メリハリをつけた勉強が公務員試験を乗り越えるコツ
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防衛省本省 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
元々は社会科の高校教師を志望しており、その時点で公務員に興味がありました。実際に公務員試験を受けようと決意したのは大学3年の4月からです。自分の進路を決めていく中で、自分がやりたいことはより多くの人に向けた支援であると考えて、国家公務員や広域自治体職員を目指そうと思いました。また、公務員は福利厚生がしっかりしていることや倒産やクビの可能性がほとんどないことも含め、職業として安定していることも魅力に感じました。
対策スタートのタイミング
伊藤塾に入塾したのは大学3年生の4月からでした。進路に悩んでいる中で国家公務員総合職を目指す友人から伊藤塾のことを聞いて入塾を決めました。この時期から始めたことによって、時間的にゆとりを持った状態で本番に臨むことができました。自分は文学部だったので、法律にも疎く、数的処理にも苦手意識を感じていたため、早めに開始しておいてよかったと感じました。ただ、結果論ですが、もう少し遅くから試験勉強に取り組んでいても問題なかったのではとも感じます(笑)。夏から始めたり、10月から始めたりしても諦めなければ良い結果が生まれると思います。
伊藤塾を選んだ理由
友人からの勧めで伊藤塾への入塾を決めました。高校受験や大学受験に際しても、その友人から塾のアドバイスを聞いており、どれも外れたことがなかったので、今回もその勧めを信じて入塾しました。私の中ではその友人から勧められた時点でお墨付きだったので、入塾の不安はありませんでした。実際に受講を始めると、講義の内容はわかりやすいものが多く、試験に向けても講師陣の方が指針を示してくださるので、不安を最小限にしながら公務員試験に臨むことができました。
伊藤塾のここが良かった!
月1程度行われる質問会では、その都度今抱えている悩みを相談することができたので、試験勉強に集中することができました。また、試験日程や説明会への参加の喚起、受験応募の確認など勉学以外の部分にも気を配っていただけたのがよかったかなと感じています(他の塾に通っている友人に受験応募を逃している友人がいたため)。
人物試験に向けては、面接カードの添削や模擬面接も含めて手厚く指導していただきました。自分は面接カードを書くことが苦手だったため、面接カード添削を10回以上行い、模擬面接も3回程度受けました。多くの添削依頼や模擬面接にも丁寧に対応してくださったので、本番では自分の実力を発揮することができました。
私がとった勉強法
基礎能力試験
基礎能力試験は出題範囲が広いので、勉強にメリハリを付けました。数的や文章理解、社会科学に関しては、確実に点が取れるようにした一方で、人文科学や自然科学は最低限の点数が取れれば良いと考え、勉強しない科目も設けました。時事問題は授業と日頃の時事への関心さえ持っていれば、満点は取れなくとも、他の受験生に遅れを取らない範囲で問題なく点数が取れると思います。
専門択一試験
3年生の10月頃には専門試験で使う科目を絞り、最低限の科目を万全に準備することにしました。教科書やノートを見返すと共に「これ完」の演習も行いました。「これ完」はどの科目も最低10周、多いものは20周以上したと思います。憲法や民法など、早めに終わってしまった科目も定期的に解き直して、忘れないようにすることも重要だと思います。
専門記述試験
都庁の専門記述のために、試験の約2ヶ月前から記述対策を始めました。その間は専門択一演習は一切せず、記述対策に専念しました。自分はテーマ毎に1度自分で答案を作成し、その答案をひたすら暗記することに努めました。用意したテーマは結果的には憲法・民法・行政法・政治学・行政学の5科目で累計100近くあったかなと思います。もちろん全部を覚えられた訳ではありませんが、それぞれのテーマについて6~8割程度覚えておけば、試験においても問題ないと思います。また、他の受験生は専門記述まで手が回っていない場合があるので、差をつけるためにも専門記述に力を入れることは有効だと思います。
