祖父が国家公務員であり、日本の将来について熱く語る姿を幼少期から見ていて、これほど日本のことを考えて働ける仕事はないと思った。そのため国家公務員に対し漠然とした憧れを感じていた。
加えて、高校生の時にアメリカに留学し、ペンタゴンを訪れたことを通じて私は外交・国防に興味を抱いた。これらの分野で貢献できるのは国家公務員しかないと感じ、国家公務員志望を強めた。
特定の利益団体や権益に流されず、国民全体のために最善の選択肢を（エビデンスに基づいて）用意できるような国家公務員になることができれば、と思っている。
 

もともとは教養区分についてはあまり本気で考えておらず、法律区分での受験を主に見据えて伊藤塾に入塾した。法律といえば伊藤塾、という考えが背景にあった。
ただ、こうして教養区分対策を伊藤塾で行った今感じることは、伊藤塾のノウハウの蓄積量の凄さである。大学でも自主勉強会のようなものがあったが、伊藤塾なしでは教養区分には合格できなかったように感じる。
せっかくなので、法律区分の法律科目の授業も受講し、有効活用したいと思っている。

総合論文試験について

佐藤講師のゼミで指示されたことを忠実に行う。新聞も毎日軽く目を通すようにしていた。

企画提案試験について

伊藤塾の授業視聴＆塾生の知り合い3人でひたすら一緒に案を練った。
 

政策課題討議について

伊藤塾の模擬のみ。

加点対象の英語試験について

スコア加点あり。大学一年時に取得していた。
 

ボディビル部の大会が一次試験の一週間前にあり、過酷な減量を続けていたため全く勉強できない日々が一ヶ月ほどあった。
二つほど注意して取り組んだ点がある。一つは、計画的に勉強を進めること。前述のように一ヶ月勉強できないことは当初からわかっていたので、佐藤講師のゼミで課された課題を溜め込まずに消化するようにしていた。もう一つは、あまり思い入れを強く持ちすぎないこと。「受かれば儲け物」「東大生だから受かる」とあまり気負わずに試験に臨んだことが良い結果につながったと思う。
 

特にしていません。教養区分合格でできた時間を民間就活に使おうと考えています。

 
コロナ禍で家にいる時間が増え、10万円給付金もあったので一念発起して伊藤塾に入塾しました。コロナ禍をチャンスにかえることができてよかったです。国家公務員になりたいという思いが強いため、モチベーションを保つのにはあまり苦労しませんでした。
夏休みには希望省庁のインターンにも参加しましたが、これもモチベーションを保つ一つの策かと思います。私はインターンを通じて改めて国家公務員の志望度が上がりましたし、時期も教養区分試験の約2ヶ月前なので、「インターンが終わったら勉強頑張ろう」などといい区切りにもなったと思います。

 
教養区分はオススメです。芳しくない結果だった場合でも、その悔しさをバネに法律区分に挑めば良いわけですから、教養区分を受けて損はないです。伊藤塾のノウハウを信頼してぜひ受けてみると良いでしょう！