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公務員試験

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独学では結果が出ず伊藤塾のテキストをやり込んで4年次試験に再挑戦、合格・内定

W.Rさん 東京大学 法学部 4年
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
最終合格:国家総合職 教養区分
課外活動:茶道サークル、学習塾アルバイト

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・公務員試験の対策をはじめた時期

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・最後に

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

公務員のお仕事に漠然と興味を抱いたのは中学生のころでした。中高のOBの先輩がお話をしてくださる機会が何度かあり、それがきっかけだったと記憶しています。日本社会全体のことを考えて調整を行うというスケールの大きな仕事に憧れを抱くようになりました。大学入学後、3年次にインターンシップに参加したことで他府省庁や自治体、立法機関との調整に力を尽くすさまを間近で目にし、より思いを強くして総務省を目指すことを決意しました。

 

公務員試験の対策をはじめた時期

 

伊藤塾でお世話になり始めたのは、大学4年の7月からです。3年秋の教養区分と4年春の専門区分で失敗し、民間就活をしました。その後少し落ち着いたのでもう一度、公務員試験に挑むにあたって、伊藤塾のサポートをいただくことにしました。振り返れば3年の時点で入塾しておくべきでした。それでも4年夏からのチャレンジなのだという状況をすぐ飲み込んでくださり、それを踏まえたアドバイス等をいただくことができ、とてもありがたかったです。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

伊藤塾のサポートがいちばん手厚いと友人や先輩から聞いたからです。また、友人や先輩にみせてもらったテキストがとてもよく、自分もそれを使いたいと思ったからです。さらに論文試験の対策が手厚いことも聞いていたからでもあります。論文試験の成績が悪く、合格できなかったのでその対策講義を受けたいと思いました。3年秋の教養区分と4年春の専門区分では独学で勉強しましたが、自分の実力や進度がわからず、非常に苦しい思いをしました。模擬で具体的な点数のフィードバックがいただけるのが非常にありがたいです。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

とくに沢山の教材や模擬試験がある安心感や、人物試験対策でいただいた忌憚のないご指摘がありがたかったです。3年秋の教養区分と4年春の専門区分では自前で過去問や教材を揃えて勉強をしたのですが、それだけだと不安でした。今回の教養区分ではその点で「伊藤塾のテキストをやりこんだからまず大丈夫だろう」という安心感がよかったです。さらにフォロー制度のおかげで対策会の申し込みを忘れてしまった際なども参加することができ、面倒見のよさも、スケジュール管理に不安のあった私にとっては非常に助かりました。

 

私がとった勉強法

 

総合論文試験

過去問の大筋の解答を考えた後、解説、ゼミ講義の映像をみて勉強をしました。解答に方向性を持たせることが総合論文試験については必要となると思うのですが、私はそれが非常に苦手でした。ですので伊藤塾の映像授業を見て、先生の考え方やまとめ方を辿ることで、総合論文試験で評価される解答を作ることができるようになりました。また、対策がマンネリ化して疲労感が出てきた試験2週間ほど前の時期に、模擬演習があったので、そこで佐藤先生から厳しい言葉があったのもモチベーションにつながりました。そこからしっかり一貫性のある解答を作成することをさらに意識して、過去問演習に臨みました。直前期は論文を書くというより、新聞を読んだり時事の講義を見直したりして、最近の話題に対する自分の意見を頭の中でまとめました。加えて、時間配分で失敗しないよう、事前に解答順や使う時間は決めておきました。総合論文試験は評価されるポイントやそれに応じた取り組み方が見えづらく、やりづらい科目ではあると思うのですが、伊藤塾の講義でなんとかポイントを掴めました。

 

 

基礎能力試験(知能分野)

