予防法務に憧れて司法書士の道へ、
受験時代の一番の反省は独学を決断した期間の無駄

平 佳苗さん(20代)

◆受験回数 7回
◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生
直前対策講座》直前フルパック

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

私は、大学では法学部に在籍しており、大学生の時に、法律に関わる仕事を調べていたところ、現役司法書士の方が書かれた本を読んだのがきっかけです。その本の中で、「司法書士は、登記業務を正確に行うことで、争いを未然に防げる予防法務」という考え方が書かれていました。争いが起こる前に防げるならそれが一番だと思い、司法書士を目指すことにしました。
私は大学卒業後、そのまま司法書士事務所に補助者として就職しましたが、司法書士業務は予防法務だなと感じることがあります。例えば、亡くなった方の相続登記を何十年も放置してしまい、相続人の数が増え、遺産分割協議が大変になるケースがあります。亡くなった方に子供がおらず、兄弟姉妹が相続人になる場合だと、亡くなってすぐに登記をしていれば、兄弟姉妹で遺産分割協議をして、相続登記ができます。でも、登記をせず長年放置していると、相続人である兄弟姉妹が亡くなり、兄弟姉妹の配偶者、その子供、と相続人がどんどん増えてしまって、遺産分割協議が大変になるケースがよくあります。
逆に、早めに相続登記を案内できたケースだと、スムーズに手続きができることもあります。将来の争いのもとを事前に見つけて、アドバイスをして、争いを防ぐ司法書士になることが私の目標です。

なぜ伊藤塾を選択したか

選択にあたっては、本屋さんで、受験指導校が出版しているテキストを見比べて、自分にあう受験指導校を探しました。その中で伊藤塾のテキストが一番見やすく、わかりやすくまとまっていると感じたので、伊藤塾にしました。
また、就職した司法書士事務所では、先輩も、伊藤塾を受講して試験に合格されたのですが、やはりテキストが良いとおっしゃっていました。業務にあたって、入門講座のテキストを読み返すこともあり、実務でもテキストに助けられています。

伊藤塾を活用した学習方法

仕事をしながらの勉強だと、時間の確保をどうするかが一番の問題だったので、隙間時間を活用するように心がけました。 
通勤電車の中で、「入門講座」の問題集を解いたり、電車の待ち時間や、ちょっとした時間に勉強できるように、過去問集をばらばらに小分けして、常に持ち歩いていました。仕事が終わって、夜に帰宅してから、机に向かうのはしんどいですが、隙間時間に少しずつなら、無理なく続けられました。
仕事が休みの日には、場所を変えて、自宅ではなくカフェや図書館で勉強をしました。場所を変えると気分も変わって、集中できました。

自身の受験経験を踏まえた、成功例、失敗談など

私が受験期間中、一番失敗したなと思う年は、独学で勉強した年でした。講座を受講しなかった年は、過去問を中心に、自分のペースで勉強をすすめていたのですが、限られた勉強時間をどうやって配分したらよいかよくわからなくなってしまい、苦手な科目ができてしまいました。
逆に、勉強時間が確保できないのに、たくさん講座をとってしまって、やりきれなかった年もあります。
自分にあった講座を選んで、選んだらそれだけを信じて、集中して取り組むのが、合格への近道だと思います。
講座を選ぶときは、自分は勉強時間をどれだけ確保できるのかを、まず考えて、時間内で、やり切れる分量はどれくらいか、ということを考えて受講するのが大切だと思います。
私は、今年の受験は、受験期間が長くなって、基礎知識はついていると思っていたのですが、模試の点数が悪いのが悩みでした。原因を考えると、知識が混同していたり、整理できてないからかなと思ったので、「直前フルパック」の講座を選んで、講座内で講師が言われたこと以外には手を出さないようにしました。その代わり、講義は2回繰り返して聴いて、理解して覚えるまでやりきりました。
直前期は、模試などでわからない問題が出てくると、不安になりますが、講座の問題集を繰り返し解くのが一番よかったです。結局、私がうまく活用できた講座は、1年目に受講した「入門講座」と、今年受講した「直前フルパック」でした。どちらも、講座に集中してほかに手出しをしませんでした。どの講座でもやりきるのが大切だと思います。

現在学習中、またこれから学習を始める方へのメッセージ

司法書士事務所に勤めていると、司法書士の人は親切で、面白い人が多い気がします。司法書士になる前の職業も様々で、法律と全然関係ない職業についていた人もたくさんいます。一緒に働く人も面白いし、仕事はやりがいがあり魅力的ですが、勉強が大変なのが司法書士だと思います。
皆さんが、ご自身にあった勉強方法で、効率よく合格されることをお祈り申し上げます。

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