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公務員試験

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伊藤塾のおかげでたくさんの選択肢の中から最適な選択をすることができた

東京都庁
F.Jさん
一橋大学 社会学部
受講講座:地方上級コース、公務員ゼミ
最終合格:東京都
(Ⅰ類B一般)

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・モチベーションの維持の図り方

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

最初は漠然と民間就活を考えていたが、何か違うという違和感がありました。何のために働きたいのかと考えた時に、「普通」の人がより豊かになる仕事より、自分以外の影響により生きづらさを抱えた人が、自分らしく生きられるための仕事がしたいと思いました。それが第一義でできるのは民間ではなく公務員だと思ったこと、人々の生活に政治・行政が与える影響の大きさを大学で実感したことから、公務員を志望しました。また、あらゆる分野が連携して政策を行えること、現場を持つこと、国より柔軟に動けること、仕組みづくりが行えることから、社会課題の解決に最も有効な政策がとれるのは地方の広域自治体だと思い、地方上級を志望しました。

 

対策スタートのタイミング

 

法学部ではなかったため独学では難しいと思い予備校の利用を検討しました。法学の講義に定評があり、ゼミや模擬面接などを通して座学以外の面も手厚くフォローがあり、大学での利用者数が比較的多かったため、伊藤塾を選びました。特に面接への苦手意識が大きかったため、面接対策をきちんとできることは独学ではなく予備校を利用する大きなメリットだと思ったため、そこがしっかりしている予備校を選びました。大学2年の1月頃から公務員を考えはじめ、3年の4月で入塾しましたが、しばらく諸々で忙しかったため、本格的に勉強を始めたのは3年の8月頃からです。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

これだけの実績があるわけだから、少なくとも座学に関しては伊藤塾に言われたことをやっておけば大丈夫という安心感があったのは大きかったです。公務員試験は大学受験とは違いみんなやっているわけではないので、多かれ少なかれ自分で情報収集をして自分一人で進めなければなりません。その時間と手間を実績のある伊藤塾にやってもらえるというのは、経験のない自分でやるよりもはるかに効率的であり確実だと思います。そういった意味でも、自分の大学の利用者が多いと言うのは大きな魅力であり安心でした。
あとは、後述しますが模擬面接の際の面接官役の方の対応が、私にとっては非常に良かったです。

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

☆数的処理
試験勉強の中で一番時間をかけました。馴染みもあったことから、試験勉強の一番初めに取り掛かりました。はじめは久々の数学で感覚を取り戻すまでやや苦戦しましたが、講義を一通り聴き終え「これ完」を一周したあたりから感覚を掴み、そうすると解くスピードも格段に上がり、数的処理の負担が減りました。なので、その状態に持っていくことをまず目指すべきだと思います。そうして数的にだいぶ慣れたら、過去問のある都庁は都庁の過去問をさかのぼれるだけさかのぼり、暗記するレベルまで繰り返し解きました。他県に関しては、「これ完」で間違えた問いを暗記するレベルまで繰り返し解きました。あまり手を広げない方がいいという講師の方の教えから、「これ完」と都庁の過去問に絞りました。

☆文章理解
問題がそこまで難しくないこと、文章理解の実力がある程度十分な所まで達していたことから、他の教科との兼ね合いも考え、文章理解については実力を上げるよりはキープすることを目標にしていました。感覚を忘れない程度に週一度もらった文章理解のテキストを、全て解き終わったら市販の文章理解の過去問テキストを、時間を計って解いていました。本番前は、試験用に8問を連続で集中して時間内に読む訓練を積み、試験に備えました。

☆自然科学・人文科学
大学受験で利用した科目に絞りました。年明けくらいに一通り復習し、あとは模試前と本番前に大学受験時のテキストを利用し一気に暗記しました。考え方は高校で一通り理解していたので講義は聴かず、短期集中で暗記しました。

☆社会科学
専門科目と被らない範囲は講義を聴き、「これ完」を繰り返し解いて頭に入れました。社会科学のテキストと専門科目の該当する部分を行き来し、専門科目のテキストに書き込み情報をできるだけ一元化するようにしました。

☆時事
講義を一通り聴き、3月頃に届くテキストにこれまでの月一講義も含めすべて情報を一元化し、出そうなポイントを重点的に見つつ全体を繰り返し読んでいました。白書や大綱などはゼミで触れられたもののみ何度か読んで頭に入れました。演習が無かったのでどこを出るところとして覚えるべきなのかが分かりづらかったですが、とりあえず一度でも目に入ったことがあれば本番手助けになると思い、繰り返し読みました。普段も毎日できるだけ新聞を読みましたが、それは時事というより面接などでの教養としての方が役立ったと思います。

 

 

専門択一試験

都庁が第一志望だったので、記述式を中心に勉強しました。記述式で勉強しなかった範囲や科目は、一度「これ完」を解いた後、ひたすらテキストを読み込みました。その際、「これ完」で新たに学んだ知識をテキストに書き込み、テキストに「これ完」で学んだことも含めて内容を一元化するようにしていました。計算問題は演習での練習が必須ですが、それ以外はテキストで考え方を理解して頭に入れるということが重要だと思ったので演習はそれほど行わず、とにかくできるだけ広い範囲を頭に叩き込みました。

