大学時代からの夢、司法書士試験に合格!
試験は必要以上に怖がらず目の前の1問に最善を尽くすのみ

田中 宏敏さん(20代)

◆受験回数 6回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生(山村クラス
中上級講座》演習コース

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私が初めて司法書士試験を受けたのは2014年でした。そこから毎年受験し、6回目の今回、合格することができました。
最初に司法書士の資格に興味を持ったのは大学2年生の頃でした。法学部だった私は将来何か法律を使った仕事をしたいと考え、調べていく中で司法書士という資格を知りました。裁判官、弁護士、検察官の法曹三者ももちろん魅力的でしたが、より身近な、より生活に近いところで法律を使った仕事ができるというところに魅力を感じました。

伊藤塾を活用した学習方法

私が受講したのは、初年度に山村講師の「入門講座」、中上級向けの択一及び記述の「演習コース」でした。「演習コース」は二年目以降もWebで毎年受講していました。
「入門講座」では週3回、一年かけて必要な法律を学びます。民法などいくつかの法律は大学の授業でも学んでいましたが、「入門講座」で勉強したものはまた違い、なかなか理解できないこともありました。
学習範囲は広大で覚える量も莫大ですが、「まず過去問を解けるように」「出題可能性が高いところと低いところのメリハリをつける」という山村講師の言葉通り、山村講師がテキストの内容にAランク~Cランクまでランク分けをしてくださり、話し方に緩急がついた講義のおかげでより効率的な学習ができたのだと思います。
講義中はテキストをコピーして、講師の強調したところに線を引いたり、メモを取り、講義後に復習を兼ねてテキストに書き写していました。また、講師が作ってくださったレジュメを縮小しテキストに貼り、後日内容を思い出しやすいようにしていました。二年目以降も新しい判例や、改正部分を書き足していき、結局最後までテキストとして使ってい たのはこの入門講座テキストでした。
中上級の「演習コース」は、新たな判例や、出題可能性が高いものを再確認できます。
記述対策は単純な解き方だけでなく、問題の考え方から学べる講座です。なぜその考え方になるのか、そのパターンじゃないときはどうなるのか、他に考えるべきことは何があるのかを繰り返し考えていくことで、様々なパターンの問題に対応できるようになります。私は直前期に毎日一問ずつ繰り返し解くようにしていました。単純に答えを出すだけでなく、解きながら疑問に思ったことをメモしておき、それを確認していくことで、より問題を解く力が伸びたと思います。そのおかげで、本番でも記述問題で8割近くとることができました。
択一対策の講座は1月から4月上旬ですが、あえてその期間には解かず、5月下旬から解くようにしていました。直前期は過去問を何回も解くので過去問に飽きます。本当に、飽きます。特に何回も受験していると1年で70問しか問題が増えないので答えを覚えてしまっていることもあります。あえて直前期に新しい問題を解くことで気分転換にもなり、出題可能性の高い判例を知り、また自分の弱点が明確にわかります。僕の場合は会社法・商登法が弱かったのでその部分を重点的に復習できました。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

私は合格まで6年かかりました。今年合格できた理由を考えてみると、まず去年、1年目から4年目まで使っていた過去問を買い換えました。昭和のものも含めてより多くの問題に触れる必要があると感じたことと、過去問の順番で答えを覚えてしまい、ちゃんと考えることができてないと感じたからです。その結果去年の試験で初めて、午前午後両方とも基準点をこえることができました。
しかし記述問題で多く失点してしまったため、今年は記述対策に力を入れました。答練や模試の記述問題を丁寧に解くことで自分が何を書き損じやすいか、何が抜ける癖があるのか、本番に何を考えて解かなければならないのかを意識しながら取り組みました。その結果が今回の合格に繋がったと思います。
また、今年から実務の勉強もしてみようと、司法書士事務所に入りました。
試験とは関係ないこともありましたが、戸籍や、議事録といった実際の書類、申請書を数多くつくらせてもらうことで、より自分が何を勉強しているのかのイメージを持つことができ、また専業の時よりも時間が限られることでより勉強時間中もより集中できたのかなと思います。あえて勉強できる時間を制限することで何を優先するべきかを考える癖がつきました。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

最後に、この試験にこれから挑む方にお伝えしたいのは、「必要以上に怖がらないでください」ということです。勿論、簡単な試験ではありませんが、勉強していけば全くわからないということはありません。必要以上にこの試験を大きく見ていた結果、過去、本試験で自分を信じられず、ひらめきに頼ってしまいました。「目の前の1問だけを解く」「解けると自分を信じる」ことが本番の試験では必要です。
そのためにも過去問や模試の出来不出来に一喜一憂することなく淡々と勉強していくことが結局合格への近道になると思います。しっかり知識を固めていけば受かる試験であるということは多くの先生がおっしゃっていますが、本当にその通りだと思います。
知識を固める過程で自分の弱気に負けなければ、かならずそこに合格があります。
自分を信じて、無理せずこれからの勉強頑張ってください。