岡信 瑞希さん
私が司法書士を目指したきっかけは、社会に胸を張れる資格をとりたいと思ったことです。夫の転勤に伴い、新卒で入社した保険代理店の会社を退職することになり、当初は同業界への転職を考えていました。しかし、いざ履歴書を目の前にすると、自分には履歴書に堂々と書けるようなスキルや資格がないことに、愕然としました。このままでは何の力も身につけないままなんとなく社会人生活を送ることになる、絶対後悔する、と思い資格をとることにしました。受験時期と勉強期間を考えて、最初は行政書士の資格を取得しました。その時点での再就職も考えましたが、事務所の方の話を聞いて、司法書士の資格を取ればさらにフィールドが広がるということを知り、司法書士の資格も取ろうと決意しました。

廣川 祐司さん
現在の仕事は病院で相談員業務を行っていますが、その中で相続や成年後見について取り扱うことが多いことから福祉の知識のみならず法律知識も知りたいと思ったことが司法書士を目指したきっかけです。また、支援をしている方々のご家族から「家族も高齢になってくるが、今後どうしていけばよいのか」と質問を受けたことで信託にも興味を持つこととなりました。
勉強をはじめてからずっと週5日フルタイム勤務でした。法律の勉強ははじめてであったため理解できずに勉強を断念してしまうかもしれないという不安はありましたが、入門講座で基礎からわかりやすく教えていただいたことで、法律を学ぶことが楽しみとなりました。

高野 恵さん
司法書士を目指した一番のきっかけは母との別れです。父はすでに他界しておりましたので、両親を失った喪失感は思っていた以上に大きく、毎日泣いてばかりいました。そのような中、母が残した遺言公正証書謄本をみていて、相続登記や遺産分割協議書作成で司法書士の先生にお世話になったことを思い出しました。私は大学卒業後に会社の法務で勤務していたことがあり、10年以上前に旧司法試験の勉強をしていたことから、もう一度法律に関わる仕事がしたいなと思い司法書士を目指すことにしました。
資格の学校は、旧司法試験の勉強時に伊藤塾にお世話になりましたので、自然と今回も伊藤塾に決めました。

永島 俊さん
司法書士を目指したきっかけは、不動産会社での仕事を通じて、司法書士の業務内容などを知り、自分も司法書士になりたいと考えたことでした。
学習開始から合格時まで、正社員として働きながらの学習でした。すでに行政書士の試験には合格しており、民法や会社法などで既知の法律用語を、司法書士試験の過去問で見つけることができたため、軽い気持ちで学習を開始しました。学習開始した当初の不安事項としては、仕事をしながら合格することができるのだろうか?というものでした。これについては、会社の取引先である司法書士に質問をして、働きながらの合格者がいることを確認できたため、解消することができました。

深谷 典子さん
私は前職で公務員をしていたのですが、今のままの自分でいいのか?と常々思っていました。あるきっかけで役所を退職し、前職での法律知識を活かす仕事につきたいと考えていたところ、仕事で関わることの多かった司法書士の先生のことをふと思い出しました。当時、お世話になっていた司法書士の先生は、弁護士の少ない地域で簡裁代理から成年後見まで、地元に密着し、文字通り「法律事務の専門家として国民の権利を擁護し、もって自由かつ公正な社会の形成に寄与する」方でした。真摯で丁寧で当事者に寄り添った仕事、そんな仕事がしたいと思い、司法書士を目指しました。

北御門 嘉昭さん
私は平成元年頃司法書士の補助者として働いており、司法書士試験も何度か受験しました。何度も挫折を経験し、完全に諦めていました。
長い月日が経過して、50歳を過ぎた時、ある事情で職を失いました。色んな問題が重なり苦しかった時にある法曹の方の決断で私は救われました。残りの人生、法律を使いできるだけ多くの人の力になりたい。そう考え司法書士試験にチャレンジする決意をいたしました。

小林 洋輔さん
私が司法書士を目指したきっかけは相続関係に興味があり、争続という言葉を知りました。
人が亡くなって争いが起こるとはなんとも悲しいものです。それを未然に防げればと思うようになりました。
そして、ある程度難しい試験であることと、将来的に独立しやすい資格だったことです。やはり自分の事務所というものを持ってみたい。
難しいのを自ら望んだとはいえ、過去問をはじめて解いた時にはやめときゃよかったと後悔しました。しかし、司法書士試験はちゃんと勉強すれば受かる試験です。テキストをしっかり覚えれば過去問もちゃんとできるようになります。過去問ができるようになると、自信がついてきます。こうなるとあの時の不安はどこかへ行ってしまいました。

酒井 高さん
私は大学卒業後、法律事務所に就職し、23歳頃から司法試験合格を目指し勉強していましたが、司法試験改革で法科大学院に入らなければならなくなり、妻と子ども3人を抱えて法科大学院に入るのは、時間的にも経済的にも無理なので諦めました。その後、息子3人も無事に大学を卒業。私はその当時、所長が亡くなったことから法律事務所を退所し、自身で印刷物やWebのデザイン会社を経営していましたが、ようやく子育ても終わったので改めて自身の残りの人生を見つめ直し、もう一度、人のお役に立てる法律関係の仕事がしたいなと思い、53歳から司法書士試験合格を目指しはじめました。

勝又 厚美さん
当時、会社で資産運用の仕事しており、不動産投資も行っていたことから、上司から宅建を取るように言われたことがきっかけでした。宅建の資格を調べている中で司法書士という資格を知り、どうせ勉強するなら司法書士の方がチャレンジのしがいがあると思い、すでに入門講座は始まっていましたが、5月の連休前に急いで講座を受講しはじめました。また、その会社には自宅で開業していた85歳の税理士の取締役や70歳代の行政書士の監査役がいらっしゃり、ともに素晴らしい人格の方であったこともあり、年齢に関係なく仕事ができる仕業の魅力を感じたことも背中を押してくれました。

山田 元さん
私は大学等では法律とは全く縁のない学部に所属し、生活の中でも法律に触れる機会はほとんどありませんでした。その後就職した後、伊藤塾長が司法試験受験に関して書かれた書籍を手にする機会がありました。その本を読み、法律に関する仕事に大きな魅力を感じ、様々な資格の取得を考えましたが、最終的に司法書士の資格を志すようになりました。その後、仕事等の都合から時間の確保が難しくなり、一度受験を中断しておりましたが、数年前に再度試験に挑戦する機会が来ましたのでこの機会を逃すことなく挑戦することとしました。
受験開始時の仕事は比較的落ち着いており、遅い時間までの残業や休日出勤なども最低限でしたので、兼業受験を行う状況としては恵まれた環境であったと思います。再度挑戦するにあたり、年齢のことが気にかかり、少し躊躇しましたが、伊藤塾を含めた受験指導校から出版されている合格体験記を一読して、自分より年配の方がこの試験に挑戦し、現に活躍している方もいることを知り、再度の挑戦を決めました。

藤本 富子さん
私は、小・中・高・養護学校で講師をしていました。多くの学校をまわる中で「障害」をもった子どもの保護者のみなさん方の、保護者なき後の子どもの将来の不安をたくさん聞きました。また、保護者の配偶者の暴力から逃げて転校してきた子、外国人というだけでいじめの対象となっている子、貧困の中で様々な援助を必要としている子等、様々な事情を抱えて辛い思いをしている子をたくさん知りました。
体を壊し講師の仕事ができなくなった時、そんな弱い立場の方たちの力になれる仕事はないかと、行政書士の資格をとりました。そして、その勉強をしている時に司法書士の仕事の内容を知ったのです。
「この資格なら、より多くのみなさんの力になることができる。」そう思ったのが、司法書士の資格をとろうと思ったきっかけでした。