 

 

専門記述試験

記述用のテキストを中心に学習しました。テキストだと、長い文章の中でどう内容・単語が関連しているのかわかりづらく、単語のみの暗記になりがちでした。記述用テキストだとちょうどテキストの内容の要約のようになっていて、それぞれの内容・単語同士の関連が分かり、すっと頭に入ってきやすくなりました。なので、記述で使う科目に関しては、一通り講義を聴いて「これ完」を一周解いたら、記述用テキストを通して内容を理解しながらそのまま暗記するようにしていました。

 

 

一般論文試験

毎月の講義とゼミで扱ったテーマごとに構成メモを書き、そのストックを増やしました。何回か文章として書く練習をし、できるようになったらメモだけに書くようにし、全部は文章に組み立てなかったです。どれだけストックを増やせるか勝負みたいなところがありましたが、結局都庁も県庁も勉強していたテーマは出ず、当日時間内で頭の中で考え付いたものを書きました。それができたのはそれまでの訓練があったからとも言えると思います。政策のアイデアについては、ゼミで自分では思いつかないような政策アイデアを得ることが出来たので良かったです。

 

 

人物試験

面接に苦手意識があったため、繰り返し面接を行い慣れるということを徹底的に行いました。具体的には、民間就活とそれに向けた対策、伊藤塾の模擬面接です。伊藤塾の模擬面接は、都庁の一次試験終了後から4回行いました。面接カードのブラッシュアップの機会にもなりました。面接官をやった先生が、私の上手く伝えられなかった点について、「伝わらなかった」といって一蹴するのではなく、私が何を伝えようとしていたのかを繰り返し聞いて汲み取って下さり、それをうまく伝えるためにはどう書く・言うべきかを一緒に考えてくださったのが非常にありがたかったです。試験期間のナーバスな時期だったこともふまえてか、悪い面もきちんと指摘しつつも傷つかないように配慮してくださり、いい面は繰り返し褒めてもらえたのがありがたかったです。何度も繰り返し行ううちに、何かコツをつかんだわけでも劇的にうまくなったわけでもありませんが、慣れてきて合格できるほどの面接はできるようになったと思います。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

サークルは3年の11月の学園祭まで参加していました。大学の授業が12月で終わるまでは、大学の勉強とサークルと試験勉強の両立で何かと忙しかったため、とにかくその時期は講義を見ることが中心で、一度頭で理解するという作業を繰り返し行いました。
年が明けて1月以降はサークルも学校も終わり毎日時間に余裕ができたので、公務員試験勉強に打ち込みました。複数のことを同時並行でやるのが苦手なので、色々なことを並行してバランスよく行う方が人間力を上げるにはいいと思いつつも、公務員試験勉強と民間就活に絞ってしまいました。公務員試験勉強に飽きたら民間就活を行うみたいな感じにしていました。でもあくまで本命は公務員だということから、公務員対策がおろそかになるほど民間就活準備は行わないように意識しました。
4年は忙しくなると分かっていたので、大学の授業はゼミしかとりませんでした。

 

モチベーションの維持の図り方

 

とりあえず気を紛らわすインスタ、ツイッター、YouTubeは消しました。インスタで友達の楽しそうな姿を見るとイライラしてしまうタイプなので(笑)。気分転換をすると気分転換で行ったことをもっとしたくなるタイプなので、趣味などは作らず、ご飯を食べる時にテレビを見るくらいにとどめました。

☆モチベーション
就活が終わったらやりたいことを書き溜めて、受かった後のことを想像してモチベーションにしていました。また都庁の食堂でご飯を食べました。実際に食堂で食べる職員の方を見て、ここで働いて食堂でご飯を食べる自分を想像し、絶対合格するぞとモチベーションを上げました。

 

民間企業の就職活動について

 

☆民間就活を行った理由
幅広い分野を行いたかった・行うべきだと思ったこと、総合職がよかったこと、政策の企画立案を行いたかったことから、公務員の中でも地方の広域自治体以外は惹かれず、公務員は地方広域自治体に絞りました。就職浪人はしたくなく、できれば夏休み前くらいには就活を終わらせたかったため、民間就活も行うことにしました。また面接に苦手意識があったため、本命の公務員試験の前に本番の面接を受ける機会があるといいと思ったことも、民間就活を行うことにした大きな理由の一つです。本当に公務員だけに絞っていいのだろうかという迷いもどこか少しあったから、民間という選択肢を残した部分もあります。

