初学者を想定した憲法の丁寧な講義。不安が払しょくされた
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防衛省(国家一般職) |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
私が大学2年の時にロシアとウクライナの戦争が始まったことがきっかけです。現代でも国同士の大規模な争いは生じ、日本も決して他人事ではないと感じ、安全保障に興味を持ちました。その後、海外の学生と大学の授業で話す機会があり、そこで海外の学生の平和意識への高さに自らの危機感を覚えたことで、日本の安全保障政策により強い関心を抱くようになりました。本格的に就職活動を始めるタイミングで、自分が生涯どのような目標をもって、何を成し遂げたいのかを考えた結果、国の平和を維持していくための必要な政策を打ち出し、実行していきたいと強く思うようになり、国家公務員を目指そうと決断しました。
対策スタートのタイミング
大学3年の夏に伊藤塾での学習を開始しました。民間企業への就職も考えていたため、この時期から自分の就職を意識し始めました。サマーインターンと公務員試験勉強、また私はサークル活動も普段通り行っていたので、3年の夏は多忙を極めていました。ただ、しっかりと計画性を持って試験勉強に励むことができたので、スタート時期は適切であったと思います。むしろ3年の頭から始めていれば試験まで1年以上あり、間違いなく中だるみしていたと思うので、約1年弱の勉強期間はちょうどよかったと思います。
伊藤塾を選んだ理由
法律科目の授業に定評があったため、伊藤塾を選びました。公務員試験の大部分は法律科目だと思いますが、私が所属している大学の学部上、法律は一切勉強してこなかったので、法律科目の学習に不安がありました。伊藤塾は司法試験受験者の大半が選ぶ予備校であると聞いていたため、その不安を払拭できると思い、伊藤塾を選択しました。独学も考えていましたが、テキストや問題集を自分で選んで揃えるのは効率が悪いと判断し、かつ伊藤塾のテキストは社会人になった後も参考書として活用している人もいると知人から聞いていたことも選択の理由です。
伊藤塾のここが良かった!
まず講義に関しては大変理解しやすく、かつ公務員試験で点が取れるような形式になっていたと思います。特に憲法の授業は、初学者が多いことを想定した丁寧な授業で、その後の法律科目への不安感を失くしてくれました。今まで法律を学んでこなかった身からすればどんな法律科目も「覚えなきゃ」と考えてしまいがちですが、そのような考えを伊藤塾の憲法の授業では一変させてくれます。法律をただ暗記する科目として捉えるのではなく、日常の中で憲法を感じられるくらいには理解させてくれるような内容でした。憲法学習後、民法や行政法を学習しますが、憲法で培った法律の学習法によって、苦にならない試験勉強ができたと思います。
教材に関しては、非常にクオリティの高いもので、必要な情報が見やすく掲載されています。書店でいろんな出版社が出している公務員試験の参考書がありますが、個人的には伊藤塾のテキストが一番わかりやすくまとまっていると感じました。「これ完」の問題量も十分で、他のテキストをわざわざ買う必要は全くないと思います。
時事対策に関しては、直前に知っておくべきニュースに関する講義が配信されていたのを受講したのと、普段からテレビや新聞で情報は逐一収集していたので、対策というよりかは習慣にするのが良いと思います。
論文対策はしていないです。大学のレポートと同様の形式なように感じたため、特に対策は必要なかったです。ただ、図やグラフから情報を読み取り、それを用いた自分の考えを書く必要があるケースがほとんどだと思うので、その読み取りに関しては、時事問題と同様に、新聞やニュースで常に触れておくのが良いと思います。
ゼミ・質問会・交流会には参加していません。模擬面接も受けていませんが、官庁訪問前に面接カードの添削をしてもらえるので、それはやってもらってよかったです。
私がとった勉強法
基礎能力試験
教養試験の問題の大部分を数的処理が占めているため、大学3年の夏はひたすら数的処理の問題を解いていました。私は大学入試で数学を使っていたのでそこまで数的に苦手意識があるわけではなかったのですが、数的処理の問題はとにかく速く答えを出すことが求められています。そのため、正当な解答方法は最終手段とし、とにかく速く答えを導く方法を覚え、それを自然に使いこなせるようにしました。「これ完」の問題量は十分なので、同じ問題でも繰り返し解き、一瞬で解答方法が浮かぶくらいにはしました。