大西 雅明さん
私はこれまで、公務員として市役所で働きながら、業務に関連する資格や役立つ資格の勉強をし、宅建や行政書士の資格を取ってきました。
その勉強で身につけた法的な知識は、公務員として仕事をするうえでとても役立ちましたので、法律への興味がさらに強くなり、司法書士の勉強もしてみたいと思うようになりました。
もし司法書士に合格できた場合には、市役所を辞めて独立したいという思いも心の片隅に持っていました。
そして、司法書士の勉強をはじめましたが、ちょうどその頃から仕事が忙しくなり、毎日夜9時か10時頃まで残業するのが当たり前という状況が何年も続き、睡眠時間を削って深夜2時頃まで勉強するような時期もありました。
しかし、さらに仕事が忙しくなり、もうこれ以上勉強を続けるのはムリだと思い、一旦、司法書士の勉強を諦めました。(ここまでで2回受験)
しかし、やはり司法書士になりたいという夢を諦めきれず、その6年後(2020年)、22年間勤めてきた市役所を辞め、専業受験生として再び司法書士を目指すことを決意しました。
ここから半年間勉強に専念し、3回目の受験の結果、午前32問・午後32問を取るも記述で足切り。さらに翌年に向けて勉強に専念し、4回目の受験でなんとか合格することができました。

H.Oさん
学生の頃から法律家への憧れがありました。六法を片手に豊富な知識と経験を武器に困っている人の相談に乗る姿はかっこよく思えました。彼らの頭はどういう思考をしているのか興味を持ち、いずれ自分も専門的な知識を使って困っている人を助けることができたらいいなと漠然とした思いがありました。
就職活動にて様々な業界研究をしていく中で、自分は専門的な知識を使うことで達成感を得られることを再認識しました。法律家の中でも特に市民にとって身近な存在である司法書士はとても魅力的にみえました。

Y.Oさん
私は一時期まで弁護士を目指して司法試験の勉強をしておりましたが、合格することが叶わず、法律家になる夢を半ば諦めておりました。そんなとき、山村拓也講師の司法試験受験経験者向けのガイダンスを視聴する機会がありました。とても聴きやすい滑らかな口調でお話をしてくださり、とても感動したことを覚えております。そして、山村講師ご自身も司法試験の受験経験者ということもあり、どこか親近感を抱きながら、「この人の講義を聞いて司法書士になりたい」と思うようになりました。法律家への道を諦めかけていた私にとって、新たな目標ができた瞬間でした。

H.Aさん
学生時代、また30歳代後半から旧司法試験にチャレンジしたが、いずれも挫折してしまいました。
60歳で国内製薬会社定年を迎え、中途半端に終わった過去にリベンジを決意、法律家になる夢を実現すべく始動しました。
伊藤塾長そして旧司法試験から司法書士に転向された山村拓也講師のお話しにも触発されました。 またMR経験30年以上により脇役ながら医療に携わってきた経験を活かし、成年後見人として、残りの人生を社会に貢献したいと考えました。

Y.Kさん
社会人経験なしの専業主婦でしたが、離婚して未就学児を抱えるシングルマザーになったのを機に、働き方を柔軟に選ぶことができ、かつ女性でも男性のように収入を得ることが可能な、司法書士を目指すことにしました。
受験勉強と並行して、事務のパートからはじめて契約社員、正社員へと、段階を踏みながら社会人経験も積みました。勉強をはじめた当初、身内に「無謀だ」と言われたりもしましたが、子どもの存在が背中を強く押してくれました。

Y.Yさん
法律の勉強が楽しくて、それまでも宅建士と行政書士を取っていました。行政書士の開業をすすめられた時に、総務省管轄の行政書士ではなく、自分が生きていくうえでの職業として、どうしても法律の専門家になりたいと思い、司法書士になろうと思いました。離婚して子どももいたので、経済的な面で法科大学院は選択できませんでした。司法書士は受験資格がなく、とてもリベラルなところが魅力的だと思いました。受験期間中、ずっと仕事と家事、途中からは大学生になった息子に仕送りをするため、ダブルワークもしていたので、常に、時間・体力の限界との戦いでした。不安は常に有りましたが、息子がずっと味方でいてくれ、一番の理解者だったので、環境がきつくても、精神的には息子に救われていました。

R.Sさん
自分の幼少期から実家が不動産業を営んでいました。バブル崩壊と同時に不動産業を経営していくことの難しさと、それに伴って社会における法律というものの存在の大きさを知りました。このような家庭環境にあったために学生時代から不動産に関連した法律に触れる機会があり、司法書士という資格には興味を持っていました。学生時代は弁護士になることが目標でしたが、ちょうど旧司法試験が終了してLS制への移行期であったことから途中で進路を変更し、「大学卒業後に司法書士試験初受験」という進路を選択しました。

本澤 卓実さん
3つあります。1つ目に、専門職に就きたいと思ったこと。学生時代を無為に過ごした私は、確たる就職観もないまま社会に出ました。大学受験も就職活動も全力を出し切るには程遠く、「自分には何のスキルもない」という劣等感が遺恨となっていました。専門知識を修得することは生きた証になると考え、挑戦を決意しました。
2つ目として、私には家族間の問題に対して漠然とした不安があり、親族・相続法の知識を得ることで不安から解放されたいという思いがあったこと。
3つ目は試験の難易度です。司法試験・予備試験は私の器では及ばないけれど、司法書士ならいけるのではないかと。行政書士試験合格の勢いもありました。

N.Kさん
大学卒業後、通信社の記者になりましたが、出産育児等を機に将来を見つめ直して転職し、法律事務所の事務員として1年弱働く中、法律知識で誰かの役に立つ仕事をしたいと思い、勉強をはじめました。
記者時代に東日本大震災の取材を経験したことも大きなきっかけです。被災地の難題を前に自分の無力を思い知り、挫折感を味わう一方で、法律の専門家が問題を具体的に解決しようと奮闘する姿を見て、羨ましく思い、法律を使って仕事をすることに関心を持つようになりました。
入門講座は近所に校舎のあった他校で受けましたが、勉強をはじめる前に、伊藤塾の「登記制度の視かた考えかた」を読んで司法書士のイメージを掴んでいました。
当初はフルタイムの仕事と育児をやりながらでしたが、結局体力と気力が持たず、短時間のパート、そして直前2ヶ月は仕事を辞めて勉強に専念しました。状況は人それぞれですので、環境が許す範囲内で、できるだけ自分が納得して決めたスタイルで続けるのが、何のせいにもしなくなるという点で、精神的に1番良いかと思います。

禹 希竜さん
私は大学で法学を専攻していたのですが、在学中に大学OBの弁護士や司法書士の方とお話しする機会があり、そこで在日外国人には婚姻や遺言・相続など主に家族法の分野で専門家のサポートを必要とする案件がたくさんあるということを知りました。私も在日朝鮮人の四世なので他人事とは思えず、折角法律を学んでいるのだから法律の専門家を目指してみようと考えました。弁護士と司法書士、どちらを目指すか悩んだ末に「街の法律家」とも呼ばれ、人々に身近な存在である司法書士になろうと決めました。その他にも数十年後を見据えたときでも不動産の取引や相続がなくなることはなく、国家資格として地位が確立されているという安定性も理由のひとつです。

信田 泰佑さん
私は、高校生の頃から法律を学びたくて、法学部に入りました。しかし、大学入学当初は、法律関係の仕事に就くことは考えておりませんでした。資格勉強をはじめようと思ったきっかけも、大学時代の友人たちが、行政書士試験や宅建、公務員試験、CFPなど積極的に勉強していて、「自分も何かしなければ、みんなに置いて行かれる。」という気持ちで資格試験の勉強を検討しはじめて、民法などを独学で勉強していました。そんな時に、出会ったのが、入門講座の担当講師でした。その講師は司法書士について「司法書士は、依頼主のために、精一杯努力をして、依頼主と喜びを分かち合い、この時のために司法書士になったのだと思う瞬間が必ずくる。」とおっしゃっていました。その言葉を聞いた時、私は、その瞬間に立ち会ってみたいと思い、司法書士を目指すことにしました。