一般論文試験
教養論文対策は伊藤塾のゼミと過去問演習のみを行い、月1の論文提出はほとんど行いませんでした。結果的には合格を勝ち取れましたが、論文提出をしなかったことに直前期は肝を冷やしていたため、論文提出することを薦めます。個人的には、論文に求められるのは施策の有効性や独自性ではなく、「きちんと文章を書く力」だと思います。1度論文を書いて、自分で見直してみてほしいのですが、自分で書いたのに意味がわからなかったり、文脈がめちゃくちゃだったりすることがあると思います。こうした「不完全な文章」というものは評価を著しく落とすと思われるので、志望自治体の施策や有効性のある施策を調べる前に1度自分の「文章を書く力」を見つめ直してほしいと思います。
人物試験
面接シートの作成や面接は回数を重ねることが何よりも大切だと思います。志望理由やガクチカが不完全な場合であっても、1度面接シートに書き起こして、添削してもらうことで筋道が立つ場合があります。また、模擬面接も複数回受けるべきです。1~2度目はかなり緊張するし、ボコボコに言われますが、大抵の人はそんなもんだと思います。逆にそれが本番でなくて良かったと思うべきだと思います。3~4回目にもなればセリフもある程度覚えてきて余裕も生まれ、表情や身振りにも意識を向けることができると思います。そうこうしているうちに、自分は面接が得意だと錯覚するようになれば、大抵の面接は難なくこなせるようになると思います。
官庁訪問、省庁・自治体研究
省庁・自治体研究については、白書や地方自治体の出版物を参考にして行いました。省庁・自治体研究をおこなっているうちに自分はどういった施策に携わりたいのか、自分は何をしたいのかが見えてくるので、面接カードに行き詰まったりした場合は省庁・自治体研究をすることも有効な手段だと思います。
官庁訪問は省庁によりますが、それ以前の説明会や座談会への参加が重要だと思います。人事の方に名前と顔を覚えてもらうことで、官庁訪問とその後の採用面接が有利に動くことは往々にしてあるということは、身をもって実感しました。
普段の生活と試験対策の両立について
公務員試験は長期戦なので、過度に力を入れすぎないようにしました。公務員試験に充てる時間は年明けまでは1日3〜5時間程度の勉強にとどめていました。勉強のモチベがほとんどない場合は勉強せずにダラダラしてみたり、友人と夜に散歩してみたりしてリフレッシュを図りました。年明け以降は気を引き締めて、1日8〜10時間勉強していました。4年の前期は履修登録の際も必修だけを取ることで、大学に通う回数を週1に抑え、アルバイトも休ませて頂きました。直前期とそれ以外を通して、メリハリをつけた勉強をすることが公務員試験を乗り越えるコツだと思います。
民間企業の就職活動について
民間企業への就職活動はほとんど行いませんでした。大学3年の夏に一度5daysの民間のインターンに参加しましたが、社風が残業万歳という感じで、民間へのモチベーションが0になってしまったので、そこからは民間への就職活動はしませんでした。また、民間の就活をすることで公務員試験の対策がおざなりになってしまい、いわゆる「二兎追う者は一兎も得ず」になることを恐れていたことも、民間就活を行わなかった理由だと考えています。
今後のビジョン
誰かのために行動することができる公務員になりたいと考えます。今まで、自分は自分のために生きてきて、自分のやりたいことをやってきました。これはひとえに自分の周囲の人々の支えがあったからだと考えています。そこで、これから公務員になる身として、誰かのために行動することができる人材になりたいと考えます。与えられる側から与える側として、一人でも多くの人の人生に貢献できたらと考えます。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員試験は長期戦且つ科目数が膨大なので難しいと思われがちですが、メリハリをつけて勉強すれば、合格できない試験ではないと思います。法律科目も学系科目も勉強すればするほど身に付く科目なので、コンスタントに勉強し続けることが重要です。一方で、面接や文章理解、数的処理は1日や2日で伸びるような代物ではないので、長いスパンで着実に慣れていくことが重要です。