公務員試験で身についた社会問題へのアンテナの高さは民間就活でもかなり役立つ
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K.Sさん 京都大学 法学部 3年 |
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目次
公務員を目指したきっかけ
中学3年生の時、「広く、色々な属性の人に影響を与えられる仕事がしたい」と考え、公務員を漠然と目指し始めました。そのときは「なれればいいな」という程度でしたが、大学2年生になって具体的に進路について考え始めた時、自分が生まれ育った国の課題に真正面から向き合えるのはやはり公務員であると考え、志望度を強めました。
この荒削りな初心を忘れず、日本に生まれ、暮らしている人が自分の可能性を広げることができるような世の中を実現することに貢献できれば本望です。
伊藤塾のここが良かった!
講師、スタッフの方や合格者の方が、教養区分に向けた勉強をマネジメントしてくださったことも、伊藤塾に入塾してよかったと思うことです。
6月頃、私は勉強開始がかなり遅れていたため、教養区分合格は半ば諦めており、勉強に対するモチベーションも下がっていました。そのとき、スタッフの方が面談を設けてくださり、やるべきことを科目ごとに丁寧に提示していただきました。とにかくその通りに勉強しよう、と奮起することができたことで、教養区分合格にたどり着けたと思います。
私がとった勉強方法
◇総合論文試験
ゼミでの議論に加え、伊藤塾生同士の自主ゼミを組んでさらに深く検討することで、自らの考えを深めるようにしていた。単に試験をパスするための時間ではなく、社会問題について深く知り、深く考え、友人たちと議論ができる時間であったように感じる。
実際に解答を書いて、内容について議論し、講師のインプットを受けて、さらにそれを友人たちと深める。このサイクルを作り、継続できたからこそ、総合論文試験では高得点をいただくことができたと思うし、このサイクルを作り出してくれたのは間違いなく伊藤塾での受講生同士のつながりである。
講師の方が「講義を受けることも大切だけれど、受講生同士で自主ゼミを組むことが一番大事だ」というようなことを仰っていたが、まさにその通りであると感じた。
◇基礎能力試験(知能分野)
私は特に数的処理・判断推理は非常に苦手だった。7月頃まではもがいたものの、最終的にはできる問題だけは確実に押さえ、難しいものに時間を割かない、という戦略をとることにした。これは、あまりにも数的処理が苦手でモチベーションが下がっていた時に、スタッフの方が組んでくださった合格者の方との面談がきっかけである。体験談とデータを元にして今自分に必要な勉強はなんなのか明確にアドバイスしていただけたおかげで、他の分野でバランス良く点数をとれたと思う。
◇基礎能力試験(知識分野)
世界史、地理、地学などの暗記が間に合いそうかつ対応できそうな科目に絞り、講義を受けつつアウトプットを繰り返した。大学受験の為の勉強や、大学在学中続けている塾講師としての経験が最も活きたと思う。
時事については、新聞が高額で購読できなかったため、内閣府のホームページを参考にして政策についての知識を深め、気になった点をインターネットで調べる、という方法をとった。総合論文試験での役立つと確信していたため、そこまで苦でもなく、むしろ公務員として働くのならば知っていなくてはならない課題について考えることができるため、楽しく勉強していた。
◇企画提案試験
相澤講師によるインプット講義を受けて、人事院より提示されている資料以外にも複数読み込んだ。読み込んだ上で考えたものを模擬試験や友人との自主ゼミでブラッシュアップし、ある程度型を決めたものを持って行き、現場でアレンジするようにした。
企画提案試験はなかなか民間で行われる形式ではないので、想定質問は伊藤塾での模擬企画提案試験をベースに考えて、回答を準備できるようにした。
◇政策課題討議試験
伊藤塾で行われた練習会に参加し、フィードバックを受けて本番での立ち回りをある程度固めた。特に討議課題についての対策は行わず、他の時間はすべて企画提案と面接対策に充てていた。
◇人事院面接
各設問について自分の経験を元に考えた後、伊藤塾によるカード添削を一回、面接を二回していただいて直前までブラッシュアップした。こちらの意図もくんだうえでわかりやすい文章になるようにアドバイスしていただけたおかげで、うまくまとまった文章になったと思う。これに加えて、伊藤塾の懇親会で出会った友人たちとお互いに面接カードを見せ合い、添削し合った。
普段の生活と試験対策の両立について
アルバイト第一の生活をしていたため、それ以外の時間を勉強に充てる、という生活になっていました。結果的にはアルバイトで指導していた教科知識が役立ったため、自分のなかでは正解の時間の使い方だったと思います。
第一志望省庁のインターンシップと業務説明会に参加することは、モチベーションの維持だけではなく、企画提案や総合論文試験での課題意識のインプットに役立つと思います。特に私は総合論文試験ではほとんど説明会とインターンで学んだことをベースに書いたため、積極的に参加していなかったらどうなっていたかと思うとぞっとします。
民間企業の就職活動について
民間10社ほどが選考中です。基本的にインフラ業界を中心にして、社会問題解決に取り組む企業を受けています。
思い上がりかもしれませんが、公務員試験対策で身についた社会問題へのアンテナの高さは民間就活でかなり役に立っています。また、本気を出して書いた面接カードがあるため、ESもそれをベースにアレンジするといったことが多く、そういった意味でも公務員試験の対策が活きています。
民間インターン選考で触れたグループディスカッション経験は、政策討議試験において役立ちました。
最後に
志望時期にもよりますが、公務員志望者はやはり視野が狭くなりがちであると思います。実際に私も大学入学前から公務員を意識していたこともあり、民間は全く見てないに等しい状況でした。
教養区分に合格してから、「滑り止め、面接の練習」と思って民間就活も始めましたが、実際に社会の大きな流れを作り出している多数の民間企業の説明会を受けることは、自身の公務員への思いを見直し、強くするためにも絶対に必要であると感じました。
だからこそ、春までにある程度の余裕を持って民間を見ることができるという点で、教養区分で合格しておいて良かったと思います。
最後の関門まで気を抜かず、頑張っていきます。