基礎能力試験自体は、簡単だと思いました。しかしながら問題量に対してどうしても解答時間が短いので、(基礎能力の対策に打ち込んで解くスピードを上げるか、他の科目に注力するかも含めて)取捨選択が重要になると考え、伊藤塾のテキストや過去問をもとに適度に演習に取り組みました。特に英語や国語はスピードが上げやすいと思い、伊藤塾のテキストで対策しました。また、あまりいじわるなひっかけは無いものと考えて問題に取り組んでいた印象もあります。また、普通の算数の問題も簡単なので、積極的に取り組むようにしました。一方で推論や統計はやり方がわかってもスピードが上がりづらいと考え、演習量は控え目にしました。推論は考え込んでしまえばいくらでも時間を浪費してしまいますし、統計はそもそも計算の数字が大きく、煩雑で時間がかかりすぎます。受験者の適性によるところが大きいとは思うのですが、何かしらの取捨選択は必要だと考えました。

 

 

基礎能力試験(知識分野)

知識・時事分野に関しては、詰め込んで勉強をすることができても、いざ4択問題にされると解きづらいというのが非常にネックでした。ここに対してうまい解決策を導き出すことは私にはできませんでしたが、あまりいじわるなひっかけがないものと思って解くことが大事なのではないかと思います。知識分野については、特に対策をしませんでした。理系分野の知識については不安がありましたが、費用対効果が薄いと考えたからです。時事については全て、伊藤塾の講義にお任せしました。時事の対策をすることは、総合論文のみならず、二次試験以降の他の科目への対策にも直結しますので、しっかり取り組んでいてよかったと思います。時事について、日ごろから気にしてニュースを見ておくことはもちろんなのですが、伊藤塾のテキストほどしっかりまとまって整理されているようなものは他にないので、私はテキストと講義で勉強しました。全て覚えきることはできませんでしたが、直前期は常にテキストを携帯して、知識を増やすようにしました。

 

 

企画提案試験

一次合格発表と同時にテーマ発表がありましたが、その時点では白書を眺めるくらいしかできることがありませんでした。11月30日になって相澤先生の講義が配信され、白書の見どころや問題への予想を教えていただけたので、そこから白書の読み込みに取り掛かりました。その後、伊藤塾で模擬をしていただけるとのことでしたので、それに向けて政策のタマを練り上げました。そこで高い評価をいただいたので、方向性や粒度がまちがっていなかったことを確認し、試験直前までは周辺知識の確認や質問の予想などに取り組みました。結果として相澤先生の予想問題を包含するようなかたち(相澤先生の予想問題への答案をそのまま提出しても問題ないようなかたち)で出題があったので、試験本番では落ち着いて取り組むことができました。少し怖かったのが、下書きを終えてプレゼンシートに転写する段階で、あまりに残り時間が少ないことに気づいたことです。結局プレゼンシートの最後の方は、メモ書きに近い形で提出してしまったので、後悔しています。盛り込みたいことが多くて、模擬のときよりも時間を使いすぎてしまったのだと思います。

 

 

政策課題討議試験

去年受けた際に、学内の対策グループで何度も練習をし、先輩方からは高く評価をいただいて、試験結果も政策課題討議試験に関しては良かったので、あまり時間を費やすことはないようにしようと考えていました。今年初めて練習をしたのが、伊藤塾の模擬でしたが、その時も非常に高い評価をいただけたので安心して臨むことができました。伊藤塾のありがたいところは、模擬とはいえ採点というかたちで、数字でのフィードバックがいただけることだと思います。また、政策課題討議の最中のみならず、前後の発表についても意識をして練習をしました。しかし、本番ではグループの議論があまりまとまらなかったこともあって動揺し、討議後の発表では「単なる感想」めいたことを口走ってしまいました。いくら準備しても緊張や動揺には勝てないということを思い知り、伊藤塾や大学内のような同質性の高い対策グループ内だけの練習ではなく、より緊張しやすいような環境を見つけておいた方が良かったかもしれないと思っています。

 

 