専門択一試験
公務員試験勉強を通して、法律科目に一番時間を割きました。私は授業を1回受講し、その後マーカー等で板書したテキストを見て内容を覚えるよりも、授業を2回見たほうが知識の定着が図れると感じたため、試験で選択する予定だった法律科目は2回通して受講しました。法律科目は授業で先生が指定した判例や知識を覚えておけば公務員試験においては問題なかったです。経済科目は公務員試験前から大学で学習していたので、「これ完」だけ解きました。
専門記述試験
私が受ける予定だった機関に記述式の専門試験が無かったので、対策はしていません。
一般論文試験
教養論文の試験対策は、個人的には大学のレポートがしっかり書けるようであれば、それで問題ないと思います。ただ、問題の主題となる内容が時事に絡むケースが多いと思うので、日頃からニュースや新聞に触れ、その際に自分の考えを言えるようにしておくことが大切だと思います。私は参加しませんでしたが、ゼミは論文で出されそうなテーマに関する情報や、論文の書き方を教えてくれると思うので、参加できるのであれば参加したほうが良いと思います。
人物試験
面接対策は、面接本番の練習をするよりも自己分析に時間を割くべきだと感じました。なぜ自分は公務員になりたいのか、なぜこの省庁に行きたいのかなど、自分に関することは全て言語化できるようにしていました。面接での想定質問を考えておくことも大切かもしれませんが、面接は自分のことに関することと、それに付随する情報を聞かれると考えたため、とにかく自己分析に力を入れました。
官庁訪問、省庁・自治体研究
人物試験の対策とほぼ同様ですが、省庁の研究については白書を読み、志望官庁が今まで何をしてきたのか、現在何に力を入れているのか、今後どうなっていくのかの3点を整理し、自分がいざ入庁し、どのように働いているかを想像しながら、省庁の理解を深めました。「この省庁でこれがやりたい」といった思いだけがあっても、実際に現実可能かどうかは別問題なため、その省庁で本当に自分のやりたいことができるかどうかを考えるのは重要だと思いました。
普段の生活と試験対策の両立について
演劇サークルとスーツ販売のアルバイトは、気分転換だけでなく面接対策にも活きたと思います。試験勉強中は1人で机に向かっていたため、サークルやアルバイトで人と会う機会はリラックスになりました。また、どちらの活動も人前で演技をしたり、営業をしたりするので、多少のことでは動じないメンタルを獲得したり、目上の方でも空気を読みながら話す術を得ることができたと思います。大学1年の頃はどちらかというと他人と話すのが苦手な人見知りタイプだったため、サークルとバイトを通して面接に必要な会話力を身に付けられたと思います。
民間企業の就職活動について
大学3年の夏からサマーインターンに参加し、民間の就活も並行して行っていました。収入面で魅力的なコンサル業界と、ホテルが好きなためホテル業界をみていました。コンサルはサマーインターンを通して自分にはコンサルの働き方が合っていないと判断し、受けるのをやめました。ホテル業界は3年の3月解禁から数社受けて、1社内定を頂きました。公務員試験対策が民間就活に活かせたところは特にありません。その逆は、民間で面接慣れできたことはよかったです。
今後のビジョン
今後は日本の安全保障政策に関わり続け、日本の平和に貢献できる公務員になりたいと思います。日本を取り巻く環境は非常に緊迫しており、そのような状況下で日本の平和を守り、国民の安心安全な日常を維持することは公務員の責務であると思います。自分一人の力は微力ではありますが、そのような平和に貢献できる役を得られたことに感謝し、与えられた責務を全うできる公務員を目指したいと思います。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員も民間もどちらも魅力的な仕事はたくさんあります。就職活動中は常に自己と向き合う時間だと思いますが、本当に自分がやりたいこと、将来どうありたいかなど、自分を分析することで自信をもって進路を決められると思います。就職活動を終えて思うのは、私は民間も受けたことで明確に公務員になりたいと思えたので、選択と意志をより強固にするものとして民間を受けることをアリだと思います。就職は自分の人生を決める大きな選択だと思うので、ぜひ納得がいくまで迷い、説明会やインターンに参加してみるのが良いと思います。