国家総合職を軸に他のどの試験にもオールマイティーに対応できる安心感
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農林水産省 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
興味を持ったきっかけは、祖父が県職員、母が教員をしていたこともあり、この不安定な時代には安定志向で公務員がいいのではないか、私自身の性格などからしても合っているのではないかと、小・中学校時代からやんわりと勧められたことです。また、地元の歴史が好きで県誌や市町村誌を読んだときに、官僚出身の知事や地方公務員たたき上げの首長に、なんだかかっこいいなと憧れを持ったこともあります。
具体的に決断したのは、大学で法学部に入ろうと決断した高校2年生くらいです。これまで自分が地方出身として経験した周囲の人たちの交流や原体験、中学高校時代の研究レポートで地元の特産物や伝統産業を調べ、後継者不足などの課題を再認識したこと等を踏まえ、今自分が学べている環境・周囲の人間関係は貴重で当たり前ではない、常に周りに感謝しなければならない、さらに恩返しをしたいと思うようになりました。やはり自分の原点は地元にあり、そういった地方を元気にしたい、ひいては国民の皆さんが各々の地元やゆかりの地を誇りに思い、愛着を持ち、大切にできる、そのためにもどこにいても当たり前の暮らしを当たり前にできる社会を作りたいと考え、公務員、特に官僚を志望しようと決心しました。
対策スタートのタイミング
大学3回生の春に始めました。せっかく法学部なのだから、と法律・政治の知識を生かせる法律区分を受けるにあたり、ちょうどその1年前から始めようと思いました。
今振り返れば、この時期は適切だったと思います。より厳密に言えば、まだもう少し早くから進めてもよかった気もします。私自身は法律区分がダントツの第1志望で、併願先はもしものための本当に最後の砦として受験したので経済学・基礎能力はそこまで力を入れすぎずとも通過できましたが、それでも安全策をとって、もっと併願できる選択肢を広げられるようにするべく、もっと時間をかけてもっとたくさんの科目を勉強してもよかったのかなとも思いました。
伊藤塾を選んだ理由
司法試験受験予定の部活の先輩や、学部の友人たちの間では伊藤塾の名前をよく聞くし、評判がいいように思ったからです。また、法律区分となるとやはり司法試験受験において信頼と実績のある伊藤塾に入るのがいいと思いました。実際、幅広い公務員試験の科目に対応しているし、国家総合職を軸に、どの自治体・官公庁の試験を受けようともオールマイティーに対応できるコースが準備されており、当時はまだ総合職以外の併願先が具体的に決まっていない段階ではありましたが、結果的にどういう併願先を選択することになったとしてもきっと十分対応できるだろうという安心感がありました。
伊藤塾のここが良かった!
講義・教材、論文対策
合格するために必要な知識をいかに効率的に無駄なく自分のものにするかについて研究し尽くされているため、教材・講義は質・量共に素晴らしく信頼が置けるもので、他の参考書等を使わずともこれ1本に全てを賭けて全く問題ないと思います。逆にあれもこれもと様々な参考書に手を出すと、迷いも出て全て中途半端に終わってしまうのでよくないと思います。
人物試験対策
人事院面接や官庁訪問は一体どういうものなのかそもそもの情報が少なく、ネット等には真偽不明のただ受験生を迷わせるだけの情報が溢れているため、伊藤塾の先輩方の経験を基にした面接体験記や合格体験記が非常に参考になりました。これらを最大限活用して面接カードを作成したり、想定問答を作成したりしました。
私がとった勉強法
基礎能力試験
講義も参考にしつつ、過去問集を中心に勉強を進めました。最初に郵送される問題集はかなりの冊数・厚さのあるもので、果たして期日までに終わらせられるのか確かに圧倒されるかもしれませんが、その分必要な知識・情報が凝縮されているので、コツコツと進めていけば最終的には合格に必要なだけの力を必ず身につけることができると思います。
専門択一試験
受講を開始してからいち早く憲法・民法・行政法の3つに特に力を入れて、まずは一通り講義視聴を済ませました。ところどころ理解できないところがあっても、その都度過去問集を使ってアウトプット・分からなかった内容の整理・訂正を行うことで少しずつでも着実に力を付けていきました。とにかくいかに動画視聴を早めに終わらせて、いかに早く問題演習や復習といった段階に移行できるかが鍵だと思います。そのため、伊藤塾から出される受講の目安よりもかなりのハイペースで進めました。それでも試験範囲が膨大なのでやり過ぎということは絶対になかったと思います。
専門記述試験
1次試験前までに記述対策を終わらせるようにしました。1次試験と2次試験の間は1か月程度しかなく、この時期になってようやく記述対策を始めるようでは絶対に間に合わないと講師にアドバイスされたからです。実際その通りで、1か月程度とはいえ試験範囲も広いだけに予想以上に時間がかかり、早いうちに一通りの記述対策を終わらせておいてよかったと心底思いました。