人事院面接

エントリーシートの添削と、模擬面接を伊藤塾にお願いしました。エントリーシートのわかりづらい部分や、論理が一貫していない部分を沢山指摘していただけたのでよかったと思います。また模擬面接では、私の話が長くなってしまう部分、聞かれたこと以上に応えてしまう部分をしっかり指摘していただけたのでありがたかったです。対策としては、それらのフィードバックをもとに想定問答を作って練習しました。想定問答は伊藤塾の「面接対策」テキストに載っていた質問をもとに作りました。とてもありがたかったです。「行政官として自分が何をしたいかや、日本をどうしたいかといったことは、官庁訪問で沢山話すことができる。人事院面接は面接だけれども、評価項目のしっかりある試験ということを忘れず、相手が聞きたいことを全て聞けるようにするためにも、端的に答えなさい」という模擬面接官の先生に教えていたことを胸に、対策に取り組みました。普通の評価であれば、配点上も大きく影響はしないので、やりこみすぎなくて正解だったとも思っています。

 

 

加点対象の英語試験

提出有、TOEIC、2024年9月、対策無。教養区分で加算をするためだけに、直前になってTOEICの受験をしました。教養区分の対策に集中したかったので、25点の加算条件を満たすだけなら勉強をする必要はないと考え、その日の朝にリスニングだけして試験に挑みました。結果として加算条件を満たすことはできたのですが、就職後に資格として用いるには不足が過ぎる成績(770点)だったので、もう少しリスニングの対策をしておけばよかったと後悔しています。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

ずっと家に引きこもって勉強をしていても気が滅入ってしまうので、アルバイトや趣味については少し頻度を落としながらも、普段通りするようにしました。教養区分直前期は、夏休みで暑いということもあり、クーラーのかかった部屋で籠りっきりになってしまいがちだったので、自転車で買い出しにいったり、ランニングをしたりして運動不足や気疲れを回避するようにしました。また、体調を悪くしないように食生活にも気を使いながら、普段の生活と試験対策の両立をしました。

 

民間企業の就職活動について

 

教養区分、専門区分と続いて不合格になってからようやく民間就活に取り掛かりました。非常にまずかったと思うので、2~3年次の教養区分合格後は民間就活をすることをおすすめしたいです。滑り止めとしてだけでなく、沢山の業界の大人の話を聞くことができるという点で公務員就活にも非常にいい影響があると考えています。私は、広く多くの人の役に立ちたいという思いがあったので、業界はインフラ、学問的専門性を活かしたかったので、業種は法務を中心に選んでいました。

 

最後に

 

●今後のビジョン
広く、多くの人の生活の生活を維持・向上させられるよう、私の最大限の努力を尽くします。その中で大切にしたいことは「よい調整」です。立法機関や他府省庁、そして自治体など様々な関係者の事情を踏まえ、適切な調整を行う際には、相手への知識やそれに基づく想像力が必要になると思います。私もそうした知識、想像力を身につけるべく、自分の足で情報を集め、自分の頭で考えることに努めます。

官庁訪問のなかで、行政官の仕事の醍醐味は自分の持てる限りの知識、思考力を用いて社会全体のための調整を行うことであると伺いました。そのように頭を悩ませることにやりがいを感じられる方は、ぜひ公務員の道を目指していただきたいです。「社会のために考える」ことは決して多くの人が携わることのできる仕事ではないと思います。
伊藤塾の先生方やスタッフの方は、お忙しい中でも簡潔なアドバイスをくださいました。カウンセリングの時間制限が最初のうちはもどかしく思っていたのですが、限られた時間のなかでも先生方は持っている全てを伝えてくださるので、結果的には全く支障がないどころか、むしろ私も時間のないなかだったのでありがたかったです。いつでも単刀直入に忌憚なくご指摘をくださったので、二度試験に落ちた私も成長できたのだということを内定後痛感しております。本当にありがとうございました。

●これから進路を考える方へ
教養区分は最速で19歳の秋に受けられる試験です。したがって国家公務員のみならず、他の就職活動に向ける時間を作ることもできるという点で、受験者の人生の可能性を広げてくれるものだと思います。大学の勉強や遊びなど、したいことが沢山ある中だと思うので、ぜひ伊藤塾のサポートをうけて最短ルートで合格することができれば、それ以上によいことはないと思います。頑張って挑戦してください。

 



カテゴリー 2024国家総合職 教養区分 
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※2024年度合格時点のものです。