戦略を間違えずに十分に努力すれば合格がつかめる
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岐阜県庁 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
母が公務員であり、自分も大まかに高校生あたりから公務員になるのだろうなという思いがあった。具体的に目指し始めたのは大学1年生の夏であり、その進路を選んだ時に持っていた気持ちは、「より大きなもののために働く」という漠然としたものであった。また、これほど早い段階で進路を決定づけた理由として、即断即決が自身のモットーであったこと、また長い時間をかけて準備を行うことにより、受験年に余裕を持って合格することが出来るだろうという見込みが自身の中にあったことが大きい。
対策スタートのタイミング
学習スタートは1年生の夏。自身ではベストであったと考えている。というのも、法律などの専門科目はある程度の時間をおかねば理解出来なかったという自身の事情からである。また、一度視聴した講義であっても内容が風化することを実感していたため、複数回視聴することを考えればこのタイミングしかない、と考えていた。結果として、本命の試験にはわずか届かなかったものの、抑えの公務員試験にはこの戦略が効いたように思える。
伊藤塾を選んだ理由
伊藤塾を選んだきっかけということであれば、伊藤塾が出版している書籍を読む機会があったこと、その書籍から、自分には縁がないと思えるような試験でさえも、戦略を間違えないこと、十分に努力を積み重ねることで合格をつかめることを知った。他、当初総合職を目指していたこともあり、単に試験に合格するだけでなくその先の官庁訪問での内々定獲得を考えた場合、他の予備校にはない内定者の数と指導の質がそろっていると考え、伊藤塾を選択した。
伊藤塾のここが良かった!
塾生サポーターの存在はやはり大きいものであった。周りに公務員を目指す人間が少なく、よしんば目指していたとしても試験自体受験することなく民間に切り替える同級生が多い中で、モチベーションや不安の解消のため、時間帯問わず対応いただいたことが非常に心に残っている。また、交流会で同じ志を持つ人間と交流できたことも、モチベーションを保つという意味では非常に有効であった。
私がとった勉強法
基礎能力試験
教養試験の本番での戦術については、確実に正解できる文章理解と資料解釈を先に解き、数的処理・判断推理についてはすべて3にマークする。そののち、解答できそうな問題については十分な時間を割いて解答し、手も足も出ない問題ははなから解かないという意識で臨んだ。この戦術を取り、(落ちたものの)法律区分は20/30、労基も20/30というスコアをマークできているため、時間のない人にはお勧めの戦術である。なお、最終的に捨てたとは言え、数的処理のテキストは手垢がついてぼろぼろになるまでやりこんだ。この演習方法はシンプルで、とにかく回数をこなすことを念頭に、似たような問題が出たときに必ず解けるようにしようと考えていた。
専門択一試験
これも単純な方法で、講義を聞き、講義で扱った問題に関しては付箋を貼り、演習を重ねた。自身の理解が不十分と感じたところはテキストおよび講義に立ち戻り、理解に積み残しがないようにしようとの意識で取り組んだ。ほか、直前期には過去問を5年分、3周程度することによって知識を固めた。法律区分の1次には間に合わなかったものの、国家一般職試験、地方上級試験には対策がギリギリで間に合い、どちらも合格することが出来ている。また、一般職試験においては、時事の知識で十分に解答できる教育学を選択し4点を獲得出来ているため、当日でも十分に得点を積み増すことが出来ると個人的には考えている。
総合論文・政策論文試験
総合論文については、ゼミに欠かさず出席し、自身の手で書き上げることによって対策していた。教養区分に向けた対策の貯金があったため、国家一般職、地方上級では直前期に過去問を見て答案構成を行うのみで充分であった。ただ、地方上級の論文は惨憺たる点数であったため、時間があるのであれば答案構成のみを行うのではなく、しっかり自分の手で答案を書き上げることを強くお勧めするものである。
人物試験
一般職の人物試験のため、3回の模擬面接を行っていただいた。はじめは想定外の質問に対し挙動不審になる場面もあったが、回数をこなすごとに着実に話せる内容が増えているという成長を実感することができた。
民間就活を並行していると、それで面接対策は十分と考える人もいるとは思うが、公務員第一志望ならば参加しておいて損はないだろう。
官庁訪問、省庁・自治体研究
説明会に数回参加した。自治体研究は行っておらず、しいて言うならば自治体のホームページを流し読みするぐらいしか行っていない。ただ、地方上級の面接では「どんな仕事をしてみたいか?」「興味のある部局はなにか?」という質問が飛んできたため、よどみなく答えること、志望度の高さをしっかりとアピールするためにも、説明会・座談会に精力的に参加することを強く推奨する。
普段の生活と試験対策の両立について
何もしない日を作らないということを意識していた。そのほか、試験に合格するまでアルコールの摂取を控えていた。まず、何もしない日を作らないということであるが、どれだけ忙しくても問題を解かない日、テキストを開かない日を作らないよう、出先であっても行政学や政治学のテキストや問題集を必ず持っていくようにしていた。また、アルコールの摂取を控えるということであるが、脳の働きをアルコールによって鈍らせることがないようにしようという意識からである。
民間企業の就職活動について
民間企業も15社程度受験した。夏のインターンシップには2社参加し、そのうちの1社から内々定を獲得した。筆記試験の対策は公務員で十分と考えたが、結局対策本を3年の3月に購入し2周程度して備えた。業界業種の選定理由は、自身の志願していた官庁と関連のあるところというものがもっとも大きい。
しかし、自身の経験から言えば本選考を受験することはあまりお勧め出来ない。単純に公務員の筆記対策が佳境を迎える時期と重なり、民間の不合格通知を見ることによる精神的な負担も非常に大きなものとなるためである。
今後のビジョン
日々の業務を通じ、誰かのあたりまえを支えられるような公務員になりたいと考えている。より具体的に言えば、日々の起案や電話対応において、起案であれば自分の仕事ではなくとも協力できるところは協力し、よりよいアウトプットを追求すること、また電話対応の現場においてはできるだけ相手に寄り添い、困っている住民の力になれるような公務員を目指す。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
たとえ試験に不合格となっても、それで人生が閉ざされるわけではないということは強く申し上げるものであります。自分も、総合職の試験に2回不合格となったこと、官庁訪問においても、最終合格後の採用面談で落とされる経験をするなど、人よりも不条理を経験したと自負しています。それでも、人生は続くものだし、あきらめなければ(どんな道かはわからないにせよ)道は開けると考えています。長い人生です。結果は運次第と割り切って、チャレンジすることをしてもよいのではないでしょうか。
末筆ではありますが、これまで模擬面接や面談を行ってくださった講師、塾生サポーターには本当にお世話になりました。ありがとうございました!