手嶋 尚之さん
私は、通勤中の事故により下肢に障害を負ってしまい、車椅子での生活を余儀なくされました。事故当時、身体を使う仕事についていたため、退職せざるを得ない状況となり、今後どのようにして社会復帰すべきか途方に暮れていました。退院後、身体が不自由である以上頭を使うしかない、何かスキルを身につけるしかないと考え、又、私と同じ障害を負いながらも、弁護士や行政書士などの資格を取得して就業されている方がいることを知り、司法書士資格の取得を目指しました。

中村 貴さん
私が司法書士を目指したきっかけは、地方公務員試験の不合格によるものです。公務員試験の受験の際、民法をはじめとした法律科目を長い時間かけて勉強してきました。しかし、結果は不合格。そこで、今までの法律学習経験を無駄にしたくない、活かしたい、そんな思いから見つけたのが、司法書士資格でした。また、福祉や裁判業務にも興味があったので、成年後見業務や簡裁代理業務を取り扱う、司法書士になりたいと思いました。
受験開始当初から試験合格まで、病院ビルメンテナンス業としてフルタイムで働いていました。それにより、自分の生活状況を追い込むことなく試験勉強ができました。また、兼業受験により、試験に落ちても「生活はしていける」といった、明るい展望を持ちながら勉強できていたので、試験に対する不安はあまりなかったように思います。

伊原 敬太郎さん
私は、不動産会社に就職をしたため、学生時代に宅建を取得していましたが、その後営業を離れ、取引管理を目的とした部署に異動し、マンション管理士や行政書士等の資格を取得しました。
しかし、不動産業の取引管理を目的とした場合、より深い民法の知識をはじめ、不動産登記法や会社法そして民事訴訟法等の知識が必要になることが多々あることなどから、司法書士試験を意識しはじめ、挑戦することとなりました。
正社員として勤務をしながらの、いわゆる兼業受験でしたが、隙間時間を使った暗記などがとても効果があり、極端に残業が多くなければ、全く問題のないことを、他の資格取得の経験で分かっていたので、兼業であることを特別に不安に感じることはありませんでした。

T.Gさん
私は職業柄、司法書士の方々と接する機会があったため、司法書士試験に興味を持ちました。また、私が勉強を開始したのは令和2年3月ですが、民法の大幅な改正が令和2年4月に行われ、勉強の必要性を感じたからです。

R.Gさん
全く別の仕事をしていましたが、漠然と世の中の役に立つ仕事をしたいと思い目指しました。最初は専業受験生ではなかったので、しっかり勉強できない日々が続きました。多少なりとも人付き合いや年齢を犠牲にしなければいけないものなので「取れたらいいな」位の甘い覚悟では不可能だと1回目の受験で実感しました。いつまでに取るのか決めようと考え、私の場合は2回目の受験で駄目だったらやめようと決めました。それから司法書士の勉強だけに特化することに決めて受けましたが、2回目は記述が基準点に0.5点足らず足切りとなりました。その後途方にくれていたある日、自分のお家がわからなくなったご老人を案内する機会があり、もしかすると司法書士はとても役に立つのでは?と感じるようになりました。漠然と何となくではなくて、どうしても取らなければという動機はそこで得られたように思います。そこで、3回目まで受けてみようと決めました。

Y.Nさん
就職1年目に初ボーナスの使い道を考えたときに、自分に投資をすることにしました。資格試験の勉強であれば確実に身になると思い、また自分が法学部卒であったことから、行政書士と司法書士の2つを候補に挙げました。親しい友人2名に相談したところ、「難しいほうに挑戦するべき」と即答されたため、司法書士の勉強をはじめることにしました。幸い、残業があまり多くない職場だったのですが、当初は仕事のあとに勉強をするのは精神的につらかったです。しかし、多少聞き流し気味になってでも講義を消化し、形だけでも復習するといった作業を続けていった結果、いつのまにか勉強が生活のルーティーンのひとつになっていました。

R.Kさん
私がやっていた仕事は技術の発展によりわざわざ人間がやらなくてもよくなりそうな予兆が見えはじめ、将来に危機感を覚えたのが司法書士を目指すことにした一番のきっかけです。そこでなぜあえて司法書士を目標に定めたのかについては特に明確な決め手があったわけではないのですが、大学で法律を教えている友人の存在が影響していたように思います。
残業が少ない仕事だったので幸いにも勉強時間の確保はどうにかなりそうでしたが、これまで法律を学習した経験がゼロなので、「入門講座」とはいえ自分についていけるのか正直不安でした。しかし、山村拓也講師の初学者も想定した丁寧な教え方によって何とかついていくことができましたので、あそこで尻込みせずに一歩踏み込んでみてよかった、と今になって改めて思っています。

T.Tさん
宅建士、行政書士といった法律系の資格を順に取得してきて、その延長線上にあったのが司法書士試験でした。
その程度の軽い気持ちではじめてみたものの、あまりの覚えることの多さにビックリしました。
1年目はやらなくてはいけないことの多さに戸惑い、どの科目も中途半端な理解のまま、また次の科目へ・・・といった感じで進んでいき不安は大きかったです。
今わからなくても、また次戻ってきたときに理解できれば良い、それでもダメならまた次で、そのうちできるようになるだろうと楽観的に構えてやっていたのが、長い受験期間の中、大きく落ち込むこともなく良かったのかと思います。

T.Oさん
大学時代は刑法を専攻していましたが、金融機関に勤務し、融資業務に従事する中で法律に触れる機会が増え、民法・会社法など法律の勉強をせざるを得なくなったことがきっかけです。せっかく勉強するならば資格取得を目標にした方がやり甲斐が出ると思い司法書士試験に挑戦しました。最初は法律知識の修得が目的でしたが、講義を受ける中で登記業務だけでない司法書士の幅広い業務内容に惹かれるようになり、独立開業を目的とした勉強に変わっていきました。

Y.Tさん
大人になってもやりたいことが見つからず、ニートと週数日だけの勤務のフリーターを繰り返す無気力な生活を10年近く続けていました。しかし30歳を目前にした頃、そろそろ社会に貢献しなければいけないとの危機感が芽生えました。とはいえ何の資格もスキルも経験もない状態で就職も厳しいと思い、資格について調べていた時に司法書士の業務を知ることになりました。
争いごとが嫌いなので、権利関係の争いを未然に防ぐ役割を担うこの資格を魅力的に感じ、勉強をはじめました。勉強開始とほぼ同時に司法書士事務所で補助者として働きはじめたので、仕事と並行しながらの勉強は大変でしたが実務のイメージをつかみながらできたので今となっては良かったです。

S.Tさん
自分の価値観や理想的なライフスタイルを実現できる職業が司法書士であると思えたからです。法律知識を武器として年齢問わず全国どこでも働くことができる司法書士という職業は、人間関係や働く場所、やりたくないことからの自由を獲得するうえで非常に魅力的にみえました。また、困っている人を知識と資格によりサポートできるという側面も自己実現という点でやりがいのある素敵な仕事だと思いました。

K.Oさん
もともと弁護士志望で法学部に入ったものの弁護士事務所をいくつか訪問させていただくうちに自分が目指していたものとズレを感じました。というのも弁護士は依頼人の利益を優先する以上どうしても相手方を不利益にさせてしまう側面が強く、相手方から必然的に恨みを買ってしまうのは個人的にはあまり共感できませんでした。そこで法律を活かせる資格が他にないか探したところ司法書士の資格に行き着いた次第です。司法書士の場合は例外もありますが、基本的には不動産売買でも双方納得したうえで登記申請を司法書士に依頼し、双方から感謝される仕事という点に魅力を感じました。

