感し、もっと早く受講しておけば良かったと強く後悔しました。2年受けたのですが、1年目は講義についていくのがやっとでした。

高城真之介講師の「択一実戦力養成答練」では恥ずかしながら偏差値40 なんてこともあり、高城講師の設定する基準点はおろか平均点にも遠く及びませんでした。ある程度できるだろうと高を括っていた択一式ですら圧倒的な実力不足を痛感しました。
結果として5年目は午後の択一式で基準点に達しなかったのですが、今までとは違い、年間を通じて学習を継続でき、この感じなら来年はきっといけるという手応えがありました。 

・6年目年内
本試験の反省、分析をし、まずは弱点である午後択一式を徹底的に克服しようと民事訴訟法と不動産登記法を最優先に択一の基礎知識から固めました。同時に前年の択一式答練の問題を解き直しました。

・6年目 1月~3月
山村講師の「記述式答案構成力養成答練」と高城講師の「択一実戦力養成答練」を2年連続でインターネット受講し、ペースメーカーとしましたが、前年と異なり山村講師の講義にもついていけるようになりました。問題のレベルも高く、なかなか点数は取れませんでしたが、練られた良質な問題は感動したこともありました(1年目の受講ではそのことすら気づきませんでした)。

高城講師の「択一実戦力養成答練」については、毎回おおむね偏差値60 を超えるようになり、基準点プラス2点付近を意識できるようになりました。前年よりもパワーアップしていることを自覚しました。前年の頑張りが生きており、やればできると発奮材料にしました。択一式はなんといっても、解説に載っている出題のポイントと周辺知識のまとめ図表が実に混乱しがちなポイントを突いていて、知識を整理できました。インプットの軸としました。

最後に

私はとりわけ頭が良いわけでも、体力に自信があるわけでもありません。それでも司法書士試験に受かったのは、私一人の力ではなく、伊藤塾の講師の熱心な指導、職場の理解、協力がなければ兼業での合格はありえませんでした。直前期に有給休暇の利用を認めてもらったことは本当に大きかったです。職場には迷惑をかけました。この場を借りて協力、応援してくださった皆様にお礼申し上げます。

また、仕事が忙しく思うように学習できない兼業受験生の方、実力はあるのに午前午後記述と点数を揃えることがなかなかできずに気持ちが折れそうになっている方、諦めないでください。もがいているうちに、必ず合格を手にすることができるものだと自分を信じて欲しいと思います。