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公務員試験

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「勉強の時間」を取りたくない私には時間・場所を選ばない映像授業が有用

人事院
N.Eさん

東京大学 教育学部
最終合格:国家総合職 教養区分(2年次合格)
課外活動:サークル・部活動、アルバイト

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:ソフトバレーボールサークル、バレーボールクラブ(地域)、塾チューター、販売業、市の学習支援事業講師
民間内定:株式会社ミリアルリゾートホテルズ、アフラック生命保険株式会社

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

初めに教養区分の存在を知ったのは、父親が教養区分が大学2年生でも受験可能になったことを伝えてきたことからでした(大学1年の三月頃)。姉が教員であり公務員であるということや、教育系の進路を志しながらも教員ではなく包括的に教育に関わりたいと思った時に文部科学省も選択肢にあったことから、受けてみようと考えました。教養区分は他の区分に比べて対策の難易度も(大学受験をそれなりにやっていれば)低いと感じたので、受験を決めました。

 

対策スタートのタイミング

 

伊藤塾では大学2年生になる4月のタイミングから、大学2年生合格に向けて勉強をスタートしました。早めに受験をして合格をもらえればいいし、最悪の場合合格できなくても来年にチャンスを残せるという意味でメリットが大きいと考え、この時期から開始しました。結果的には大学2年生で合格できたことで、他の学生生活での活動や、民間就活にも力を入れられたので、この時期に始めて良かったと思っています。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

他の予備校と比較した際に、司法試験(法律区分なども含む)との併願などのコースではなく、教養区分に的を絞ったコースを提供しているのが伊藤塾であり、合格実績も併せて考慮して伊藤塾に決めました。高校生で大学受験対策をしていた時から映像授業の形態が自分に合っていたこともあり、同じ映像授業で勉強できる伊藤塾を選びました。また、入塾前の説明会の際に自分の状況に合わせた(大学別の)説明をしてくださり、これなら合格できるかもしれないという意欲が湧いたことも理由の一つです。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

伊藤塾の講義はまず映像授業であることが大きな利点であると思います。いつでもどこでも勉強できるため、アルバイトの前後や休憩などの空き時間、電車の中などで勉強することができ、「勉強の時間」を取るのが好きではない私には特に有用でした。また、ゼミにおいては書き方の構成の基礎から教えてもらえるため、その初めの方の講義を受けるだけでも大いに書き方が改善され、高得点に結びつきました。また、人物試験・企画提案の模擬は、企画提案については特に自分自身で対策できなければ勝手もわからないのでとても助かりました。また、LINEではスタッフの方が一人担当についてくださり、伊藤塾のコンテンツの使い方や都度の状況確認などを連絡してくださるので、安心感を持つことができました。

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

基礎能力試験は基本的には大学受験の知識を基として受けようと思っており、穴を見つけてそこを重点的にやることを意識しました。一通り授業・過去問を確認して数的処理が最も苦手としていることを分析しました(逆に英語は元々得意だったのでほぼ対策をしませんでした)。知能分野は配点が高いという側面はありますが、知識分野に対して「その場で考えれば答えが出せる試験」でもあるため、特に数的処理に関しては、考え抜く訓練を意識的に行うようにしました。対策講義は、特に数的処理は量自体も他の講座に比べて多いので、計画的に行えるようにしていました。また、数的処理小教室で扱う問題は授業で使用するテキストに比べて難しいので、そちらでの勉強も並行し、ある程度慣れてきたら過去問で勉強して難易度を高めていくようにしました。知能分野は配点が高く、考え方を養成することが大切なので、知識分野に比べて勉強に割く時間的リソースが多くなると考えながら勉強しました。

 

知識分野について意識していたことは、勉強が得点に直結しやすい(=対策の方針が立てやすい)というところです。一方で、日本史分野・世界史分野などは広い範囲に対して出題が数問なので、大学受験などで勉強をしていない人に関してはこの歴史分野の対策をするかどうかは戦略を定めるべきだと思います。私は受験で日本史・世界史・物理基礎・化学基礎をやっていたので、そこは映像授業を電車での移動時間やバイトでの休憩の時間など、筆記用具がなくても大丈夫な状況で流し見て確認しました。逆に、地理・政治経済などのやったことのない知識分野の授業に関しては家で集中して受講できる時におこない、一回の授業でできるだけの内容を暗記できるように努力しました(他にも時間をかけなければいけないため)。知識分野は、一番勉強時間を自分で柔軟に変えられるところだと思います。他に時間をかけるかどうかなど、方針を立てる時はこれを意識すべきだと感じました。