K.Nさん
大学は文学部でしたが、教職取得のために経済学部のものでしたが民法や憲法を履修して、法律に興味を持ちました。また、宅建士を取得した時も楽しく法律の勉強ができました。
司法書士にはずっと憧れがありましたが、合格率が低いことや、長期間勉強している方がたくさんいらっしゃるし、教職という安定した仕事から離れる勇気がなかったことなどから年齢ばかり重ねてしまいました。
その一方で、もともと高校社会希望だった私が採用倍率の関係で小学校の教員免許を取得し、小学校教諭をしていましたが、ずっと法律を勉強したい、法律で高齢化社会に貢献したいという気持ちが強くなったこともあり、思い切って仕事を辞めて、家業の自営業手伝いをしながら司法書士試験合格を目指すことにしました。

M.Sさん
私が司法書士を目指したきっかけは、離婚という家庭環境の変化からでした。これまでずっと専業主婦で子育てに専念しておりましたのでいざ、外で働くとなるとなかなか難しいものがあり、子どもを一人で育てていける職に就くことがその時点の私には不可能でした。また自分のような社会的弱者が強く生きるためには法律という武器を身に着けることで、大きな不安やその立場の弱さは解消されるのではないかと考えたからです。

S.Mさん
学生時代に弁護士以外の法律家として司法書士の資格を知り、独立開業に心惹かれました。定年退職が近づき、昔の思いが急に沸き起こり、この試験への挑戦に奮起しました。手あたり次第学習しても簡単に受かる試験ではないので、まず、科目の重なる行政書士試験に照準を合わせて学習し、その合格後に司法書士試験の学習をはじめました。仕事をしながら学習するのは、眠気や、やる根が続かず、ハードルがなかなかクリアできませんでした。そんな時は、司法書士試験に必ず合格するんだと自分に言い聞かせて、少しでも良いので前に進めようと考えて学習に取り組んできました。

N.Tさん
大学卒業後、銀行の国際部で海外送金を担当していました。結婚を機に退職してからは、家庭に入り、子育て中心の生活になりました。子どもが2歳と4歳の時に、主人が海外赴任になり、ロンドンとニューヨークで14年暮らしました。帰国した時には、子どもにも手がかからなくなっていたため、昔取った教員免許を活かして、中高一貫校の英語教員として働きはじめました。元来、子ども好きの世話好きで、教員は天職かと思い、やりがいを感じておりました。中高生への英語の授業の他、帰国子女クラスの副担任、語学研修プログラムの企画・運営、高校生の語学研修への海外引率、帰国生向け保護者説明会でのプレゼン担当、入試問題作成など正規雇用の教員と同等の仕事をこなしていたつもりでしたが、結局、年齢を理由に正規雇用にすることはできない、といわれてしまいました。正規雇用にはしないけれども、次の年には、担任として、頑張ってもらいたい、ということを言われ、思い切って辞めることにしました。
これからどうしようか、と思っていた折に、ある人から、司法書士は年齢に関係なく、チャレンジできる資格だということを聞きました。日頃、生徒に、勉強は大事だ、と言っておりましたので、生徒に負けずに頑張ろうという気持ちになったのと、女性の生き方として、いくつになっても挑戦する姿を見せるのもいいんじゃないか、と思い、司法書士を目指すことにしました。

M.Yさん
二十代のころに法律の勉強をするつもりで大学の通信課程を受けていたのですが、趣味の領域を超えることができず、また仕事との両立が困難になったために結局一通のレポートも提出することなく辞めてしまいました。
40歳を前に自分の人生こんなものかなと思っていたころ、勤めていた会社でセクハラだのパワハラだのとあることないこと散々な中傷を受けて精神的に不調をきたし、退職を余儀なくされます。その後の転職先でも事故の濡れ衣を着せられこちらも退職を迫られ、裁判も考えましたが知識もお金もなくそのまま辞表を提出することになりました。
生活は追い詰められ、精神的にもギリギリでしたが、こんなことが許されてたまるかとの思いは増すばかりです。そんなときに二十代のころを思い出し最後の賭けのような心境で、金銭の続く限りチャレンジしようと思ったのがきっかけです。

吉田 光希さん
学生の頃より社会保障分野及び労働分野における諸問題に関心があり、社会人として職に就いた後もそれらの各種法制度に携わってきました。そのような中で、特に福祉分野における制度そのものの情報提供の必要性及び福祉の現場従事者の方々への法的見地から制度的解釈の教示の必要性を実感するようになりました。それらを自らが担うためには福祉分野で活躍のできる法律資格を取得する必要があると考え、専門職として成年後見業務に積極的に携わることのできる司法書士の資格取得を目指すことにしました。
学習を開始したのは令和2年4月頃でしたが、当時からフルタイムで勤務しており、時間外勤務も月平均40時間ほどある状況でした。また、新型コロナウイルスの流行により臨時的業務も増え、先が見通せない状況でしたが、合格はあくまで通過点として捉え、1回の試験で合格することを前提として学習を開始しましたので特に不安は感じていませんでした。

橋谷 直哉さん
もともとSEをしていましたが、身体を壊してしまい別の職種を考えました(会社自体はブラックではないです)。
色々な職業を調べる中で、法律が向いていそうと思い、さらに司法書士だと再就職も容易だとわかったので目指すことにしました。そのため独立にはあまり主軸を置かず、会社員に戻るために取得を目指したことになります。合格後に知りましたが、結構珍しい動機だったのではないかと思います。まずはセーフティネットとして取得を目指すのもいいと思います。

梶原 清伸さん
平成7年度から地方公務員をしていたのですが、司法の分野でも仕事がしたいと考えていました。平成22年度に行政書士試験に合格した後、司法書士の資格も取得したいと思い、勉強を開始しました。
購入した参考書を読むことからはじめましたが、東日本大震災への対応等、勉強との両立が難しくなり(自分に甘えがあっただけです)、ろくな勉強をせずに試験に臨むという情けない状態が続きました。
その後、ある程度勉強の時間を確保できるようになりましたが、伊藤塾の講座があることを知り、独学よりも効率的に勉強を進めることができると考え、講座を利用しながら勉強を再開しました。

Y.Iさん
定年を迎えるにあたって、以前から法律に興味があり、セカンドキャリアとして法律を活かした仕事がしたいと考えていました。まず、行政書士試験を目指し1回で合格できました。この合格後、山村拓也講師の「ネクストライセンスとして司法書士にチャレンジしよう」というイベントに参加して、その場で山村クラス入門講座に申込をしました。当初、フルタイムの仕事をしながらの受講でした。民法、不動産登記法までは順調にこなすことができましたが、会社法、商業登記法に移ったあたりから理解できずに計画の通りにこなすことができず、1年目はとりあえず講義を一通り聞くことで精一杯でした。

Y.Jさん
行政書士試験に合格したあと、行政書士試験の勉強をしていて面白かった民法、会社法をより深く学びたいと思い、また、民事手続法も勉強できると思って、司法書士講座を受講しました。そのため当初は、漠然と司法書士になりたいとしか考えておらず、司法書士の業務もよく理解していなかったのですが、講義中、講師が実務について、司法書士の社会的意義について話してくださるため、争いを未然に防ぐ司法書士の仕事に携わりたいと考えるようになりました。

三田村 千尋さん
資格を活かした仕事がしたいと思い、司法書士の勉強をはじめました。法学部を卒業していて、憲法、民法、刑法は学習の経験はありましたが、登記法は未勉強だったので、その点が心配でした。最初は過去問を解く等独学で勉強しはじめましたが、通達が試験にでるため、「入門講座」を受講しました。講義の中で通達も含めて無理なく勉強することができました。

入江 直彦さん
大学在学時に、アルバイトでテニスコーチをやっていました。4回生になって、就職してサラリーマンになるか、テニスコーチを続けていくか迷っていた時に、所属していた民事訴訟法専攻のゼミの故 上田先生に相談した処、「司法書士であれば、サラリーマンやりながら、テニスコーチやりながらでも勉強と両立していけるんじゃないか。石の上にも三年!のつもりで、頑張ってみなさい。」と助言して頂いて、司法書士って資格を知り、人に寄り添える仕事かな!と思って、一旦就職、脱サラし、テニスコーチを続けながら、目指しました。10年かかりましたが…