具体的には、講義動画を視聴しつつ、過去問にもあたり、復習・インプットの際にも1次試験対策と2次試験対策で区別することなく同時並行で進めることで、頭に入れるべき内容は多くなりますが、結果的に効率がよかったと思います。
総合論文・政策論文試験
対策講義の動画を視聴し、そこで過去問演習を行いました。また、講師から勧められた政府や国際機関のウェブサイトを自分で調べたり、信頼度の高いデータに当たったりという癖を身につけ、また、こういう機会を利用して英語の文章を読んで英語の資料を読み解く練習も行うことで、本番で英語の文章を見たときにひるんで拒否反応を起こさないようにしました。ついつい専門試験対策ばかりに意識がいきがちですが、合間を縫ってこうした論文対策も忘れずに着々と進め、直前期に焦ることがないようにするのが大切だと思います。
人物試験
人事院面接は基本的には面接カードに則って進められるため、面接カード作成が大きなウェイトを占めると思います。そのため、面接体験記を最大限に活用しながら、各項目どのような内容構成にするのかじっくりと練る必要があると思います。不安な人はキャリアセンターや先輩・後輩、家族や友人、先生などに下書きを見せてアドバイスを受けるのも第三者の視点が入るのでいいとは思います。ただ、上記と矛盾するようではありますが、特に面接が苦手な人は本番に緊張しすぎて事前準備が台なしになっては元も子もないので、面接カード作成に時間を割きすぎず、実践的な面接練習も怠らないようにすべきだと思います。
官庁訪問
官庁訪問対策としては面接体験記を参考にどのような質問が来るのか下調べしつつ、省庁が開催する説明会に積極的に参加して情報収集しました。当初頭になかった省庁の説明会にも参加することで、実はその省庁が意外と自分に合っているということもあります。実際、私も当初農林水産省は全く候補にありませんでしたが、説明会や座談会に参加することで次第に興味関心を持つようになりました。
また、併願先の自治体研究については、各部局横断的な政策一覧を基に自分が特に問題意識を持つような、興味関心のある政策分野を掘り下げ、イラストや図の入った比較的分かりやすい白書のような資料で情報収集しました。総合職試験よりも地方公務員試験の方が、面接においてなぜその自治体なのか、その自治体についてどのくらいの解像度で現状の問題点を把握しているのか、どう解決したいと思っているか、かなり深掘りされるので、相当な準備を早期からしておく必要があると思いました。
普段の生活と試験対策の両立について
法学部とはいえ意外にも公務員試験を受験する人は少なかったので、ともすれば孤独を感じやすい環境にはありました。もちろん大学の講義と並行して公務員試験対策を進めなければならず、十分な勉強時間をしっかり確保しなければなりません。しかし、時には気分転換も絶対に必要なので、買い物などのついでに散歩をしたり、友人や家族、恋人などと遊びに出かけたり、愚痴や悩みを言い合ったり、部活の時間には部活のことだけを考えてしっかり打ち込んだりと、勉強するときは勉強を全力で、遊ぶときは遊びを全力でやることでメリハリをつけていました。
今後のビジョン
国家公務員とはいえ、地方の基幹産業たる農林水産業に携わる者として、地方の声にしっかりと耳を傾け、現場に軸足を置いて政策立案をしていきたいです。斜陽産業と評価する向きもありますが、それでも誇りと自信を持ってらっしゃる農家の方々、企業の方々、地方公務員の方々、技官の方々を巻き込んで現実的・長期的・中立公平の視点に立って仕事をしていきたいです。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員試験対策という大きな試練が立ちはだかっているにもかかわらず、社会に貢献したいという強い思いを持って立ち向かおうとする皆さんはそれだけで素晴らしいと思います。公務員離れが進んでいる中にあって、皆さんのような人材は社会にとって貴重でなくてはならない存在です。私としては全員合格してほしいくらいです。ぜひ伊藤塾を有効活用し、途中これで大丈夫なのかと不安がよぎるとしてもそれでも立ち止まらず、横道に逸れず、ひたすら真っ直ぐに講師の方々のおっしゃることを信じて、コツコツと目標に向かって努力を続けてください。きっと道は開けます。とにかく対策は早め早めに取り組むことが肝要です。まだ先だし大丈夫だろうと油断せず、余裕を持って試験対策を進めてください。応援しています。
講師・スタッフの方々には、質・量ともに最高の教材・講義を提供してくださり、感謝しています。伊藤塾の皆様の力がなければ内定などあり得ませんでした。伊藤塾を信じ抜くという自分の選択は間違っていなかったと心から実感しています。本当にありがとうございました。
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