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公務員試験

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悩むことはあっても希望や夢を持ちながら進路を考えた1年間は本当に貴重な時間

外務省
S.Kさん
慶應義塾大学 法学部
受講講座:国家総合職コース、公務員ゼミ
最終合格:国家総合職 教養区分試験
民間内定:株式会社野村総合研究所

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・モチベーションの維持の図り方

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

大学1年生頃から漠然と公務員に対する憧れはありましたが、大学2年の2月から開始した大使館インターンで志望を明確に決意しました。館内で開催される文化交流イベントで、幅広いフィールドでご活躍されている民間の方々を目にし、こうした熱い気持ちを持つ人々の声を1つでも多く反映させた政策づくりに貢献したいという思いから、公務員を志望しました。
いざ目指そうとしたのは大学3年4月中旬で、教養区分試験に間に合うかとても不安な気持ち・焦りの気持ちでいっぱいでした。しかし即決せず、2週間ほどの期間で様々な予備校の入塾前カウンセリングに参加し、どの予備校で勉強させていただくかを熟慮した末に伊藤塾に入塾した結果、入塾後は後悔や迷いなく試験対策を進めることができました。

 

対策スタートのタイミング

 

受験を考え始めたのは、大使館インターンを2か月ほど経験した大学3年4月中旬でした。入塾前のカウンセリングで担当の方が大変親身になって進路の相談に乗ってくださり、伊藤塾で頑張りたいという気持ちが強まりました。入塾後も定期的にカウンセリングを利用させていただいたのですが、不安で気持ちが先走りしてしまった時や、感情的になってしまった時もいつも的確なご助言をくださり、一つひとつ壁を乗り越えることができました。伊藤塾で頑張ってよかったです。ありがとうございました。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

たくさんありますが、論文対策では特に大きく成長することができたと思います。教養区分において配点が高いことは知っておりましたが、初めはどう対策すれば良いか全くわからない状態でした。しかし講義やゼミ、自主ゼミを通じて内容だけでなく、論文の書き方についても理解を深めることができました。また講義中にいただいた参考資料を熟読して対策を進めた結果、本番も高得点を獲得することができました。添削やゼミなど、たくさんサポートいただき、ありがとうございました。

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

〈知能分野〉
・数的処理
5月入塾であまり時間がなかったので、まずは数的処理の講義で出題傾向や各分野の解き方を勉強した後、「これ完」でひたすら演習をしました。忙しい日も毎日必ず数問解くことをルーティーンにした結果、着実に力をつけることができたと思います。また試験1ヶ月前頃から本番の戦略を考え、解く順番や1問あたりにかける時間を自分で決めて演習したことで、本番では過度に緊張せず力を出し切ることができました。
・文章理解
あまり時間を割かない方が多い印象がありますが、私はとても苦手だったので比較的勉強をしました。まずは講義を視聴して解き方や勉強方法を学んだ後、『スーパー過去問ゼミ』でたくさん練習しました。この際も必ず時間を計って本番の緊張感を持って演習することを心がけました。

私は上記のような対策を一人で黙々とやっていましたが、試験本番、隣の受験者の解くスピードがとても速くて頭が真っ白になったので、複数人で一緒に過去問を解く練習をしてもよかったのではないかと思いました。

〈知識分野〉
高校時代の勉強を思い出すことから始めました。国立大学を受験したのと、通っていた高校が特殊で文系学生でも理系科目を全教科学ぶ学校だったため、当時使っていた教科書を掘り返してひたすら読み返しました。まず1周した後、「これ完」でアウトプットを重点的に行い、教科書の該当箇所にマークをつけて頻出分野や出題傾向を把握しました。その後、試験の2~3週間前からは再び教材の読解をし、知識の確認を行いました。
一方で、思想や時事、社会科学については初学でした。そこでまずは基礎能力対策講義を視聴し要点をおさえた上で教材の熟読に移りました。社会科学に関しては論文対策として勉強していた公務員試験基礎マスターの講義が大変参考になり、真剣に勉強していてよかったと思いました。
いわゆる「捨て科目」を作ろうかとても迷いましたが、一点でも多くとりたいという気持ちから最終的に私は全科目勉強しました。ただ、大学受験で用いた科目は比較的点数が安定していたのでそこまで時間は割かず、物理・化学・生物と思想・時事・社会科学を重点的に勉強するなど、強弱はつけていました。

 

 