R.Fさん
大学の法学部に進学した息子から、民法を知っといた方が良いよ、と勉強をすすめられました。その前に宅建の資格試験の勉強中、試験範囲の民法を何故かと言う理由もわからないまま、ほぼ丸暗記で合格していたので、ストレスが残っていました。なので、民法から始まり、憲法、会社法と独学が始まりました。そんな折、行政書士事務所の補助者の仕事の後見の関係で司法書士さんと出会う機会が多くありました。私より少し年上の女性の司法書士の先生が、1人で事務所を構えてらっしゃるのを見てカッコいいと素直に感じたところから、大変な船出の始まりでした…

Y.Oさん
学習塾講師をしていましたが、将来に不安を覚え、弁護士の知人に相談したところ、司法書士事務所を紹介してもらいました。そこで補助者をすることを通じて司法書士の仕事や登記の奥深さに触れ、司法書士という仕事に漠然ながら興味を持ちました。またその友達が「将来一緒に仕事をしよう」と言ってくれて、事務所の代表が自分を非常に目にかけてくださって、「この方と一緒に仕事したい」という気持ちも強くなって、司法書士受験を志すようになりました。

M.Iさん
司法書士を志望した当時は製造業の営業として勤務していましたが、自分のような一営業ではより良い製品を生むことはできないが、独立開業できる資格を取得し開業できれば、自分の力でより良いサービスを提供できるのはと思い、司法書士を目指しました。
ですが、私は専業受験生として勉強開始からブランクも含め、9年かかっても全ての科目に目を通すことさえできませんでした。それは完全に私がやってしまった誤った学習方法のせいなのですが、独学で諦めかけていた際、「最後に受験指導校に通ってみたら」と妻が後押しをしてくれ、どうにかプラス3年で合格することができました。

A.Hさん
大学院修士に在籍していた頃、精神障がい者と家族問題について研究する中で、成年後見制度を知りました。その専門家として司法書士が存在することを知り、司法書士という資格に興味をもちました。
実家から遠く離れた田舎での結婚を機に勉強を開始しようとしましたが、今思うに、考えが甘かったです。家事が楽しかったことその他の事由もあり、勉強のカリキュラムに乗ることができず、他校で受けた基礎講座をほぼ無駄にしてしまいました。学習をはじめる際に、しっかりと可処分時間の確認、心構えの確認をするべきだったかもしれません。ブランクを経て、足りなくても少しずつ積み重ねればよいという気持ちで勉強を続けました。

