法律事務所に勤務していた際、仕事を通して司法書士と接する機会が多く、司法書士という仕事に自然に興味を持ちました。ちょうど自立できる資格を持ちたい、と考えていたこともあり受験を決意しました。
　地方在住ですので、Web で受講できる伊藤塾を選びました。

中上級段階の学習法について

　私が受講した講座は「択一実戦力養成答練」と「記述式答案構成力養成答練」及び「全国公開模擬試験」です。
　「択一実戦力養成答練」については、非常に丁寧な解説講義があり、アウトプットとインプットが同時にできるような非常に満足度が高い講座でした。
　私は、1 月から3 月までの間はこの講座の問題とその問題についてのテキストでの確認を交互に繰り返し行いました。そうすることで、4 月からの直前期の模試に太刀打ちできる知識を定着させることができたのではないかと思います。
　「記述式答案構成力養成答練」についても、答案構成用紙の使用法など、解説が非常に丁寧でした。記述の成績がなかなか安定せず困っていたのですが、この講座のおかげで自分の答案作成方法を確立することができ、模試の成績も安定してきました。

直前期の学習法や試験当日について

　直前期に入り2 回模試を受けましたが、受けっぱなしにせず必ず模試の「解説講義」を受講しました。上記の講座同様伊藤塾はアウトプット講座についての解説が丁寧で、模試については本試験の予行演習以上の意味を見出すことができ、受講して本当によかったです。
　本試験は、予想以上に午後の時間が足りず、不登法の記述式の最後の方が空欄になってしまい今年も不合格だと落ち込んでいましたが、なんとか合格することができました。

山村拓也講師

　記述の点数が安定せず悩んでいましたが、山村講師の講座を受講したおかげで答案作成の方法を確立することができ、特に不登法の記述については枠ずれを起こすことがなくなりました。

　何度も受験をやめようと思いましたが、合格した今、受験を続けてきて本当によかったと思います。これからは、地域に根差した法律家になれるよう地道に努力していきたいと思っています。応援してくれた家族や友人に、本当に感謝しています。