総合論文/政策論文試験・一般論文試験

〈総合論文試験〉
毎回の論文ゼミを大切にしました。行政学や政治学の勉強が追いついておらず、何を書けば良いか全くわからない回もありました。そうした回も、とにかく予習の段階で手を動かし、今ある知識で最大限答案を埋めることを心がけました。その後、佐藤講師や久木田講師の解説を聴き、自分に欠けていた要素やずれてしまった理由を自分なりに分析した後、指定された資料を読んでもう一度書き直しました。自主ゼミも積極的に活用しました。自主ゼミを通して、周りの方から指摘されて初めて気がつく観点があり、自分が欠けている知識を冷静に発見することができました。同じ志を持つ仲間ができた点も良かったと思います。
また、直前期は伊藤塾のシミュレーションなどを活用して実際に4時間で答案を作成する練習もしました。
総合論文は予習・復習にとても時間がかかり、また後回しにされがちですが、試験を終えた後その大切さを痛感しています。伊藤塾を信じて毎回のゼミを全力でこなした結果、本番確実に力を発揮することができ、よかったと思いました。ありがとうございました。

 

 

人物試験

〈企画提案試験〉
10月に配信される講義で読むべき資料を提示していただいたので、その資料読解を通じてまずはどのような政策を打ち出すかを考えました。
その後はひたすらリサーチしました。大学のレポート課題を書く時と同じように、とにかく様々な文献にあたって勉強するうちに、どんどん楽しくなり、不思議と企画も奥深いものになった気がします。また2022年度のテーマは「孤独孤立・ひきこもり」だったのですが、地元の公民館で開催されていたひきこもり講演会に参加し、実際の現場を目で見たことも施策について理解を深めるきっかけになったと思います。
その後、ある程度施策の方針が固まったら、今度はプレゼンテーションシートを作成し、先輩方や友人、自主ゼミの仲間、家族を相手に何度もプレゼンテーションの練習をしました。そこで思いがけない指摘を頂いたので、その都度施策に修正をして、磨きをかけました。何度もプレゼンテーションシートを書くうちにシートのデザインも頭に入ったので、本番はいつも通りのプレゼテーションシートをそのまま再現する作業になり、時間的余裕もうみ出せたと思います。

〈政策課題討議試験〉
伊藤塾での模擬政策課題討議で松田講師や内定者の先輩からアドバイスをたくさんいただき、非常に勉強になりました。また松田講師の講義も、本番のイメージを持つ上でとても勉強させていただくことが多かったです。
上記方法によるインプット後は伊藤塾の自主ゼミのメンバーや大学の友人たちと週に一回ほど練習をし、アウトプットの数をこなしました。その際はできる限り合格した先輩や先生など客観的に討議の評価をしてくださる方にお願いして参加していただき、アドバイスをもらいました。回数を重ねるうちに、自分だけ別の立場、ちょうど半々に分かれるパターン、全員同じ立場など、討議パターンにもバリエーションが生まれ、本番にどのような状況になっても柔軟に対応する自信がついたと思います。またいわゆる「クラッシャー」と呼ばれる人がもしも本番に同じグループだったらどのように対応するかなどについても考えシミュレーションしたのもよかったと思います。(本番は、私のグループでクラッシャーはおらず、協調的な方々だったため、いつも通り力を発揮しやすかったです。)

〈面接〉
まず相澤講師の講義を視聴し人事院面接の概要や本番に心がけるべきことを勉強させていただきました。その後面接カードを書き、伊藤塾や先輩、友人、家族など多くの方に添削をしていただき、修正を加えていきました。
私は面接経験があまりなくとても不安だったため、伊藤塾で配付された面接対策講義の教材を参考に想定質問集も作成しました。その後は伊藤塾や大学の就活センター、先輩などに面接の練習をしていただきました。また「一人模擬面接」として一人でブツブツと言葉を発する練習もしていました。話す練習を重ねるうちに、相手にわかりやすく伝える方法をなんとなく理解することができたと思います。
ある程度模擬面接を重ねた後は、難しく考えず、自分の気持ちをそのまま面接官に伝えることを心がけました。自分なりの言葉で公務員に対する熱い気持ちを伝え、ありのままの姿を見せた結果、面接官に思いを汲み取ってもらうことができたので、この点は意外と大切だったのではないかと思います。

 

 

官庁訪問

省庁主催の説明会にほぼ毎回参加していました。参加後のアンケートをじっくりと書く中で、学んだことを復習すること心掛けました。また春休みごろから、これまでの説明会で学んだ政策や疑問点についてまとめた「政策研究ノート」を作成し、直前期に振り返ることで原課面接に備えました。人事面接については、民間就活をする中で作成した「想定問答集」を振り返り、官庁訪問直前期にひたすら声に出し実践練習をしていました。説明会や志望者コミュニティで知り合った他の省庁志望者と一緒に政策勉強や面接対策をしたこともとても良かったです。
官庁訪問本番は体力勝負の面もあったため、その日の後悔は一旦忘れて、睡眠時間を確保することを心がけました!気持ちの切り替えや体調管理はとても大事だったと思います。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

