伊藤塾の良さは何よりも蓄積された情報量
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I.Cさん 一橋大学 法学部 3年 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
元々社会的貢献につながる仕事がしたいと考えていたため、安直に法曹や公務員になりたいと思い法学部を選択した。学部の授業の中で法曹のお話をお聞きする機会があったが、法曹では事後的な問題解決になりがちなこと、また特に弁護士では利益を上げることがどうしても必要になることから、問題の事前解決ができる可能性が高く、また経済的弱者でも利用できる行政の仕事に携わりたいと考えるようになった。
公務員試験の対策をはじめた時期
大学2年の冬休み頃から公務員を進路として本格的に考え始めたため、その頃から講座を申し込んだ。ただ、実際には数的処理に少し取り組んだのみで、本格的に勉強を始めたのは3年の6~7月ごろだった。学習スタート時期に関しては少し遅かったと思う。特に、ゼミというものの存在を見逃していたため参加することができず、このことは総合論文対策として大きな痛手だったと感じている。また、勉強のスタート時期が遅かったため○○科学系は詰めきることができず、特に時事に関しては対策が不十分だったと思う。
伊藤塾を選んだ理由
元々法曹を視野に入れていたこともあり、伊藤塾の司法試験コースを利用していたため。また、法律区分での受験も視野に入れていたため、法律分野に強い伊藤塾の講義を見たいと考えていた。
伊藤塾のここが良かった!
講義・教材、論文対策
演習問題集(これ完)の解説がわかりやすく、それを解いたら最重要問題については覚えられるようになっていたのが助かった。
人物試験対策
過去の合格者の体験記がたくさんあったため、当日の流れや様子を想像することが出来、不安を減らすことが出来たのがよかった。また、模擬面談や模擬政策課題討議等は、的確に修正点を指摘していただける一方で、全体的に緊張感がありつつも話しやすい雰囲気を作っていただけたため、初心者の私でも緊張しすぎることなく執り行うことができた。
伊藤塾の良さは何よりも蓄積された情報量の多さだと思います。
私がとった勉強法
総合論文試験
ゼミへ参加することができなかったため対策にやや苦戦した。基本的には伊藤塾の総合論文対策の講義を活用した。最初の2回ほどは問題を見て構成を考える→講義内容を見て構成の修正→本文を書く、という形をとっていた。実際に論文を書くとなるとどうしても時間がかかってしまうため、その後の5回程度は構成のみ考え、講義内容とのすり合わせを行うという形をとった。手書きかつ文字数が多いので、一度書いた内容を修正することは難しい。そのため、構成段階で書く内容をある程度詳細に決めておく必要があり、反対に構成さえしっかり作れば文章量などはどうにかなると思っていたため、構成を作る練習に注力した。出題テーマについては全てをカバーすることは難しいと考えていたため、時事対策の本を読み、文章の種を作るという対策をとっていた(実際に種が出来ていたかは疑問ですが…)。今年の出題テーマは人工知能の活用とオンライン投票についてだったが、後者に関しては憲法の勉強が活きたと思う。
基礎能力試験(知能分野)
数的処理に関しては、「これ完」や演習問題を複数回解いた。時間配分が最大の鬼門だと思っていたため時間を計って問題を解いていた。資料理解については時間さえかければ解ける問題だと思っていたため、その時間をどのように減らすか、計算の工夫などを意識しながら特に繰り返し解くようにしていた。
文章理解については過去問などでも問題文が省略されているものがほとんどであり、特に英文については「これ完」にも掲載がなかったため対策が難しかった。結局あまり対策することはできなかったが、民間就職のテストに形式がやや似ているのでそれを使って対策するのも良かったのかもしれないと思う。
当日は、文章理解と数的処理のそれぞれに割く時間をあらかじめ決め、その時間までに文章理解が終わっていなくとも数的処理に移る、というルールを決めて臨んだ。今年から文章理解が増え、数的処理が減少したと思うが、そのことを知らず昨年度以前と同じ時間配分で解いてしまったが、結果的に数的処理の各問に割ける時間が増えたため良かったのではないかと思う。
基礎能力試験(知識分野)
正直に言うとほとんど対策の時間がとれず、大学受験の知識の残り+時事で乗り切った形になってしまった。
範囲が広いため社会科学に絞った勉強を行った。伊藤塾の授業動画を見た後は、テキストに載っている過去問を解き、解説を読んだ。人文科学については全ての範囲をカバーすることは難しいと感じたため、倫理のみ授業動画を見た。大学受験で世界史と地理は勉強したことがあったため、世界史・地理・倫理に関しては「これ完」に載っている問題は一通り解いた。解けない問題も多かったが、テキストを読み、覚えるということをしていては時間が足りないと考えたため、「これ完」の解説を読み、頻出の部分のみテキストを読み補完するという形を取った。
