数的処理の講義は技術の伝授のみならず、試験突破のモチベーションを高めてくれます。

人事院

K.Tさん(21歳)
 

合格者イラスト
獨協大学外国語学部英語学科4年在学中
●最終合格:特別区Ⅰ種、国家公務員Ⅱ種
●内定:人事院(国家Ⅱ種)、江戸川区(特別区Ⅰ類)
●予定進路先:人事院
●受講形態:通学ライブ
●伊藤塾受講講座:〔入門講座〕地方上級・国家Ⅱ種本科生+択一・記述トレーニング

 
※プロフィールは、2011年合格時点のものです。

はじめに

私は大学3年になる時に伊藤塾に入塾しました。私が伊藤塾に決めた理由は4点あります。第一に講義と択一トレーニングで塾生を実践的な実力をつけるところまでサポートしてくれる点。第二に質問にも親切に答えてくれる点。第三にインターネットで休んだ講義を見たり、わからなかった部分の復習ができる点。そして何より第四に説明会時のスタッフの方や講師が大変親身であり、塾内の雰囲気がよかった点です。私が勉強を1年間続けられたのも、講師やスタッフの方々が作り上げる、塾生を支援するシステムと安心して勉強できるあたたかい雰囲気があったからこそです。 

私がとった勉強方法

専門科目試験対策について

私は大学で英語を専攻していますが、内田講師の憲法・民法と青野講師の経済学で専門科目の得点源にすることができました。
まず内田講師の講義は、テキストに解説や補足説明の書き込みをするスタイルです。講師の説明がほぼそのままテキストに書き込まれていくので、復習の時も「なぜこのメモをとったのだろう?」ということがなく、勉強がスムーズに進みました。判例を見るのも、法律に使われる難しい言葉を読むのも初めてでしたが、内田講師は頻出の判例を重点的に教えてくださり、また法律用語も簡単な言葉に言い換え、理解しやすくしてくれたので、それらにもすぐ慣れることができました。
次に青野講師の経済学では、講義で学んだ内容をすぐその日の宿題に出してくれたので、知識の定着をちょうどよいペースで図ることができました。出された宿題は次の週の講義で必ず解説してくれるので、わからなかった部分もその講義で確認できました。
専門科目のうち主要科目は、択一トレーニングで頻出問題を手早く確認でき、解説を通してさらにそれへの理解が深まり、忘れていた部分の確認ができたので、択一トレーニングはとても役に立ちました。また講義を聴きっぱなしにしない、アウトプットの練習をするという点でも大変重宝しました。

教養科目試験対策について

数的処理の講義は、問題を解く技術を伝授してくれるだけでなく、試験を突破するためのモチベーションを高めてくれるものでもありました。パワーポイントを利用した講義は、視覚的にわかりやすく解説してくれるので、イメージを膨らませやすかったです。また毎回の講義で講師が激励の言葉を受講生にかけてくださり、「公務員になろう!頑張ろう!」という気持ちを保つことができました。

面接対策・集団討論について

面接対策で役に立ったのは「面接対策BOOK」です。面接でよく聞かれる質問や歴代の先輩方の面接のレポートが収録してあり、それを参考に自分の面接対策用ノートをつくりました。実際の面接でも、「面接対策BOOK」に収録してあった質問を多くされ、とても役に立ちました。 
模擬面接も受けました。その時の担当は青野講師と坂本講師だったのですが、実際の面接よりも厳しく、本番は気持ちに余裕を持って臨むことができました。 

官庁訪問について

官庁訪問に際しての準備は、志望動機をしっかり考えることが大切です。「なぜその省庁なのか」という点は必ず質問されます。その省庁で自分のやりたいことを熱く語れるようにすることが大切です。
私は1次試験合格発表後の官庁訪問では内々定がとれませんでした。しかし諦めずに最終合格者発表後に官庁訪問したところ、そちらで内々定をいただきました。面接に行った省庁から連絡が来なくてもめげない心が重要です。

受講形態と伊藤塾の学習個別フォロー

自宅学習だと勉強を続けられる自信がなかったので、通学ライブを選びました。ライブだと受講しなければならない講義を溜めることがないので、続けることに不安がある人にはおすすめです。伊藤塾はライブの受講生でも、インターネットでその映像が見られるので、欠席の日も心配ありません。
伊藤塾の講師の方々は個別面談もしてくださいます。個人的に勉強プランを立ててくれたり、学習のコツを教えてくれたり、と大変親身になってくれるので、勉強の不安はこれで吹き飛びました。 

直前期と試験当日

最初の公務員試験を皮切りに、毎週末はいつも試験となります。試験が終わってまた試験と、精神的に少し疲れる時期だと思います。しかし、直前期に届く講師やスタッフの方々からの激励のメッセージを見、今まで勉強してきたことを信じれば、必ず乗り越えられます。

合格、内定と進路決定

特別区と国家Ⅱ種に合格しました。国家公務員になり、日本全国広い視野をもって働きたいと思っていたので、人事院から内定をいただいた瞬間にそこで働こうと決めました。

最後に

これから公務員試験を受験しようと思っている皆さん、公務員試験に向けての勉強はただ試験を突破するためだけではありません。今まで勉強したことがない教科を勉強することで自分自身の見識が広がり、物事の多角的な見方を手に入れられます。また長期的な準備期間を通して、精神的な強さも手に入れられます。自分自身を成長させる機会として、勉強に励んでください。応援しています。