3年生の前期はアルバイトや長期インターンシップも活発に行っていました。また院進も考えていたため高成績を維持したく、大学の授業も真剣に取り組んでいたと思います。そのため平日は良くても3時間ほどしか勉強時間を確保することができず、焦りました。しかし、オンオフを切り替えて課外活動や大学の授業にも真剣に取り組んだことは自分の中での自信につながった上、公務員を目指す同志にも巡り会うことができ、モチベーションの維持につながったと思います。

期末試験が終わった7月末から2ヶ月ほどは、長期インターンをやめて教養区分に全力を注ぎました。覚悟が必要でとても辛い2ヶ月間でしたが、教養区分対策に真剣に向き合ったことで上位合格をすることができたので、よかったと思います。

なお、大使館でのインターンシップは外務省を志望する最も直接的なきっかけとなり、内定獲得との関係でも特に影響した経験だったと思います。そこで良好な関係構築に向けて熱心にお仕事される外交官・大使館職員の方々の姿を見て「絶対に外交官になりたい!」という気持ちを持つに至り、官庁訪問本番でもその熱い気持ちを伝えることができました。お世話になった大使館の職員や外交官の方々に内々定のご報告をしに伺った際は、お菓子やジュースなどと共に盛大にお祝いしてくださり、喜んでいただけて本当に嬉しかったです。

 

モチベーションの維持の図り方

 

モチベーションは、同じ志を持つ他の公務員志望の仲間と一緒に勉強することで維持していました。特に官庁訪問直前期はメンタル面で不安定になってしまうこともありましたが、一緒に官庁訪問対策をすることで、「みんなで一緒に頑張っているんだ!」と前向きに頑張れるようになり、本番も強い気持ちで臨めたと思います。
また、春休みなどに友人と短期旅行に行くことで気分転換もしていました。就活中だったので長期旅行はできませんでしたが、それでも大好きな友人と楽しい時間を過ごしたり、時折、今の思いや悩みを聞いてもらうことで(本当に友人たちには感謝してもしきれません)気持ちがとても楽になりました。

 

民間企業の就職活動について

 

なるべく広い視野を持って進路について考えたかったため、民間就活も行いました。説明会やインターンでは総合商社、コンサル、独立行政法人、金融など幅広くみましたが、公務員就活への負担を考慮し、実際に本選考でエントリーをしたのは、一番関心を抱いたシンクタンク系コンサル1社だけでした(もう少しエントリーして良かったと思っています)。官公庁を相手にするシンクタンクと、民間企業を相手にするコンサルの双方を担っているからこそ、官民の架け橋にもなれる点や業界横断的にお仕事をできる点が魅力的でした。
教養区分に向けて行った人物試験対策のおかげで(自己分析や模擬面接等)、民間企業のインターンシップ選考の面接を通過することができたと思います。また民間企業の本選考通過に向けて、自己分析をさらに徹底的に行うこととなり、その際に作成した「自己分析ノート」が官庁訪問の人事面接で大いに役立ちました。そのほか、外務省の第3クールではグループディスカッションがありましたが、そこでは民間就活のインターンで何度も行ったグループディスカッションの経験や、当時作成した「グルディス振り返りノート」を見返すことによって、力を発揮することができたと思います。

民間就活はそれなりに負担が大きかったですが、自分の進路を深く考えるにあたって、また、公務員就活を成功させる上で、挑戦して良かったと思っています。アドバイスとしては、民間就活の結果に一喜一憂しないことがとても大切だと思いました。私もインターンシップ選考で不合格になってしまった際に落ち込みましたが、本命の官庁訪問前に自信を失ってしまっては元も子もなかったと反省しております。民間選考はもちろん全力で行いつつも、「通過したらすごい、普通は落ちてしまう」程度のモチベーションで、過度に力まずに臨むのも案外大切なのかもしれないと思いました。

 

最後に

 

多くの方から信頼される公務員に成長したいです。また外交官は小学生の頃からの夢でした。これまでずっと持ち続けていた「世界で一人でも多くの人から愛される日本」やその先にある「国際平和」に貢献したいという気持ちも今後も忘れずにお仕事に全力で励みたいと思います。

公務員就活を振り返ると特に官庁訪問直前期に色々と思い悩んでしまうこともありましたが、希望や夢を持ちながら進路を考えた1年間は本当に貴重な時間でした。伊藤塾のスタッフ・講師の方々、家族、友人、先輩、大学や高校の恩師など本当にたくさんの方に支えられながら悩みぬいた結果、納得できる決断をすることができました。相談に乗ってくださり、常に味方でいてくださり本当にありがとうございました!また伊藤塾講師・スタッフの方々にはカウンセリングや試験対策など、さまざまな形でたくさんご支援いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。心より御礼申し上げます。
今後もしかしたら、自信を無くしてしまったり不安になることもあるかもしれませんが、自分を信じて、そして時には周囲の方にも相談しながら、考え抜いてみてください。きっと大丈夫だと思います!皆様が希望の進路に進まれることを心から願っております!

 



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