行政書士試験合格からのステップアップ。
苦しかった受験生活の思いは、
祝賀会での講師の言葉と祝福の笑顔でふっとびました

K.Kさん(20代)
★行政書士とWライセンス

◆受験回数 6回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生
中上級講座》演習コース
直前対策講座》うかる!記述式、全国公開模試

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 行政書士の受験を経て、ダブルライセンスを考え司法書士資格があることを知り挑戦してみようと思ったことがきっかけです。
 伊藤塾を選んだ理由はガイダンスに行き、合格者の方とお話をさせていただき合格を身近に感じることができたこと、カリキュラムがしっかりしていること、受講料が安いことなどです。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①入門段階の学習法について

 まずは講座をきちんと消化することを目的に勉強しました。わからないことだらけだったのですが、一通り学習すると次第にわかってくると講師もおっしゃっていたので、わからなくてもどんどん進んでいきました。登記法ははじめてだったので特に大変で、どうすれば解けるようになるか随分と悩みました。講師や受験仲間のいつの間にかできるようになっているという言葉を信じて勉強を続けていたように思います。

②中上級段階の学習法について

 私は択一の使用教材として「択一クイックマスター総整理講座」のテキストを使い、足りない知識を入門テキストから見つけルーズリーフに書き、「択一クイックマスター総整理講座」のテキストに加えて使用教材としていました。昨年択一式の上乗せが少なく総合落ちという結果だったので、年内は昨年度含め直近3年分の択一式全肢を自分の使用教材と照らし合わせ、何問取れるのかを再度確認しました。その結果、使用教材で上乗せも十分取れることが実感できたので今までと同じ教材を使いました。年内は主に民法、不登法の「択一クイックマスター総整理講座」、過去問等を中心に勉強しました。直前期のことを考え年明けからの「択一実戦力養成答練」に合わせ、科目ごとに1ヶ月前までに一通り終わらせるように意識して勉強をしていました。年明け以降は「演習コース」を受講しました。択一については科目ごとに1ヶ月前に一通り終わらせていたので、知識がどの程度抜けるかの確認に答練を使いました。その結果、思った以上に残っていることを知ることができ、この経験が直前期の不安な時期の助けになりました。答練の終わった科目については、答練と過去問の解けなかった肢について、直前期のためにまとめノートを作ったりしていました。
 記述については山村拓也講師の「記述式答案構成力養成答練」を受けました。この講座で教わる答案構成の基本的な枠組みを知り、それを自分なりにアレンジすることでどんどんミスは減っていくと思います。そして並行して、登記法の択一知識の精度を上げることで本試験レベルの問題について問題なく解けるようになると思いました。私は記述について自分なりの方法を固めた後は、択一で出た記述論点になりそうな知識や記述答練で出た論点のまとめノートを作成することを中心にしていました。答練等の問題については1週間に各1~2問ほどしか解きませんでした。もう一度解くことよりもひな型や知識の精度を高めることに時間を使っていました。その代わりに、初見の問題としてこの答練の時間を最も重視し、解いている途中で疑問に思ったことなどを残り時間に構成用紙に書き、書いたものを答練後全てテキスト等に戻り復習するというやり方で受けていました。その他は「うかる!記述式」を受講し、負荷のある問題に慣れる練習をしました。「うかる!記述式」の問題が解けるようになっていることで、記述への自信が確信に変わった気がします。
 本試験が終わるまでは記述問題を解いた量の少なさに不安もありましたが、結果的に本試験での大きい論点の見落としや不登記法での枠ズレもなく答案を書くことができました。

③直前期の学習法や試験当日について

 私は毎日長時間勉強するということが苦手だったので、今年は直前期まではペースをあえて落として勉強していました。残り1ヶ月半頃からはペースを上げ、本試験の日がピークになるように調整しました。私は本試験択一式でいつも思ったような点が取れなかったので、択一の勉強を中心に1日になるべく多くの科目に触れるように意識し、記述については1週間に各2問くらいに抑えていました。まとめノートについては書き加えては移動時間や休憩時間に確認していました。模試は伊藤塾2回、他校各1回の計4回に止め、普段の学習を優先しました。昨年までは模試に合わせて勉強していた気がしますが、今年は本試験日だけを強く意識し勉強しました。もちろん満足いく準備ができずに模試を受けることになりますが、本試験当日もきっとそういう心境になるため予行練習と思うことにしていました。それでも全ての模試で良い判定をとることができ、本試験への自信につながったと思います。
 直前期に意識したことは、覚えている知識や解けた問題に時間を使うのではなく、苦手分野や不安な科目に力を入れ、その時にやっておきたいことを優先してやるということです。スケジュールは細かく設定せず、毎日何時間かはその日にやりたいと思った科目に使えるようにしていました。そうすることでスケジュールに追われず調整もしやすく、確認しておきたい知識を後回しにすることも少なくなったため、私にはこの方法が合っていたのかなと思います。また、直前期でも勉強だけという日はほぼなく、自分の好きなことをする時間を毎日作って気分転換をしていました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

高城真之介講師山村拓也講師
 択一では高城真之介講師の方法を知ることで、解くべき問題に時間を使えるようになりました。また高城講師には祝賀会で一番に声をかけていただき、合格を祝福してくださったことを感謝いたします。
 記述では山村講師の答案構成により、苦手意識が完全になくなりました。記述が好きになれたのも山村講師と答案構成講座のおかげだと心から思っています。
 今年は合格しないと合わせる顔がないという気持ちで勉強していたため、祝賀会でお話させていただいた時に気にかけていただいていたことを知り、合格を祝福していただいたことが嬉しかったです。

最後に

 絶対に合格できると思って臨んだ昨年が総合落ちだったため、これだけしてダメならもう一生受からないのではと思いました。それでも受験を続けられたのは受験仲間や先輩合格者の方々のおかげだと思っています。答練等で頑張っている受験仲間の姿を見ていつも刺激をもらっていました。
 合格を喜んでくれた家族、友人、先輩合格者の方々には感謝しかありません。
 合格するまで長くかかりましたが、続けてきて良かったと今では思えます。勝てば官軍。お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。