A.Kさん
一度は諦めましたが、子どもが障がいを負ったこと離婚したことを経て娘の未来と自分の人生を考えたときに司法書士試験への再チャレンジを決めました。
モラハラだった元夫を見返したいという気持ちもあったと思います。ただ上の子は体調を崩しやすく全介助、学校の送迎、通院などがある上、下の子は小学校へ入学したばかりでただでさえ自分の時間がない中でのスタートでした。
一年目は離婚の話し合いや手続きと平行しての独学でした。メンタルが安定せずなかなか上手く時間を作り出すことができずに終わりました。このままじゃいけないと受講したのが「択一合格アドバンス講座」でした。
E.Fさん
中央大学法学部通信教育課程を卒業して、せっかく得た法律の知識を社会に還元したいと思ったのがきっかけです。そこで、以前から興味のあった相続・後見分野で活躍できる司法書士を目指すことにしました。開始した時点では、膨大な範囲の勉強が必要に眩暈がし、本当に全ての範囲の学習が終わるのか不安でした。不安を解消することはできず、基礎講座を受けテキストを眺める程度の勉強をしていました。勉強法について講師や同じ受講生に質問すればよかったと後悔しています。
富田 竜太さん
前職に就いているときに、将来に不安を感じました。自分がどんな道に進もうかと考えた時に、中退した大学時代に勉強していた法律をもう一度勉強しようと決意しました。
石島 千照さん
法律家になることは子どもの頃からの夢でしたが、大学で法学部に行けなかったことで一旦は諦めていました。
当時は法学部で学び国家試験を目指す学生のサークルに所属して先輩の指導を受けたり、受験生同士の情報交換ができる環境にいなければ受験は無理だと思っていました。しかし、時代は変わり、仕事や子育てをしながらでも在宅で、インターネットで、オンライン受講や情報収集ができるようになったので夢に向けて勉強を再開することができました。
Y.Zさん
大学で法律を学び、将来法律に関わる仕事がしたいと思いました。卒業後受験勉強に専念しましたが合格することができず、司法書士の勉強は諦めて事業会社に就職しました。年数も経て、仕事も落ち着いたときに、もう一度司法書士試験に挑戦したいと思うようになりました。仕事に支障のない範囲でできることからはじめてみようという気持ちで、勉強をはじめることにしました。
S.Oさん
もともと、高校時代に公民が好きであり、法律について興味がありました。そのため、将来は法律に関する職業に就きたいと思い法学部に進学しました。大学を卒業して就職をして働いていましたが、四年半たって法律に携わる仕事をしたいと思いました。叔父が行政書士の仕事をしていたため、そのことを相談したら、司法書士をすすめられました。そして、司法書士のことを詳しく調べてみたら、色々な業務ができることを知り、この資格を取りたいなと思い、司法書士試験の勉強をはじめました。当初は、自分の能力で受かるかものすごく不安でしたが、自分の将来像を頭に浮かべながら、絶対合格すると決意し、勉強に励んでいました。
K.Fさん
勤務先の管理職の仕事に魅力を感じず、定年まで地方公務員を続けることに疑問を感じるようになりました。そこで退職して仕事をするためには何か資格をするべきではと考えるようになりました。勤務先で健康保険と年金の仕事をしていたため、はじめは社会保険労務士の勉強をしましたが、将来のビジョンが描けなかったため、より独立が容易な司法書士を目指すことに決めました。家族がおり、仕事をしながら勉強をすることになるため勉強の時間が確保できるのか不安がありましたが、自分なりの勉強のルーティーンを確立してからは順調に勉強を進めることができるようになりました。
N.Mさん
私は、大学で学んだ法律の知識を活かして社会の役立つ仕事をしたいと思い、裁判所職員となりました。裁判所書記官に昇任した数年後に繁忙部署に異動となり、そこでの長期間の超過勤務が原因で体調を崩して休職しました。管理職から降任して復職し、しばらくして東日本大震災が起こりました。
私は、自分の人生を見つめ直し、これからは、公平中立に縛られることなく、眼前にいる特定の人のために働いてみたい、ただ、刑事事件や民事紛争の渦中に身を置くより、平和な仕事の方が自分には向いている、そう思い退職して司法書士になる決意をしました。
S.Yさん
私が試験勉強をはじめたのは昨年9月の終わり頃、職場の人員が補強されたことなどに伴い、恒常的に発生していた時間外労働が減少したために、思いがけず自由な時間を得た時分でした。入庁後10年ほど経ち、程なく昇任の見通しもあったことから、「この機会に何か自分のためになることを」と考え、司法書士試験の勉強に着手したのです。
このとき、数ある資格試験の中から司法書士試験を選んだことには、3つの理由がありました。まず1つは、現在の業務内容に、家族法に関連するものがあり、少しでもその業務の足しにしたいと考えたこと。もう1つは、学生時代に専攻していた法律科目について、当時は学業をおろそかにしてしまっていたことから(その不勉強が原因で、仕事上もしばしば悩むことになるのですが)、そのことにけじめをつけるためにも、法的な専門性が高い資格を取得したいと考えたこと。最後の1つは、私の親族に、証券会社に勤めながら司法書士試験と行政書士試験の両方に一発合格された方がおり、そのキャリアに格好良さを感じると同時に、安直にも「頑張れば、自分も同じことができるのでは?」と考えたことでした。客観的に見れば、特に大した理由ではないかもしれませんが、とにかく「善は急げ」のような気持ちで、試験勉強を開始することにしたのです。
T.Tさん
法律を使って人の役に立つ仕事をしたいとの願いがあったため法学部に進学し、在学中から伊藤塾で学びはじめました。山村拓也講師の「入門講座」を受講していましたが、卒業までに合格することはできず、その後に就いた仕事は法律とは無関係のものでしたので、司法書士試験からは全く遠ざかってしまいました。
2020年夏頃からコロナ禍でステイホームが長引く中で、この時期をどうにか有効活用できないかと考えていた時に思いついたのが、すでに10数年離れていた司法書士試験への再チャレンジでした。
A.Oさん
私は長年、介護士として働いており、社会福祉士の資格は取得済でした。成年後見制度に興味があり、社会福祉士会の基礎講座を受講しました。そのカリキュラムの中で、司法書士の先生が講義されており、司法書士の仕事に興味を持ち、司法書士を目指しました。
トータル2年の勉強期間で受験回数は1回でした。1年目は全ての講義を終えることができず、試験も受けなかったので、2年目も入門講座を受講しました。1年目は本気になれていなかったことと法律初学者であったため、なじみのない言葉ばかりでなかなか前に進めませんでした。その後、2年目の途中で退職し、勉強に専念し合格することができました。
H.Yさん
大学卒業後、情報通信系の会社に就職し、以来約30年にわたりサラリーマン生活を続けています。年を重ねるにつれて、何事にも保守的になり、チャレンジの姿勢が失われつつある自分を感じ、「一度きりの人生だから、組織に頼らず、何らかの資格を武器に独立開業して、第2の人生を歩んでみたい。」と思うようになりました。これまでに、従事した業務に関連して幾つかの資格を取得しましたが、それらとの相乗効果が図れ、今後の社会的ニーズが大きく見込まれる司法書士資格をターゲットに定め、勉強をはじめました。
S.Hさん
私が司法書士試験の勉強をはじめたのは、9年間の海外生活をへて離婚を機に帰国したときでした。
日本での社会経験の乏しかった私は、一人で日本で生きていくために何か資格を取りたいと思い司法書士を選択しました。
大変合格率も低く難しい試験ですが、それ以上に法律を学ぶことに興味と憧れがあったのと、たくさんの女性が活躍されているという点にひかれ司法書士を目指そうと決めました。
W.Tさん
以前から独立できる資格を取得したいと考えておりました。宅建はすでに取得しておりましたので、軽い気持ちで法律系の資格で関連性のある司法書士を目指すことにしました。当時は現在も勤めています、アパレルの物流会社で仕事をしていましたが、残業時間も多くたまに市販のテキストを読むくらいで、試験もただ受けに行っただけという状況で、一度勉強からは離れてしまいました。
数年間仕事オンリーの生活が続きましたが、会社の業績は徐々に悪化し、早期退職の希望を募る案内も出されるようになりました。このまま先行きの見えない会社に籍を置くことへの不安が増大し、不幸中の幸いにも残業時間が大幅に減少したこともあり、再度資格取得を目指す決意を致しました。
Y.Uさん
私は法学部出身で、法律系の資格を取得したいという希望はありました。司法試験も一時期視野に入れていましたが、自分自身、揉めことや争いごとを避ける性格であり、それらを仲裁するよりも、事前予防、事後処理メインの司法書士の方が適していると考えて、司法書士を目指すことにいたしました。
主要科目の不動産登記法、商業登記法は全くはじめてだったのが不安でした。当時有効な不安解消の手立てはなく、今にして思えば、インプット講座を受講しておけばよかったと思います。
Y.Mさん
他者の権利に関わる仕事のため、やりがいがありそうだと感じて目指しはじめました。それまでは簿記など税務に関する資格取得を考えていましたが、より包括的な権利に寄り添えることに勉強を続けるうえでもモチベーションややる気につながると考えて、あえて司法書士という資格への挑戦を決意した次第です。
これまで、法律の学習は行政書士の6ヶ月間だけで、法学部を卒業したわけでもなく、法律初心者ということで不安は大きかったです。それでも、地道な勉強が総合的な理解につながりやすいと思いました。
S.Wさん
弁護士事務所の事務員をしていたことから本格的に法律関係の仕事に取り組むことに興味を持ち、さらに友人から司法書士試験の受験に誘われたため、友人とともに挑戦してみることにしました。
