試験に落ちてから後悔しないために周りに流されず早めに学習をスタート
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財務省本省 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
小学生のころから『坂の上の雲』や『竜馬が行く』が好きで、公のために働くことがかっこいいことであるという感覚があった。また、中学生のころから周りの人と比べて、自分は政治や社会情勢に興味があるタイプであると感じており、そのような事情から国家公務員という職業が自分には向いているのではないかと高校生のころに思い始めた。大学入学後には法曹に進むことも考えたが、社会全体のために働くことに自分はやりがいを感じるのではないかと思い、大学2年生のころには、公務員を目指そうと決心した。
対策スタートのタイミング
伊藤塾には大学2年生の春に入塾し、実際に学習をスタートさせたのはその年の冬からだった。教養区分試験はあまり勉強しなくても合格できるという話は出回っていたし、本当にそうなのかもしれないが、試験に落ちた後に後悔はしたくなかったため、早めに勉強を始めようと思った。社会科学を中心に学習を進め、夏休みに入る前までには社会科学を仕上げることができ、それはかなり試験に有利に働いたと思う。そのため、適切な時期から勉強を始めることができたと感じている。
伊藤塾を選んだ理由
伊藤塾が一番有名だったため選んだ。
伊藤塾のここが良かった!
伊藤塾の講義・テキストは内容が整理されていて分かりやすかったと思う。大学の講義よりもわかりやすい印象を受けたし、特に社会科学は楽しく学習することができた。また、論文のゼミがあったことが良かったと思う。論文試験の解答方針について他の学生とディスカッションするのはとても勉強になり、総合論文試験の対策になったのはもちろんのこと、政策課題討議試験の対策にもなった。カウンセリングも何回か利用させて頂いた。民間就活との両立方法について相談でき、心強かった。
私がとった勉強法
基礎能力試験
教養区分の基礎能力試験第Ⅰ部は時間との勝負になるため、どのような時間配分で問題を解くべきかや捨てるべき問題はどのようなものかについて考えながら、何回も過去問演習を行った。基礎能力試験第Ⅱ部については、自然科学の勉強は高校の頃に選択していた生物・地学のみとし、化学・物理には時間を割かず、点の取りやすそうな人文科学の勉強を全般的に行った。
総合論文・政策論文試験
総合論文試験は4時間もあり、時間的には余裕そうに一見思われるが、全くそうではない。過去問演習では、論文の構想を練る時間と記入する時間の適切な配分を見つけることに意識を払った。また、問題文・資料を正確に読み取り、どのような解答が求められているかを的確に把握する技術も身に付ける必要がある。とにかく問題文・資料を精読することを意識した。
人物試験
企画提案試験では、前もって試験問題のテーマと資料が公表される。そのため、いくつか想定問題とそれに対する回答案、想定問答を用意し試験に臨んだ。試験本番で出題された問題は想定していた問題に近かったため、作成していた回答案をほぼそのまま使用することができた。企画提案試験では何本も回答案を作成し、試験本番に臨むべきだと思う。
官庁訪問
各省庁の説明会には積極的に参加した。パンフレットやネットで情報収集するよりも、実際に職員の方のお話を聞くことの方がよっぽど勉強になると思う。職員の方のお話を聞くうえでは、○○省の業務として聞くよりも、○○局○○課の業務として聞くほうが理解が進むと思う。私自身、はじめはどの部局の所管かはあまり意識せずお話を聞いていたが、途中から組織図をイメージしながらお話を聞くように心がけ、それによって省庁への理解も進んだ。
民間企業の就職活動について
公務員がダメだった場合の保険として民間就活を行った。教養区分の一次試験後に民間冬インターンのESを提出し、二次試験後の冬インターンから民間就活に取り組んでいった。業務内容が幅広く、公益性の高い仕事が良いと考えたため、政府系金融・メガバンクを志望した。公務員試験対策として、ニュースは積極的に見るようにしていたが、そのことは民間就活でも活きた。試験勉強をする時期と民間就活を行う時期は重なっていないため、民間就活の負担はそこまで重くなかった。
今後のビジョン
官僚が物事を動かそうと思っても、官僚だけの意思で動くものではなく、政治の意思決定が不可欠である。どれだけ高邁な理想を持っていたとしても実現できなければ意味がなく、実現のための大きなハードルの一つが政治であろう。私は、良い官僚とは、政治家と上手く渡り合える官僚であるのではないかと思うし、そのような官僚になりたい。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員就活は、民間就活よりも大変であるのは間違いのない事実でしょう。しかし、公務員は民間で働くのとは一味も二味も違ったやりがいを感じることができる仕事だと思います。職業選択は自分の一生を左右する重大な選択です。自分がどのフィールドに身を置きたいかということを真剣に考え、進むべきだと感じた道に進んでいきましょう。