何事も時間を区切って、集中して物事に取り組むことで大学生活と両立
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裁判所事務官 |
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目次
公務員試験を目指したきっかけ
高校生の時から漠然と生活の基盤となるような業務に従事したいと考えており、様々な職業を探す中で公務員に興味を持ちました。実際に公務員を目指そうと決断したのは大学3年の春頃で、理由としては、国民の生活に関わる業務ができる点に魅力を感じたからです。
対策スタートのタイミング
大学3年の6月から勉強を始めました。本当は試験の1年前である4月から始めたかったのですが、遅れてしまい、この時期になってしまいました。スタート時期としては適切だったと思います。勉強開始時期から筆記試験が終わるまで約1年であり、比較的心に余裕を持ちつつ学習できたからです。
伊藤塾を選んだ理由
独学で実施することは考えていなかったので、4月頃から予備校を探し始めました。伊藤塾にした最大の理由は、公務員試験に特化した予備校という印象があったからです。
伊藤塾のここが良かった!
教材はシンプルで見やすく、またサイズとしても持ち運びができるサイズで通学の電車内等のスキマ時間で勉強をする際に便利でした。論文対策の添削は、第三者に見ていただくことで、説明不足な点や客観的評価を受けられる点が助かりました。またゼミでは時間制限の中で論文を仕上げるため、実際の試験のように時間配分を意識しながら取り組む良い練習になりました。面接練習や面接カードのカウンセリングは、枠も多かったため予約しやすく、また講師の方々も親身になってアドバイスをしてくださいました。
私がとった勉強法
基礎能力試験
◯◯科学系は手を回す時間が無かったため、高校の時の知識で乗り切りました。文章理解の英語に関しては苦手であったため、基礎的な単語のインプットを行い語彙力の不足を補っていました。また文章理解全体について、試験直前の1ヶ月前(大体3月)頃から、ほぼ毎日現代文1問と英語1問ずつを、時間制限を付けて解くようにしていました。数的処理に関しては講義動画を見終わった後、「これ完」を一周行い、その後は苦手分野を中心に演習を実施しました。
専門択一試験
講義を見終わった後に、「『これ完』を解く→その日のうちに間違えた問題や周辺知識をテキストで確認→前日に間違えた問題を解く+当日分の『これ完』を解く」という順番で、徐々に1日に解く問題数を増やしながら、ひたすら勉強していました。あまりにも知識が定着していなければ、講義を見直すこともしていました。国家一般職や特別区で使うような科目は、選択肢のどの部分が間違っているかを指摘できるようになる程度に、どの科目も5周以上は解いたと思います。
専門記述試験
裁判所の専門記述(憲法)のみであったため、そこまで注力していませんでした。専門記述用の講義を見た後に、憲法のテキストで確認をする程度でした。
一般論文試験
教養論文はゼミでの演習をしつつ、月1の論文講義の添削をお願いしていました。私は論文講義の添削を、計画的に提出できなかったため、あまり有効活用ができませんでしたが、活用してほしいと思います。
人物試験
面接の際、「ゆっくり、笑顔で話すこと」はどんな時にも意識していました。自分が思う以上に表情が固まり、抑揚のないような話し方になってしまうと思うので、これを意識するだけでも面接官の方々に与える印象を変わってくると考えていました。伊藤塾の模擬面接でも、そのような点はチェックされるので、面接への不安が大きい方は早めに利用されることをお勧めしたいです。
官庁訪問、省庁・自治体研究
(国家一般職)
出先機関のみの志望であったため、そこまで注力していませんでした。1次試験の後に開かれる省庁主催の説明会に1回、合同で行われる説明会に1回参加する程度でした。ただし、採用パンフレットに掲載されているような業務は説明会等で職員の方に質問し、理解を深め、自分で説明できるようにしました。
(特別区)
HP等で、様々な区の施策の情報収集をしていました。私は3月から始めましたが、1次試験の論文対策にもなるため、もっと早めにやっておくべきだったと後悔しています。
志望区が何となく決まってきたら、あるいは区面接が近づいてきたら、その区のHPや広報紙で情報を収集し、実際に街歩きを行い、区の施設を訪れるとともに、気づいた点をノートに書き留めていました。
普段の生活と試験対策の両立について
両立するために工夫した点としては、何事も時間を区切って、集中して物事に取り組むことです。大学であれば、試験期間やゼミの発表直前の時期等は忙しくなるため、その時は公務員試験を忘れて準備をしていました。また公務員試験対策で講義を視聴したり、「これ完」を解いたりする際も、◯分以内に解ききる等、時間の目標を定めて取り組んでいました。勉強の間の気分転換としては、よく散歩をしていました。屋内に長時間、かつ座った状態でいるので、体を動かすことでリフレッシュしていました。
課外活動としては、接客のアルバイトを続けてきました。面接試験においても、これに関するエピソード(特にクレーム対応関連)を聞かれることが多くありました。接客のアルバイトをしている方々は、「どのような場面でのクレーム(具体的な内容)→どのように対応した」をわかりやすく説明できるようになっておくと良いのかなと感じています。
民間企業の就職活動について
民間企業への就職活動を行いました。
就活スケジュール
大学3年5月から9月(夏インターンへの応募・選考・参加)
大学3年10月から12月(説明会への参加・冬インターンへの応募)
大学3年1月から3月(冬インターンへの参加・早期選考参加)
業界・業種の選定理由
技術系のスキルを身につけたいという考えから、基本はIT業界を見ていました。
公務員対策との相乗効果
公務員試験対策が民間就活に活かせた点は、数的処理がwebテスト対策になったことです。
反対に民間就活が公務員試験対策に活かせた点としては、やはり面接の経験回数を踏めたことです。模擬面接ではなく、本番の面接でどのような振る舞いや伝え方をするかの練習になりました。本番の面接の緊張感を味わうこともできましたし、どのようなエピソードを話すべきかを再検討できた点は大きかったです。個人的な考えにはなりますが、成果よりも「貴方が他者とどのように関わってきたか」を伝えられるエピソードを話した方が良いと思います。加えてガクチカや自己PRの型を早々に作ることができた点も助かりました。
公務員対策との両立
意識した点としては、2つのスケジュールが重ならないことです。公務員試験の筆記試験は、多くが4月から開始されるため、それまでには終わらせたいと考えて早期選考にエントリーしていました。また、インターンや早期選考への応募に際してESを書くときも、時間を区切って取り組んでいました。
今後のビジョン
まだ具体的なイメージはできていませんが、周囲から相談したい、あるいは相談しやすい存在になりたいと考えています。公務員はチームや部署で動くことが多いと思うので、連携が重要です。その際に、小さな困ったことや不安なことを質問できる空気感があってほしいと感じているため、自分が勤務年数を重ねた際はそのような存在となって、円滑に業務が進むように尽力する所存です。現時点では書記官になりたいと考えているため、事務官になってから10年以内には内部試験を通過したいです。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員試験は、試験勉強の開始から結果が出るまで長い道のりになると思います。辛くなった時に話す相手として、家族、同じ環境の友人、大学のキャリアカウンセラーの方等がいると不安を吐き出すこともできると思いますが、公務員試験の知識を持つ講師の方々に相談すると、また違う視点でアドバイスをくださることもあります。公務員を目指すにせよ、あるいは民間企業に就職するにせよ、適宜他者を頼って、不安をコントロールしつつ、皆さんが思い描く進路を実現できるよう、応援しております。