教養区分という試験があることは、大学の先輩たちが受験したという話を聞き、2年生の頃に知りました。国の政策立案のようなダイナミックな仕事ができるチャンスがあるのなら挑戦してみたいと考え、3年生になってから勉強を独学で開始しようとしました。しかし、学部の勉強との両立に苦戦し、予備校で効率的に勉強を進めるべきだと考えるようになりました。

先輩や友人が伊藤塾生であり、身近に感じたためです。具体的で、論文の添削を受けられた点が良かったです。
 

総合論文試験について

ゼミで紹介された白書や資料を読み、（ゼミで扱ったもの全てではないですが）改めて論文を書く。友人たちと書いた答案を読み合い、質問やコメントをする。佐藤講師が勧めてくださった本は、政治学に関して知識がない私には読みやすく、この一冊で大まかな知識を身につけることができました。

基礎能力試験（知能分野）について

得点出来そうな分野を見極めつつ、「これ完」を中心に過去問演習も行いました。

基礎能力試験（知識分野）について

伊藤塾のWeb講義が大変役立ちました。プリントにまとめられた部分を夏休みに集中的に学習することで、効率的に学習できました。

企画提案試験について

省庁のホームページや新聞記事を参考に、政策を検討しました。また、省庁の業務説明会で触れられた政策に関して、試験で応用できないか考えたり、友人たちとプレゼンの練習を行なったりもしました。

政策課題討議について

何度か友人たちとの練習会に参加しました。練習会に加え、レジュメについては、時間内に書く練習を何回か行いました。

加点対象の英語試験について

民間就活で必要になると考え、3年の3月にTOEICを受験済みであったため、そのスコアを提出して25点の加算を得ました

大学の授業がほぼゼミ型であり、レポートの執筆や授業の準備と試験勉強を並行することに苦心しました。よって授業期間中は、伊藤塾のゼミに出席し論文を必ず仕上げることと、数的処理に少しずつでも触れることに専念し、本格的な勉強は夏休みに行いました。ただし夏休み中も、省庁のインターンシップに二つ参加したため、学習時間確保のために、民間就活は1dayインターンシップ一回参加のみとしました。業務説明会にも月に数回参加しました。

教養区分1次試験終了後から徐々に民間就活をはじめました。官庁訪問前に内定を得ることができれば、安心して官庁訪問に臨めるのではないかと考えたためです。教養区分の択一試験対策をしたことで、民間のWebテストの対策は時間を削減できているのではないかと感じます。

学業と試験勉強の両立が想像以上に難しく、モチベーションを高めることは常に難しい状態でした。とにかく目の前にある対策をこなそうと試みていました。

 
対策を早めに進めることで、専門的な知識がない場合でも合格できる試験だと思います！官庁訪問に向けて、焦らず、気負わず準備を進めたいです。