相続の時の司法書士の役割、
それは遺族が悲しみに専念できるよう、
面倒な手続きを全て引き受け正確にこなすこと!

Y.Hさん(30代)

◆受験回数 2回
◆主な受講講座
直前対策講座》全国公開模擬試験

私はこうして司法書士を目指す決意をしました

 大学卒業後、法律とは全く関わりのない世界で仕事をしておりました。社会人7年目に主人を亡くし、相続手続きというものにはじめて直面しました。心理的に負担を抱えながらの手続きは煩わしく、助けが必要だと切実に感じたことがきっかけで、司法書士を目指すことにしました。大切な人を喪った人の心に寄り添うことは難しいですが、遺族が悲しみに専念する時間をもてるよう、面倒なことを全て引き受けられるような人間になりたいと思いました。

伊藤塾を活用した私の学習方法

①入門段階の学習法について

 講義を聴いてテキストを読み、余裕があれば講義に対応する過去問を解くというスタイルを目指していました。実際には当時仕事をしていて時間がなかったので、講義を聴くだけで精一杯でした。

②中上級段階の学習法について

 年内はAランクの知識だけを繰り返し目にするようにして覚えました。少し余裕が出てきてから、Bランク、Cランクといった出題頻度の低いテーマにも知識を拡げていくようにしました。

③直前期の学習法について

 直前期は午前中に択一式過去問を、午後に記述式を解き、残った時間を通読に費やしました。試験が近づくほど1 日に通読する科目数を増やそうと試みましたが、読むのが遅かったので実際には民法・会社法・民訴民執民保・憲法の日と、不登法・商登法・供託法・司法書士法・刑法の日を1日交代で繰り返していました。
 不安に襲われた日は、お風呂から上がって髪を乾かしながら「過去問向上委員会」や講師の方からのメッセージ、合格者からのメッセージをyoutubeで聴いて気合を入れなおしていました。

伊藤塾の各講師陣についての感想・各講師へのメッセージ

坂本龍治講師髙橋智宏講師
 「全国公開模擬試験」で丁寧な解説をしてくださった髙橋智宏講師、坂本龍治講師に感謝しております。
 4月の私は30問をコンスタントに得点することは難しいと感じていました。しかし、伊藤塾の模試を受けてからは、30問の壁を突破できるようになりました。これまでの丸暗記知識が如何に薄っぺらで危ういかということに気づいたからです。解説を聴いてからは、「そもそもこの制度の趣旨は」と問いながら学習することができるようになりました。伊藤塾の模試が、私にとってひとつのターニングポイントだったことは間違いありません。
関信敏講師
 そして、実は「過去問向上委員会」をとても楽しく視聴しておりました。数問の過去問であるにもかかわらず、関信敏講師の解説はいつも新しい視点を与えてくださる、私にとって革命的動画でした。ありがとうございました。

最後に

 一通り理解した気になってから「忘れないために」何度も繰り返さなければならないことが苦痛でした。しかし、実際やってみると繰り返すたびに考えることは微妙に変わるのを感じました。記憶が定着することで発展的な問いを行うことができるようになり、理解が深まる愉しさを知ることができました。これから先何があっても、学ぶことで人生はいくらでも取り戻せるのではないかという可能性を感じることができました。