倫理・世界史・日本史などの過去のものを学ぶ系の科目以外は時事と絡めたものが多く、日ごろから新聞やニュースを読み時事にアンテナを張ることが重要なのかなとも思いました。私はそれが出来ていなかったため、選択肢を絞り、二択にかける、といった問題が多く反省点である。
企画提案試験
初めに白書を読んだ時点では、全く政策が思い浮かばなかったため国の審議会や委員会の議事録を読み情報収集に努めた。実際に企画案を作るときにはあまり取り入れなかったが、シンクタンクのレポートや自治体等の情報も調べた。伊藤塾の講義動画の中で、想定される出題テーマについていくつか提示されていたため、その中で企画案を作りやすそうなテーマを2~3個選び、伊藤塾での模擬企画提案に臨んだ。その中で不足している部分についてアドバイスをいただいたため、その点をつめて試験本番に臨んだ。結局実際に出題された問題は、全く用意していなかったテーマであったが、元々用意していた企画の形式を流用することができ、試験時間を有効に使うことが出来たと思う。また、実際の企画提案試験の中では、現在転職が活発ではない理由や阻害要因などをかなり深堀されたが、これについては他のテーマとも共通する部分であったと思うので、対策が活きた部分であった。
政策課題討議試験
伊藤塾で1回、大学の対策会(内定者の方が主催)で2回模擬政策課題討議を行った。その他レジュメの制作時間が短いことに課題を感じたため、レジュメ作成のみ数回練習を行った。私は字が汚く、レジュメの構成のセンスも全くなかったため、一緒に模擬政策課題討議を行った他の人のレジュメのうち、見やすい・わかりやすいと思った物を選び、そう感じた理由を探すようにしていた。そして、その部分を自分のレジュメの作成にも取り入れられるようにしていた。
議論の進め方については、協調性や論理性が重要だと聞いていたため、他の受験者の意見を聞きながら、試験問題(最終目標)からずれないように心掛けていた。また、最初と最後の個人発表の時間配分がすごく難しいと感じていたため、3分や2分で話す練習をしていた。
人事院面接
一次試験前後から面接カードを作成し、伊藤塾で添削をしてもらった。内容について詳細なアドバイスをいただいたため、それを元に再度面接カードを作成し、模擬面接に臨んだ。基本的な質問については想定質問を作成し、伝えたい内容をしっかりと言えるようにしていた。ただ、暗記している感が出すぎるのも良くないと思っていたため、一字一句を決めるというよりは言いたい内容を箇条書きでまとめ、それを元に口に出して話す練習をするという形をとった。面接カードの作成や想定質問の作成には過去の面接体験記を参考にした。模擬面接の際は親切に相談に乗っていただけ、自分の改善すべき点を明確にすることができた。その後は母や友人に面接カードや話す内容を聞いてもらい、わかりやすくなるように練習を重ねた。
当日の面接も詰められるということはなく、伊藤塾の模擬面接をしていたおかげで緊張しすぎて話せなくなるということはなかったので良かったと思う。
加点対象の英語試験
TOEICを5月ごろに受験し、スコアを提出した。正直にいうと対策はほとんどすることができず、公式問題集を前日に1度解いたのみでした。ただ、大学でTOEIC対策の講義をとっていたため、そこで対策テキストを解いたことがあり、そのおかげで加点スコアをとることが出来たのかなと思っています。TOEICを選んだ理由はマーク式のリスニングとリーディングの問題のみであるため点数が取りやすいと思ったからです。
民間企業の就職活動について
民間就活は一応行う予定です。官庁訪問の通過率を考えると国家総合職一本で挑むのはリスクが高すぎると考えています(地方公務員など他の公務員試験も受験する予定ですが、全落ちする可能性は十分にあるため)。
私自身は恥ずかしながらあまり民間就活を真面目に行っていないため書けることは少ないのですが、教養区分に合格した場合12月以降の時間を自由に使えること、また専門区分に比べると対策に必要な時間がやや少ないため春夏ごろからしっかりと民間就活に時間を割けることから、時間的余裕が生まれると思います。
最後に
官庁訪問のための準備を進めつつ、民間就活や他の公務員(地方公務員など)に向けた勉強をするつもりです。志望省庁の採用イベントは全部参加できるようにしていきたいと思います。
●これから進路を考える方へ
教養区分は民間就職と併願がしやすい試験区分だと思います。民間と国家総合職で迷われる方は多いと思いますが、教養区分はその併願を可能にする最適な方法だと思います。また、公務員専願の方についても、春だけでなく秋も受けることで単純にチャンスが増加するので、前向きに受験を検討されると良いかなと思います。