今関 周子さん

◆主な受講講座
入門講座》入門講座本科生(小山クラス)
直前対策講座》択一登記法集中演習講座

私が司法書士を目指すことにした理由・想い

家族の事情で、長年勤務していた会社を退職し、時間ができたことを機会に、新しいことを勉強して新たなキャリアにつなげたいと考えました。当時、家族の後見、相続関係で司法書士の方にサポートいただいており、司法書士という仕事の社会的意義を強く感じていたことから、この仕事に携わることをめざすことにしました。

受験勉強中に私なりに工夫したこと

昨年は、午後択一に時間をとられすぎ、記述答案を書き切ることができませんでした。その後受けたある講義の中で、蛭町浩講師が「この試験では実務能力が問われる。実務に入ったら、限られた時間内(=コスト)で一定品質のアウトプットをお客様に届けなければならない。」とおっしゃったのを聞き、ビジネスマンとして当たり前なことを、試験勉強の中で忘れていたことに気づきました。そこで、決められた時間内でアウトプットを出す訓練に重点をおきました。午後の記述は、択一とトータルで、過去の本試験や模試を題材に、択一と記述の合計時間を決めて、記述答案を書ききる訓練を反復しました。その他では、民法改正への対応を優先しました。

感謝している方へのメッセージ

いつも叱咤し、背中を押し続けてくれた夫に心から感謝しています。直前期は、家事も精神面も全面的に支えてもらい、受験時期を通じての大切な伴走者でした。一緒に合格した学習仲間からは、勉強のアイディアや励ましや刺激をもらいました。おかげで、モチベーションを保ち続けることができました。実務現場を知りたいとの思いから、昨年の受験後に飛び込んだ司法書士事務所では、司法書士のあり方や仕事を学ぶとともに、応援していただき、心強かったです。気長に合格を期待してくれた母や友人たちにも、よい知らせを届けることができて、嬉しく思っています。

伊藤塾各講師へのメッセージ

私の司法書士学習の扉をあけてくれたのは、小山晃司講師の入門講座です。はじめての法律の学習だったので、わかりやすく、楽しく学習が続けられそうだったことが、選択の決め手でした。期待に違わず、毎回の講義はテンポよく、小ネタも面白かったので、楽しみでした。インターネット受講の場合、講師の声やリズムとの相性も継続の鍵のような気がします。最後まで学習を続けられたのは、思えば小山講師の入門講座の講義のおかげです。
髙橋智宏講師の「択一登記法集中演習講座」も大変有益で、印象に残っています。覚えにくい登記の規則についても、そうなっている理由を「そもそも」からご説明いただけるので、力技で覚える必要がなくなりました。おかげで、不動産登記の勉強が楽しくなりました。
また、教室に貼ってある伊藤塾長のものを含め、各講座の担当講師、問題作成者、スタッフの皆様からいただくメッセージは、常に前を向く力をくれました。ありがとうございました。

学習中の方やこれから司法書士試験を目指す方へのメッセージ

想定より勉強期間は長くなりましたが、私には妥当で必要な時間だったと思います。当初、資格がとれたらこんなことをしたいというイメージがありましたが、学習を続ける中でその夢(妄想?)がより明確になりました。知識レベルも、司法書士として期待されるレベルに一歩ずつ近づいていくように感じられ、今思うと楽しいプロセスでした。めざすゴールや合格までのアプローチは、人それぞれ異なると思います。旅は新幹線もいいけど鈍行列車もよし。現役人生80歳時代。合格の先のゴールを描いて、他の人と比べることなく、ご自身らしいペースで、確実に歩みを進めていただければ、その日は必ず来る気がします。

答練の復習を定期的に行いました。

覚えにくい事項はメモにしてA5サイズのファイルで持ち歩きました。

初めて法律の学習を始める方

司法書士入門講座

学習経験者の方

司法書士中上級講座