本番はゼミで身に付けた思考方法や書き方をベースに応用をきかせて乗り切った
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経済産業省 受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
中学時代に肺の手術を経験し、いつかは人の命を救う仕事につきたいと思っていた。しかし、高校時代に働き方改革のニュースを見て、目の前の人を医学で救うだけが人命救助ではなく、制度の改正を通じてより多くの人を助けるという方法もあることに気付いた。大学に入って、OBの多くが官僚だった政策立案コンテストの運営サークルに所属し、彼らの活躍を目の当たりにして、国家公務員への思いが強くなった。確かに、給与や残業時間といった労働環境は必ずしも良いとは言えないが、それでも日本のために一生をかけてみたいという確信をもった。
対策スタートのタイミング
勉強は3年生の4月からはじめた。伊藤塾で勉強することはその4か月ほど前から考えていたが、サークル活動が忙しく、なかなか着手できなかった。最終的に、割引キャンペーンの締め切り日に入会した。振り返ると、もう少し早くから入会して、余裕をもって講義を視聴したりゼミに参加した方が、精神的にも安定していたと思う。ただし、その場合、サークル活動をある程度控える必要があったため、本当に早期から学習を始めることが最適かは、突き詰めて考えるとわからない。
伊藤塾を選んだ理由
佐藤講師の説明が非常にわかりやすかったこと。公務員セミナーでの説得力のある話し方に魅了された。多くの講座で佐藤講師自らがお話をされるが、同じ講師が科目横断的に講義をすることで、内容の関連が生まれ、相乗効果があった。この点は他の予備校には見られない特長だと思う。また、知り合いの多くが伊藤塾に入塾を決めていたという点で、安心感があった。価格的には必ずしも安いとは言えないが、相談会やカウンセリングなど、手厚いがあったことも考えると、価格に見合ったサービスが受けられたと思っている。
伊藤塾のここが良かった!
論文対策では、あたるべき資料を提示してくれたことで、どのように情報を仕入れ、自分の意見に組み入れていくかということについて、コツをつかむことが出来た。これをもとに、ゼミで扱っていない内容についても、応用することができた。また、試験対策のみならず、その後の官庁訪問対策においてもその経験が生きた。また、LINEで逐一スタッフの方が親身に相談にのって下さり、その応答の速さ、正確さ、丁寧さは勉強を続けていく中で大きな存在だった。決して事務的な内容にとどまらず、精神的にも安心させてくれる内容だった。
私がとった勉強法
基礎能力試験
文章理解・数的処理については、教養区分レベルの市販本は販売されていないので、区分が始まった時からの過去問をひたすら反復練習した。
人文科学・自然科学・社会科学については、大学受験で使った科目を高校の教科書や「スーパー過去問」という市販本で何度も復習し、再度身に付けた。メリハリが重要になってくる。場合によっては、過去問で出た内容を一覧化し、傾向を探ったりした。
総合論文・政策論文試験
過去問をざっと見て、どのような政策分野が問われるのかをまず把握し、伊藤塾のゼミで習った資料の収集方法を踏まえて15程度の政策分野について自論を展開できるように準備しておいた。当日は、事前に対策していた分野ではないところからの出題で若干焦ったが、ゼミで習った思考方法や書き方をベースに応用をきかせて乗り切った。
人物試験
ひたすら友人や伊藤塾講師と練習した。発言するときは、自分が無意識のうちに、「なんか」や「あの」、「えっと」といった口癖が現れるものなので、そういった点について指摘してもらうことで改善していった。企画提案や集団討論には、ある程度流れの「型」がある。その型について、早くから内定者にアドバイスを受けていたことが良かった。
官庁訪問
省庁の説明会でもらった資料を一覧化できるようにファイリングして、都度復習した。また、採用担当とのコンタクトや職員訪問を欠かさず行うことで、自己をアピールしておくことも重要だったと感じた。最終的に感じたこととして、政策の知識というよりは、「なぜその仕事を行いたいのか」という思いを、自身の経験や価値観と照らし合わせて言語化する練習をしておくことが重要である。
普段の生活と試験対策の両立について
勉強を開始してから、サークル活動への参加は極力控えるようにしたが、たまに息抜きとして参加することもあった。勉強時の不安や不満を漏らせる場所をつくっておくことは、長期的な対策において不可欠だと思う。また、個別指導塾でアルバイトしていたこともあり、これも息抜きとなった。高校生に指導する際は、教養試験の勉強のアウトプットの場となったこともあり、相乗効果があった。また、近所で共に公務員試験を受ける友人と、夜に度々散歩したことも息抜きとなった。
今後のビジョン
愛国心、パッション、優しさ、ユーモアを兼ね備えた行政官になりたい。厚生労働省と悩んだこともあり、経済産業省との間にどのような違いがあり、どこが補完関係になっているのかをよく学んだつもりである。厚生労働省で必要とされるような、人に寄り添う優しい姿勢や、またその行政官に会いたいと思わせるユーモアは、愛国心やパッションに燃える経済産業省でも必ず必要になってくる部分だと思う。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
「なぜ国家公務員になりたいのか」。対策で疲れた時は、そのことを思い出してみてください。公務員試験の勉強はあまりにも道のりが長く、途中で自分が何のためにこんなことをしているのか見失ってしまうことがあります。その時は、自分の胸に手を当てて、志望動機を思い起こしましょう。再びやる気が出てくるはずです。頑張ってください。