勉強にブランクがあったことと体調面などから、学習を継続していくことができるか不安でした。しかし、友人とともに取り組むことで心強さを得ることができ、また今後のライフプランのことを考えて一心に取り組むことにしました。資格を持つことで、自分が生きていける道をどうにか切り拓くことができるのではないかという気持ちで学習を開始しました。
K.Kさん
人材会社のサラリーマンをしていましたが、社内で色々なことにチャレンジしようとしても、組織の論理で思うようにいかないことが多く、やりがいを感じることが少なくなっていました。
40才を過ぎて、サラリーマンとしての未来がある程度予測できたときに、このまま働き続けるのはつまらないな、と強く感じ、将来、独立できる資格を探したときに司法書士という資格を知り、目指すようになりました。
K.Iさん
法律知識はありませんでしたが、家族の仕事の関係で何か手伝えるようにと、まず宅建士の資格を取得しました。宅建士の勉強をしたことで、法律(特に民法)が面白く感じ、もっと勉強してみたいと思ったことが司法書士を目指すきっかけでした。当時、娘達がまだ幼く、育児をしながら勉強していました。科目数が多く、範囲もとても広いので、全てこなせるのだろうかと不安でしたが、合格するまでやろうと決め、ひたすらこつこつと勉強を続けました。最初は難しく感じましたが、新しいことを勉強するのは、とても新鮮で面白いと感じました。
T.Yさん
法律に興味があり、法律資格の登竜門である宅地建物取引士の勉強をして合格したことをキッカケに、将来、法律に携わる仕事に就きたいと思いました。数ある法律資格の中で司法書士を目指そうと決めた理由として、①司法書士の業務は、登記に留まらず、簡易裁判所の訴訟代理や後見業務など、近年急速に拡大しており社会的需要が高まっていること ②独立開業も可能であり、他士業に比べ開業資金が安価であること ③営業力次第で高収入が見込めることが挙げられます。
M.Kさん
【目指したきっかけ】
日々仕事でお世話になる方々に自分は何も還元できてないと思うことが多々あり、自分で自主的に勉強していたことが、マーケティング等の概念的な話だったため、自分の中に残って積み上げていけるものを見つけたいと思っていました。また、学生時代や会社員時代なり法律を知らなかったために損をしたり泣き寝入りした場面があったため、「法律」に携われる分野で、自分でも取得できそうな司法書士試験を受けることにしました。(ここが地獄の入り口となりました。)
【学習開始時の状況】
司法書士事務所にてフルタイムで働きながら他校の9ヶ月コースを受講しましたが、週に3コマあり、講義中に寝ていることが多く、もちろん予習などできず、睡眠を取りに受験指導校に行っているような状況でした。兼業では自分は絶対受からないと気づき、東京から田舎に帰り、派遣や契約社員として働くことで、学習環境が整っていないという不安は一旦解消されました。
R.Iさん
私は、中学生の頃から漠然と法廷に立つ弁護士や検察官に憧れを抱いており、大学も法学部を選びました。しかし、大学時代に法的トラブルに悩む方から実際にお話を聴くことがあり、紛争に発展する前に助ける方法はなかったのだろうかと考えました。そのような中で、法的問題が生じることを未然に防ぐ予防法務という考え方があること、司法書士は登記業務を通じて予防法務に貢献できる職業であることを知り、争いごとをあまり好まない自身の性格にも合うと思い、司法書士を目指すことにしました。
Y.Sさん
会社を定年退職したのちの職業として、定年のない法律の資格を取ろうと思いました。司法試験は仕事をしながら受験するには難易度が高く、仮に最終合格してからも2年の司法修習が必要で、会社に在職中に仮に合格しても、退職後に合格しても実務につくまでの時間的なハードルが高いと思いました、また、最近は合格しても弁護士では生活できず、コンビニでアルバイトをしている合格者もいると聞き、やめました。
司法書士は難しい試験ではありますが、筆記試験と口述試験の2回の試験で最終合格となり、また、研修期間も司法修習のように長くないことに加え、比較的独立がしやすいことなどを考え、司法書士を受験することにしました。
A.Sさん
私は大学卒業後旧司法試験を目指して勉強していましたが、なかなか合格できなかったので一旦法律事務所に就職して働きながら勉強を続けることにしました。法律系士業で隣接業界である法律事務所でも日常的に不動産登記や商業登記の登記記録を読み解かなければならないことが多くあったため必要に駆られて登記法の勉強をはじめました。そのときはまだ単なる業務の一環としての勉強であり、司法書士の資格を取ろうとは全く考えていませんでした。
多忙を極める日々の中、たまたま受けた職場の検診で手術が必要な病気を患っていることが発覚しました。大したことはないと思って受けた手術後、生検の結果もう少し発見が遅れていたら命に関わる病気であったことが判明しました。幸い手術は成功したものの手術後の後遺症に苦しみ、治療と仕事と勉強を同時並行にやっていましたが芳しい結果を得ることはできず、司法試験制度改革の影響を受けて旧司法試験を諦めざるを得ませんでした。一度失った健康を取り戻すのは難しく、日常生活を普通に過ごすことも困難になりました。そんな日々の中で自分の人生を振りかえってみて、定めた目標を達成できないまま人生を終えたとき後悔したくないと思い、司法書士の勉強を本格的にはじめました。
R.Fさん
他の資格と比べて資格をから取ってから比較的短期間で独立開業できる資格であると聞いたことが司法書士を目指すきっかけとなりました。また、独立開業にあたっての初期資金もあまりかからないというのも大きな魅力だなと思いました。司法書士試験は、10年以上挑戦し続けても合格できない人もいるということで、学習をはじめた当初は合格にどのくらい時間がかかるのかは少し不安でした。しかし合格さえすれば夢の独立性開業に近づけるという希望を胸に、なんとか長い学習期間を乗り越えることができました。
A.Uさん
資格取得後、早ければ1、2年で独立開業でき、自分の活躍次第で大きな収入を得ることができること。司法書士という資格を持つことで幅広いフィールドで活躍できる点。成年後見など様々な分野で活躍できる。市民の身近な法律家として、困っている人を支援したいという思い。高齢化社会が進展する日本では、遺産相続や判断能力が衰えた高齢者の財産管理などに関するトラブルが数多く発生しています。困っている人たちが安心して生活を営めるようにサポートしたい。という理由から司法書士の資格を取得するべく勉強を開始しました。
T.Kさん
私が司法書士試験を目指すこととなったきっかけは、司法試験の不合格の挫折でした。勉強した法律知識が全く無駄になるのは嫌だなと考え、他の選択肢を模索したところ、司法書士の仕事が争いごとを日常としているわけではないこと、身近な法律家として活躍できる舞台が広いことなどを知るにつれ、この仕事をやってみたいと強い興味が湧いてきました。同時に司法書士試験も並大抵の覚悟では合格できない厳しさも知りましたが、だからこそ本気でやってみる価値があるのだと思い、挑戦してみることにしました。
N.Sさん
前職は家事・育児との両立が厳しかったため退職しましたが、子どもが幼稚園に上がるぐらいのタイミングで本格的に社会復帰したいと考えていました。前職ではたまたまITシステム部門へ配属され、約8年間社内SEとして働いていましたが、正直に言ってITは好きでも得意でもない分野だったので、再就職を考えるにあたりIT関連の仕事は候補から外しました。
色々考える中で、大学時代に法律を学ぶのがとても楽しかったこと、資格を取得すれば育児中でもバリバリ働ける選択肢が増えること、会社の名前ではなく自分自身の力で立っていきたいことなどから司法書士を目指そうと思い至りました。同じ法律家として弁護士など法曹という選択肢もありましたが、私は争いごとが好きではなくむしろ未然防止に力を入れたいと考えており、紛争解決を主業務とする法曹とは目指す方向性が違うと思ったこと、1~2歳の子どもを抱えながら育児を犠牲にせずに目指すのは現実的でないと思ったことなどから候補から外しました。
司法書士試験については本屋で過去問を見て、これなら1年半もあれば合格できそうだという根拠のない自信があったため、2020年2月から学習をはじめて2021年7月頭の試験を目指すことにしました。(実際にはそのうち2ヶ月は家庭の事情でほとんど勉強できなかったため、学習期間は1年3ヶ月ほどだと思います)
M.Yさん
転職を考えた際に、法律系で独立して開業できる資格を探していたら、司法書士に辿り着きました。
はじめの頃は勉強する習慣がなく、科目数の多さ、勉強範囲の広さに圧倒されました。それでも現状を変えたい思いで続けました。他校で入門講座を受講しましたが計画通りに進んだことはなかったですし、中上級講座も全部をこなすのは困難でした。そのため、限られた時間の中でできることだけをやろうと決め、何とかやめないで続けることができました。
Y.Yさん
法学部で法律を学んでいたので、法律に携わる仕事をしたいと考えました。弁護士等の司法試験ではなく、司法書士試験を選んだ理由として、平和産業であること、有資格者の人口が増えすぎていないことが挙げられます。
R.Tさん
行政書士の資格取得後に、「行政書士・司法書士・土地家屋調査士」の3つの資格を取得している事務所で短期の臨時バイトとしてお世話になりました。その時、事務所の先生から「行政書士だけではなく司法書士も取得したほうが仕事の幅が広がる」と教えていただきました。また、仕事をしながらでは難しいと思い、無職の状態で学習をはじめました。当時は近くに通学できる受験指導校がなかったので、通信教育を受けることにしました。はじめ一年目は理解できないことも多く、さらに周りに仲間もいない1人での勉強のため、苦労しました。
