こんな経歴は
おそらく私だけですね

小さいころはプロ野球選手に憧れ、大学時代はロックバンドを組み、卒業後は芸能事務所のマネージャーとしてモデルの育成や仕事とのマッチングをする仕事をしていました。その後行政書士として開業し、司法書士試験に合格、現在は行政書士と司法書士を兼業しています。600人の司法書士試験合格者の中でこんな経歴はおそらく私だけだと思います。しかし、それぞれの経験が今年の司法書士試験一発合格に関係しているような気がします。

父に鍛えぬかれた勉強する
スタミナと“勉強癖”

 
子供のころ、私は勉強が好きではありませんでしたが、両親は指導に熱心で、特に父が厳しく私に指導してくれました。中学時代、試験前には家に帰ると問題集を解き、土日も1日8時間くらい勉強していました。父は「勉強しろ」というだけでなく、休日は付きっ切りで勉強を見てくれました。全部正解するまで食事なしとか、漢字を全部覚えるまで食事なしとか、本当に厳しい父でした。おそらく人生の中でもかなり勉強した時期で、今思うと“つらい日々”でした。しかし長時間勉強をするスタミナはつきました。今、父にはとても感謝しています。

え、留年?!
先のことを考えられなかった大学時代

“勉強癖”がついていたので、高校時代は予備校には通わず、現役で大学に合格することができました。この“勉強癖” を継続すればよかったのですが、それをできないのが私です。反動からか、大学入学後は思い切り遊びほうけてしまいました。大学の友人や地元の友人と毎日毎日、遊んでいました。バンドを組み、アルバイトに精を出し、そうなると授業は面白くないので真面目に通わず、4年生のときには留年してしまいました。それを知った両親は激怒し、留年時の学費は自分で払うことになりました。今でこそ、目標を立て、スケジュールを組んでそれに向かうことができますが、当時は先のことなど全く考えることができませんでした。

そして芸能プロダクションの
マネージャーに

就職の時期にアルバイトをしていたパチンコ店から社員登用の話もありましたが、それは違うと思い芸能事務所に就職しました。ゆくゆく大手芸能事務所へ就職するためのステップアップと考えて小規模な事務所に就職したのですが、逆に色々なことを任せていただき楽しく仕事ができました。マネージャー業を通じて「自分は人のサポートが性にあっている」と感じるようになりました。ただ一方で、芸能界は浮き沈みも激しいこともあり徐々に限界を感じてきました。入社して11年が経ったころのことです。

勉強を活かして自分を変える、
“行政書士”スタートへ

歳も30代中盤、生活を変えなければと考え、たどり着いた答えがかつて慣れ親しんでいた“勉強”をすること、そして資格を取得することでした。行政書士を目指すことに決め、法律の勉強を始め二年目に合格することができました。そして行政書士として開業しました。また仕事と並行してもう一つの資格取得を目指そうと思い、重複する科目が多い司法書士試験を受験することを決めました。行政書士の仕事が落ち着いてからとも考えましたが、“勉強癖”があるうちにチャレンジしようという気持ちが勝りました。開業しクライアントから様々な質問を受けましたが行政書士の職域外のことも多くありました。また会社設立案件などは定款作成と認証までしかできず、もどかしい思いをしました。そういうことも勉強に対してのモチベーションになったと思います。

いよいよ次は
司法書士へのステップアップ

横浜法務局に合格発表の
イメトレに行きました(笑)

勉強はやはり受験指導校を使おうと決め、行政書士でお世話になった伊藤塾の入門講座山村クラスを選択しました。年間通しての講義を本格的に聴くのは初めてだったのですが、こんなにわかりやすく教えてくれるのだと感動しました。そしてとにかく山村講師の言うことを信じて疑わず、言われた通りに勉強しました。行政書士業務を行いながらの勉強で大変な面もありましたが、仕事上お付き合いしている方やクライアントとの深い法律の話が徐々にできるようになり、学習のモチベーションに繋がりました。ライブで受講していたおかげで、講義中に合格者から直接生の声を聴くことができ、さらに講義後には交流の場まで作っていただきました。お会いした合格者の皆さんに共通していたのは、とても楽しそうだったことです。そんな姿から私も早く合格後の世界に行ってみたいと強く思うようになり、またそれがモチベーションに繋がりました。山村クラスでは当たり前のことでしたが、合格後他の指導校の受験生に聞いてみると「講義を受講するだけでそんな経験はできない」と言われました。

 

絶対に1回で合格すると
決めていた、でも…

最初から一発で合格してやると決めていました。山村クラスでは毎年一発合格者が出ていたので、「一発で合格する」ことを信じ、そして絶対に諦めませんでした。ただ一度だけ諦めかけた瞬間がありました。答案構成力養成答練の講座はライブの塾生に講師が問題を出題し、塾生が答えるというスタイルをとっていました。そこで私にはわからない問題を、あてられた塾生の多くが即答する姿を見て、受験生には実力者がたくさんいることを思い知らされました。「今年はだめかも…」と思ったのはこのときだけです。ただ結果としてこの出来事のおかげで私の一発合格してやるという思いはさらに強くなりました。

合格までの道のりは
すべて山村講師の入門講座で

山村講師の講義は合格までの長い道のりを計算し「今はここまで」とその時点においての到達目標を明確にしてくれました。「今はできなくても試験当日できればいい」という考えなど、スケジュールを長い目で見ることは、前職でモデルを育てる感じと似ていたので、しっくり馴染むことができました。私は模試で一度も合格推定点をとったことはありません。しかし本試験日に照準をあわせ、焦らず学習を続け、無事1回で合格することができました。

“かっこいい司法書士”に
なります

友達とわりわいやりながらボートに乗った写真

幼いころの両親の教育や、芸能事務所での経験、行政書士実務での経験など、すべてがいい形で結びついて合格することができたと思います。今の目標は「くだけた話もしやすいし、いい意味で法律家に見えない」と言われること。法律という言葉の持つ敷居の高いイメージを払拭し、たくさんの笑顔を増やすことができです。

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