☆民間就活の進め方
業界を絞るにあたっては、公務員を目指した理由である「生きづらさを抱える人のために仕事がしたい」というのは民間では難しいと思い、割り切って違う考え方で絞りました。自分の最寄り駅が再開発で便利になったという経験や公共性から街づくりに興味をもち、デベロッパーや鉄道会社に業界を絞りました。でも民間の業界を絞るのは時間がかかり、確定したのは年明けくらいだったと思います。迷いました。
できれば夏インターンから早期選考にのって公務員試験が忙しくなる前に内定又は優遇が欲しいと思い、夏インターンに10社ほど出しました。でも複数日程の優遇ルートに乗れるようなインターンは全落ちで、オンラインの半日インターンのようなものしか通りませんでした(ちなみに都庁のインターンも落ちました)。少し自信を無くしたし、半日のものはそこまで詳しく知れないので意味があるような無いような、もやもやした感じでした。でも調べたり参加したりするほど、民間より公務員だなという思いが強くなったので、その発見があっただけでも収穫だと思っていました。

そういった経緯から、インターンは出してもどうせ全然通らないし、ESを書くのにすごい時間とられるわりにはリターンが少ないと思い、その効率の悪さから秋冬はインターンを出しませんでした。早期選考はあきらめ、
本選考で集中して勝負しようと思いました。夏インターンは周りの人が結構インターンをやりだして話をし出す時期で、それに焦って出した部分もあったので、秋冬は周りに流されず自分のペースでやろうと決めました。

本選考に向けて、何社くらい出すか迷い、自分のキャパや伊藤塾、大学のキャリアセンターに相談した結果、自分は6社くらいが公務員試験と両立しながら集中して取り組める限界だろうと思いました。ここの匙加減は、本当に人それぞれだと思います。3-10社くらいが相場だと思いますが、あくまで公務員が本命だということを忘れず、どっちも中途半端で終わらず、両方本気で内定を狙える社数はどのくらいかと考えて決めました。また実際どの企業にするかを決める時は、企業についてももちろんですが、私はGDにどうしても苦手意識があり、公務員試験で使わないGDのために練習時間を割くことにどうしても抵抗があったため、選考にGDが無い企業という軸でも絞りました。

3月以降公務員試験勉強も民間就活も忙しくなると分かっていたため、2月中にESを出す企業を決めてESを一通り書き上げました。3月に入ったらOBOG訪問を3社、説明会に全社参加し、それも踏まえてESも修正しました。OBOG訪問は選考もなく自分の聞きたいことをピンポイントでたくさん聞けて、実際に働く社員の方にESの添削をしてもらえる、とても効率の良い機会だと思うので積極的に活用するべきだと思います。民間の面接に向けては、大学のキャリアセンターで3回ほど模擬面接を行いました。Webテストは確かに数的処理など公務員試験と被る部分があり対策はそこまでいらないと言われますが、少なくとも言語の暗記とかは公務員試験でやっていないので必要だと思います。そしてWebテストは公務員試験みたいに時間をかけられず、私は時間が全然足りず解けずに惨敗したので、計算が遅いと感じる人はWebテスト向けに勉強しないと厳しいかなと思いました。民間の面接ではすごく緊張してしまい、うまく話せず惨敗でした。やはりインターン選考などを通して面接慣れしている民間就活生に比べたら、自分は全然面接がうまくできていないのだろうなと思います。落ちる経験をたくさんして、公務員試験前になかなかメンタルをやられました。でも自分の本命は公務員なんだと思い、なんとか切り替えました。

☆民間就活が公務員に活かせたこと
一つは前もって面接に向けた対策を行えたということです。自己分析等を早めに行え、模擬面接なども早くから行えました。本選考ではがちがちに緊張してうまく話せませんでしたが、その経験を公務員試験の前にできたというだけでも大きな成果だと思います。
もう一つは、民間就活を通して公務員のことについてより詳しく知れたということです。民間のことを調べることで、民間と公務員の違いを比較して知れたし、やはり公務員がいいという思いも強まり、自分の選択は合っているのだと自信を持てました。都庁の面接で民間と公務員の違いを深堀されたため、そこで大いに活かせたと思います。

☆民間就活と公務員の両立について
私はうまく民間就活と公務員の両立ができませんでしたが、活かせた部分があり両方やってよかったなと思っています。うまく両立してやっている人も多数いますし、一人ひとりやり方が本当にそれぞれなので、周りの人に相談しながら自分の納得できる決断をしてほしいなと思います。

 

最後に

 

就活を通して自分で決めた働く目的を見失わず、その目的を達成できるように、公務員として精一杯働きたいと思っています。
就活はこれまでの進路選択とは異なり、自分に本気で向き合って考えて自分で選択するものだと思います。苦しいし分からないことだらけで悩むし、なかなかうまくいかず傷つくこともあると思います。その一つひとつが自分を成長させる機会なのだと信じて、一歩一歩頑張ってほしいと思います。
今まで伊藤塾でお世話になりました、ありがとうございました。対面でお会いすることはなかったですが、勝手に二人三脚で進んでいる気持ちでここまで取り組んできました。伊藤塾のおかげで、たくさんの選択肢の中から現時点で自分にとって最適な選択をすることが出来たと思います。本当にありがとうございました。

 



カテゴリー 2023年地方公務員 
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※2023年度内定時点のものです。