部活動で培われた粘り強さや調整力は就職活動でも良いアピールに
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中央省庁 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
私はもともと将来医師になりたいと思っていた。しかし高校一年生の頃、霞が関で勤務している高校の先輩が、高校に講演で訪れ、若手官僚として国家のために働く意義、やりがいを熱く語っていた姿に惹かれ、徐々に国家公務員志望に切り替わった。医師として一人ひとりの患者を助けることも、大きなやりがいがあるが、政策立案という手段を通して多くの国民の役に立つことができる(時として負の影響を与えてしまう危険を孕む)、国家公務員という働き方の方が自分の中ではおもしろそうだと感じた。
対策スタートのタイミング
もともと東京大学文科一類に入学した理由が国家公務員として働くための近道となるだろうと考えたからであって、入学した段階で公務員試験対策というものには関心があった。後述の通り伊藤塾に入塾したのは大学一年生の時であったが、実際に本格的に公務員試験勉強に取り組み始めたのは大学三年生の8月からであった。この時期になってしまったのは教養区分という地力が重要である区分を受けるため、いまいち勉強のモチベーションが湧かなかったことと、夏の期末試験を終えてからでいいだろうという気持ちからだった。8月に始めて顕著に遅いとは全く感じなかったが、今考えると大学3年生の4月ぐらいには、公務員試験勉強を始めても良かったと考えている。
伊藤塾を選んだ理由
最初の目標が司法試験に合格しつつ、国家公務員になることだった。公務員試験を受ける上で、独学よりは予備校に通う方が良いと思っていた時に、大学の部活の先輩が伊藤塾に入塾していたことから、伊藤塾のパンフレットを見てみた。その際、司法試験で伊藤塾が圧倒的なシェアを占めていることと、伊藤塾の司法試験入門講座では、国家公務員試験とのW合格を目指せることを知り、最初に掲げた目標を達成するなら伊藤塾が1番の近道だと思い、伊藤塾に入塾することに決めた。
伊藤塾のここが良かった!
教養区分の基礎能力試験向けのテキストは、多すぎず少なすぎず、情報量がちょうど良かったため、短期間で基礎能力試験の得点向上にとって有り難かった。
また、過去の受験生のデータを元に、得点の取り方のアドバイスが極めて具体的で分かりやすく、点数配分を考える上でとても参考になった。
2次試験の人物試験のカードの添削では、何度提出しても丁寧に毎回添削をしていただき、客観的なアドバイスを踏まえた上でカードを推敲できたため、大変良かった。
私がとった勉強法
基礎能力試験
基礎能力試験Ⅰ部に関しては文章読解で極力失点をせず点を稼ぐことが重要であり、数的処理は解けないもしくは解くのに多大な時間がかかる問題を判断することが重要であるという前提のもと、実践形式で数年分の過去問を解いた。知識ではなく地力がモノを言う試験であるので、形式に慣れることを心掛けた。基礎能力試験Ⅱ部に関しては知識問題が多いため特に時事問題、人文科学の倫理、社会科学の政治、法律といった分野については重点的対策した。分量的に間に合わない自然科学分野は捨てて、その他の社会科学や人文科学については高校の内容を軽く復習した。
総合論文・政策論文試験
8月頃から過去問に徐々に取り組み始め、数年分に渡って総合論文を実際に書く訓練をした。現役で官僚として働いている先輩に答案を見せ、そこで指摘されたアドバイスを元にまた次の論文を書くということを繰り返した。特に何か新しい知識を入れて取り組むという種類のものでもないと考えたので、それ以外に対策はしなかった。
人物試験
政策課題討議試験は差がつかない上、大きなマイナスを出さないことが重要だと感じたため、伊藤塾と大学内のコミュニティで行われた模擬を二度経験したのみだった。強いて言うなら、発表メモを書く時間が短いので、それを素早く書くことは心がけた。面接に関しては伊藤塾の面接カード添削を利用した。何度か提出したが丁寧に添削に付き合ってくれ、とても感謝している。面接本番はリラックスして素直に臨んだ。企画提案は事前に発表された資料をもとに想定問題を用意し、それに従って自分の答案を準備した。伊藤塾でなされた指摘を元に、見やすくわかりやすいプレゼン資料を作ることを心掛けた。
官庁訪問
三年生の夏のインターンシップや冬のインターンシップに参加した。また教養区分合格後の12月から職員訪問に行き始め、志望官庁の職員の方からお話を聞き、理解を深めることを心がけた。官庁訪問前には想定質問集を作り、万全の回答ができるよう心がけた。省庁研究については、官庁から発行されているさまざまな資料を読んだり、志望官庁に関係する最新のニュースなどを見たりすることを心掛けた。
普段の生活と試験対策の両立について
私は部活動に入っていたので、週5回の部活動と公務員試験勉強や就活との両立はハードなものだったが、部活動の時間が試験対策や就活を行う上での良い息抜きになっていたと考えている。部活動の前後の時間で図書館に行き勉強するなど、有効的な時間の使い方ができるように心がけた。
部活動で培われた粘り強さや調整力というものは、就職活動をする上でも良いアピールになったと考えている。
民間企業の就職活動について
教養区分試験の最終合格発表後の12月頃からインターンに行き始め、2月・3月あたりに開始される本選考を数社に絞って民間就活を行った。公務員志望ということもあって公共性の高い分野に興味があり、国を支えるという観点からインフラの民間会社を選定した。民間就活の面接を経験したことで、面接慣れが生じ、官庁訪問ではその経験を生かすことができたと考えている。公務員試験を受けている時は民間就活をしていなかったので、両立は特に考えていなかった。
今後のビジョン
私は政策立案という手段を通して、国民のために働きたいという思いから、国家公務員を志した。その気持ちを忘れず、当たり前のことだが、常に国民や国家の利益を大事にして働く公務員になりたいと考えている。昨今ブラック霞ヶ関だと揶揄される中で、公務員なることを選択したが、実際に働いてみるとどんなに覚悟をしてなった職業でも、辛く感じてしまうこともあると思うが、初心を忘れずやっていきたいと思う。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
私は国家公務員として働く意義とやりがいに魅力を覚え、国家公務員を志した。しかし職業は公務員だけでなく様々なものがあり、就職活動を通して、官庁や民間企業などでさまざま話を聞き、その中で自分が魅力的に感じたものを選ぶのが良いと思います。
もしあなたが就職活動をする中で国家公務員というものに魅力を感じ、国家公務員を目指すのであればとても嬉しく思います。