M.Hさん
法曹を目指し、法学部に進学しましたが、当時は法科大学院の存在しない時代で、私の母校からは数年に一度しか司法試験合格者を輩出していないと聞かされ、早々に司法試験受験は諦めました。しかし、母校がブランド大ではなかったため、学歴のハンディを感じており、難関資格の受験を決意しました。ジャンルに関わらず、幅広い難関資格を検討した結果、やはり法律が好きだということで、法律系の資格にしました。ただし、当時の旧司法試験は現在の法科大学院経由の司法試験よりもハードルが高かったため、司法書士にしました。
H.Kさん
会社員でしたが、組織ではたらくより個人で仕事をしたいと思いはじめ、独立開業できる仕事を探していたら司法書士という仕事に出会い、資格取得後すぐに開業できることに魅力を感じ目指すことにしました。
Y.Yさん
将来のために資格を持っておきたいという漠然とした思いから、色々な資格試験について調べたことがあり、その中に司法書士試験も含まれていました。司法書士試験に興味は持ちましたが、勉強時間をしっかり取れる環境がなければ合格は厳しいように感じました。当時は仕事などでそれなりに忙しかったので、無理はせず、一旦は仕事を頑張って、いつか勉強できる環境が整ったときに資格を取ろうと決めました。それから数年が経ち、仕事や生活が落ち着いたため、本格的に勉強をはじめました。
K.Yさん
不動産会社の財務担当者として勤務しております。
金融機関から資金を借入する場合、金融機関との折衝において、根抵当権の知識が必須であったため、学習を開始しました。週5日フルタイムで働いておりましたが、Web講義のため、自分の好きなタイミングで受講できたので特に不安はありませんでした。
Y.Kさん
社会福祉士で成年後見業務や高齢者虐待などの仕事をしていました。その時に司法書士の先生と一緒に仕事をする機会があり司法書士を目指しました。
勉強をはじめた当初はフルタイムで仕事をしていたため、朝5時ころに起床し勉強。仕事が終わってから帰宅して勉強。休みの日は一日勉強するという状況でした。それでも勉強時間が足りないと考え車を売って電車通勤に変え、電車の中でも勉強することにしました。最終的に仕事を辞めることになりますが、膨大な勉強時間が必要となるため、いかに勉強するための時間を作り出すかが大事になってくると思います。
S.Sさん
何かが専門的にできると言った、明確な証明が欲しいと思ったのが一番の理由です。会社に入社して、割と専門的な仕事をしていたのですが、特にこれと言って何ができると言う証明があるわけじゃありません。そんな中でもっと専門的に証明できるもの、それは資格かなと、漠然と考える様になりました。最初から司法書士という訳ではありませんでした。色々と資格について調べてみると、最初は行政書士とか社会保険労務士とかかなと考えているうちに、「司法書士は独立に強うそうだ」と言うのがかなり決め手になりました。
K.Hさん
会計事務所で仕事をしています。その中で不動産や会社法についての質問や相談を受けることが多々ありました。そういった要望にも答えていけるようにこの勉強をはじめることにしました。
Y.Mさん
法律について興味はあったものの、法学部出身でもなく、仕事とは全く別に勉強をするという機会もなく、また両立させていく覚悟もなかったので、ずっとそのままにしてきました。
しかし、転職をきっかけに働く中で、法律についても詳しくなりたいと強く思うようになりました。また、自分で調べることも増え、いっそのこと資格を取った方が早いのではないかと思うようなりました。
そして、弁護士がまず頭に浮かんだのですが、資格を取るまで少し時間がかかりそうな気がしたので、司法書士を目指してみようという結論に達しました。司法書士の学習当初は、全くの初心者で何からすればよいのかわかりませんでしたが、受験に失敗してはじめて受験指導校を頼ることにしました。
S.Sさん
私は行政書士試験に合格した後、やっぱり司法書士になりたいなと思い目指したのがきっかけです。そのような感覚で軽くはじめた勉強でしたが、勉強は想像以上に大変で浅はかだったなと痛感しました。
はじめは大学院の研究しつつ独学でしていましたが、過去問を回していただけの勉強だったので、試験に太刀打ちできませんでした。そこで、受験指導校を利用する決心し、やっと合格することができました。
やはり近道をするためには、早めに受験指導校に通うことを考えておけばよかったなと今では思います。
R.Tさん
私が司法書士を目指した理由。
資格取得後、早ければ1、2年で独立開業でき、自分の活躍次第で大きな収入を得ることができること。司法書士という資格を持つことで幅広いフィールドで活躍できる点。成年後見など様々な分野で活躍できる。市民の身近な法律家として、困っている人を支援したいという思い。高齢化社会が進展する日本では、遺産相続や判断能力が衰えた高齢者の財産管理などに関するトラブルが数多く発生しています。困っている人たちが安心して生活を営めるようにサポートしたい。
以上の理由から司法書士の資格を取得するべく勉強を開始しました。
Y.Sさん
高い法律知識が求められ独立開業が目指しやすいため、司法書士試験に挑戦することを決意しました。また、受験資格がなくすぐに有資格者になれるチャンスがあることや司法書士の数が足りていなく需要があるということも目指したきっかけになりました。
受験勉強すると決意をした当時は航空会社で客室乗務員として働いておりましたが、国際線.国内線が混在した不規則なスケジュールの元でしたので、勉強に集中する為覚悟を決めて退職致しました。
アルバイトで生計を立てて居ましたがいずれの年も4月から本試験までの直前期はアルバイトも辞めて専業受験をしておりました。周囲は変わらず働いてプライベートも充実させている姿を見て劣等感を感じることはありましたが結果を出せば全て覆すことができます。周りと比較せず覚悟を決めて最後まで頑張ってください。
T.Kさん
「行政書士試験」に合格した後、自身のステップアップについて考えていた時に、伊藤塾の司法書士試験科の山村拓也講師と行政書士試験科の平林勉講師が対談している動画を見て、興味がわいてきました。そして、さらに視野を広げるためにも、法律の世界にもう一歩足を踏み入れてみようと思い、「司法書士試験」にチャレンジすることを決意しました。
M.Mさん
学生時代に宅建の資格を取得したので、新卒で不動産会社に就職し、営業マンとして業務に従事していました。社会人として生活を送って数年経過した頃、祖父が亡くなり、相続手続の中である問題が発生しました。そこで相続や遺言についての法律書や判例を調べることがきっかけで、改めて法律の勉強をしてみようと思いました。不動産の営業マンをしていると、不動産の引渡し業務の際に司法書士の方にお会いする機会が多くあります。法律資格の中で司法書士だと業務内容も少し把握しており、不動産登記簿謄本を見る習慣があることから、司法書士試験に挑戦することにしました。
M.Tさん
前職は販売の接客業をしていましたが第二子の妊娠をきっかけに退職しました。今後どのように働こうかと悩んでいた時に、家を購入し、その際に女性の司法書士さんにお世話になりました。立ち振る舞いが素敵で憧れましたし、女性でも活躍できる職業なんだ!と思い目指すことにしました。
その時は妊娠中だったので、育児の合間に勉強し、お腹の子が幼稚園もしくは小学校に入る頃までに合格し、働けたら良いな…と考えました。
全くの初学者でしたので、先に行政書士の勉強からはじめ、並行して司法書士の教材で学習しました。
N.Hさん
大学生の時に法律ドラマを偶然見て、なんかかっこいいなぁ、と思い法律の勉強をはじめたのがキッカケです。最初はなんとなくマンモス資格と呼ばれている宅建からはじめました。決して簡単ではありませんでしたが、勉強している自分が好きになりました。
宅建合格後、ステップアップという軽い気持ちで行政書士の勉強をはじめました。これもまた難しい資格でしたが、3回目で合格できました。
その流れで今度は司法書士を…となったのが今回司法書士試験を受験したキッカケです。動機はこのように深くないのが正直なところですが、勉強しているうちに登記だけでない業務、簡易裁判所での訴訟関連業務や供託業務等、いろいろなことを知ることができ、司法書士の可能性に引き込まれていきました。
T.Sさん
旧司法試験を受験していましたが、論文試験が合格できず制度が終わってしまいました。法律を勉強する楽しさと法律の知識を使って仕事をしたいと思い、仕事を続けながら司法書士を勉強しはじめました。
S.Yさん
大学4年生の夏、夢や目標もなく就職先などを考えていたところ、司法書士の大叔父から司法書士にならないか?と言われ勉強をはじめました。就職先の選択肢を増やすために宅建や行政書士などを受験しており、法学をもっと学びたいという気持ちもあったため司法書士を志すことを決めました。
大学を卒業し、専業受験生として勉強をはじめました。独学での勉強だったためこの勉強方法であっているのか 勉強の進捗は大丈夫なのかなどの不安が大きかったです。経済的に余裕がある方は受験指導校の受講をおすすめしたいです。
O.Tさん
法学部卒業ではなく、街の法律家である司法書士という資格を知ったきっかけは、役所において働いていた時に司法書士の先生が証明書請求に来られてはじめてその資格の存在を知りました。
戸籍や住民票の読み方についてはある程度知識があり、読むことはできました。しかしながら、登記簿については何を書いているかもわからなかったため、読んでみたいそして法律に携わる仕事に就きたいと思いはじめました。司法試験よりは受験しやすいけれども、難しい資格である司法書士試験にチャレンジしようと思ったのが理由です。