高城真之介講師の講義はいつも情熱的で、最後まで頑張れるエネルギーをいただきました

辛 彰男さん(24歳)
 

合格者イラスト
朝鮮大学校政治経済学部卒業 専業受験生
◆ 受験回数1回(他、試し受験1回)
◆ 主な受講講座
【入門講座】 入門講座本科生(高城クラス)
【中上級講座】 演習コース
【直前対策講座】 択一直前総整理講座、実力診断テスト、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は日本で生まれ育った在日朝鮮人です。私は大学入学当初から、在日外国人を取り巻く様々な法律問題を解決できるような法律家になりたいと考えていました。そして様々な法律系資格を調べてみたところ、幅広い知識を持ち人々の生活に密着した「町の法律家」である司法書士に興味を持ち、司法書士を目指す決意をしました。伊藤塾には当時司法書士を目指していた先輩にすすめられ入塾することにしました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

入門段階の学習法について
 

入門講座は高城クラスを受講しました。最初の方は高田馬場校にてライブで受講していたのですが、自宅から高田馬場まで結構な距離があったため、途中からインターネットで受講することにしました。個人的にはインターネット受講の方が通学時間及び交通費を削減でき自分の生活リズムに合わせて勉強を進めることができたので良かったです。高城講師がテキストと過去問の往復が重要だとおっしゃっていたので、入門段階ではその日の講義の該当過去問を、その日のうちに、遅くても次の日までには解くように心がけました。また、知識が抜け落ちないためには定期的な復習が大事だということを高城講師がおっしゃっていたので、講義を受けた日をテキストの上部に記録して、1週間後と1ヶ月後にそのページに戻ってきて復習するようにしました。それ以外にも空いた時間に今まで学習したページをパラパラめくって復習していました。その場合、一言一句丁寧に読んでいたわけではありませんが、テキストのどこにどのようなことが書かれているか、どのような図や表があるのかを軽く頭に入れておくと、しっかり復習しようとする時に一からの復習になることなく、スムーズに復習することができました。1、2年目は入門講座のテキストと過去問だけで学習していました。

中上級段階の学習法について(択一式対策)

中上級段階では「択一直前総整理講座」のテキストをメインテキストにし、「テキストを読む」→「該当する過去問を解く」→「知識が曖昧な箇所はテキストを再確認」というローテーションで学習を進めました。憲法の統治、民法、民訴は「テキストを読む」の前に条文を読んでから学習に入るようにしていました。また、似たような制度等、比較しながら学習した方が効率的な箇所についてはテキストの端に関連するページ数を書き込み、必ず見比べながら学習するようにして、テキストを横断的に学習することを心がけました。その他の工夫としては、制度ごとにどのような視点で学習するべきかを書き込み、制度趣旨を理解しながら学習をするようにしました。
年明けからは高城講師の「択一実戦力養成答練」を受講しました。答練では問題を解いた後にすぐ解説をしてもらえるので、自分が理解できていない箇所を明確に把握することができ、曖昧な知識も正確な知識にすることができました。  

中上級段階の学習法について(記述式対策)
 

記述式対策としては、年明けから不動産登記と商業登記を交互に毎日1問、本試験レベルの問題(過去問又は「記述式答案構成力養成答練」の問題)を解くようにしました。間違った箇所はしっかりと解説を読み、雛形が曖昧な箇所はもう一度書いたり、何回も声に出して読んだりして覚えるようにしました。
答案構成については自分なりに少し工夫をしましたが、答練における山村講師の答案構成方法をベースにしました。

直前期(4月~試験前日)の学習法や試験当日について

直前期は、2週間で全ての科目のテキストを1周(該当箇所の過去問を解くことを含む)できるようにローテーションを作成して、ひたすらその繰り返しをしました。日曜日は、模試がある日には模試を、模試がない日には過去問を本試験と同じ時間帯で解き、自分にとってベストな本試験での行動パターンや時間配分を模索するようにしました。記述式対策については、年明けからの学習方法と同様に本試験レベルの問題を毎日1問解くようにしました。
試験当日は、自分はやれるだけの勉強はしてきたのだから絶対合格できると自分に言い聞かせました。午後の試験ではかなり時間に追われましたが、記述式で0.5点でも多く取ってやるという気持ちで最後の最後までくらいついたのが合格につながったと思っています。

伊藤塾講師へのメッセージ 

私は高城講師の入門講座を受講しました。高城講師はいつも情熱的で、講義を受けるたびにエネルギーをもらっていました。本試験当日も会場で高城講師と力強い握手を交わし、最後まで頑張れるエネルギーをもらいました。高城講師と出会えてよかったです。本当にありがとうございました。 
山村講師には「記述式答案構成力養成答練」で答案構成のノウハウを教わり、その結果、記述式試験で安定した点数を取れるレベルまで成長することができました。

最後に 

私は、日本人の方々の権利を保護することはもちろんのこと、日本社会における在日外国人を取り巻く様々な法律問題を解決し、もっと社会を発展させていけるような司法書士を目指していきます。これから司法書士を目指される方々へ、「自分が何故司法書士を目指すのか」、それを追求することが大事だと思います。その信念が強ければ強いほど苦しいことがあっても勉強を続けることができます。信念を持って勉強し続きれば必ず合格できます。頑張ってください。