 

 

総合論文試験

総合論文試験は、私にとって初めて触れる分野の文章を書くということでかなり負担が大きく感じました。一方で文章を書くという行為自体には長けている自負があったので、まずは①総合論文の書き方の型を知ること ②総合論文執筆に係る知識を得ること の二つに目標を定めました。

 

①に関しては総合論文のゼミを通して、どのような構成で何を意識して書くべきなのかといった大枠の部分を理解しました。②に関しては、ゼミにおいて提示された資料や、伊藤塾のメールマガジンで時事問題を確認することでどのような内容を知っておくべきなのかを確認し、それを意識して普段の生活で情報を得られるようにしました。

 

総合論文は、「まずは一次試験(基礎能力試験)を突破しなければいけない」という目標の元では、一次試験の結果に影響してこないので対策にどれだけ重点を置くか非常に悩みました。結果的にまずは基礎能力試験の対策を優先し、空いた時間で情報収集など負担のかかりすぎない範囲で総合論文の対策をしたような形になりました。

 

 

人物試験

企画提案試験は伊藤塾での映像授業および模擬企画提案を主軸として勉強しました。企画提案試験は、就活未経験の私には全く新しい形の試験だったので、もっとも対策に時間をかけました。まず企画提案試験の概要・流れと準備の方法を映像講義で学びました。次に、一次の合格発表後に資料が発表されるのでその資料を読み込みました。しかし、ここではそもそも「資料の読み込み」というのが自分の今やっているやり方であっているのかわからなかったので、資料発表後二週間ほどで公開される伊藤塾の講義をもとに、資料を企画提案にむけて丁寧に読み込みました。その後は、大枠としてなにを焦点にあてて解決したいのかをまず決めたあと、方針を立てました。立てた後はそれが現実的かどうかなどの視点を加えるために周囲の大人に案を聞いてもらい、加筆修正していきました。終わった後は、プレゼンシートについても見やすい構成を意識して、伊藤塾から提供された過去の合格者のものを見ながら修正、模擬では発表の練習を行いフィードバックを受けて本番に挑みました。

 

政策課題討議はいわゆるディスカッションであり、一番コミュニケーション能力が問われる試験でした。私はまだ大学2年生でかつ、自主ゼミなどに入ることも特に考えなかった状態で二次試験に向かうことを強いられたため、周りに同じように政策課題討議を対策する仲間が全くいませんでした。そのため、伊藤塾で与えられた一回の模擬の経験と自分でのデモンストレーションで本番に挑みました。幸い私はこうした議論を交わすことに関して苦手意識はなかったので、レジュメはどのように作るのか・レジュメに沿って時間制限の中でどの程度話すのかを、政策課題討議用のテキストを見ながら考え、自分の部屋でレジュメを作成してブツブツと話しながら対策していました。一回受けた模擬政策課題討議では、周りの人が「3回くらい練習しています」・「7回練習しました」などとおっしゃっていて焦りましたが、環境がなかったことは受け入れて他の二つの対策を進めることに専念しました。今思えば、もう少し自主ゼミなど対策できる環境を整えておけばより盤石に政策課題討議対策ができたのかなと思います。

 

人事院面接は面接カードの作成が8割程度を占めると感じました。面接カードは思ったよりも記述できるスペースが少なく、書きたいことを全て書き切ることは不可能です。そのため、書きたいことをまず(量に制限は設けず)箇条書きで書き出した上で優先順位をつけ、あえて記述に曖昧さを持たせて試験官に聞かれれば、もっと話したかった・書ききれなかったことを話せるような形で書き進めていきました。面接カードは模擬面接の機会ではもちろん、面接カードのみでも提出すれば添削を伊藤塾の方でして返してくださるので、推敲の機会はかなり多く設けられたように感じます。面接自体に関しては、「それっぽいこと」を言うだけに留まらないように注意をしました。模擬面接に加えて、父親に協力を仰いで面接形式での練習を何度か重ねて淀みなく話せるように練習しました。結果的に本番の人事院面接では、面接カードのみならず自分の発言を深掘りされたため、自分の発言がしっかりと幹を持っているようにしないといけないと思いました。同時に想定問答はかなり準備したつもりでしたが、もっと準備しておいてもいいと感じました。

 

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

官庁訪問については、自身の志望動機や実際に当日に訪問する官庁を定めるために、オンラインでカウンセリングを受けました。カウンセリングで受けたアドバイスをもとに、人事院に焦点を絞り、説明会(対面・オンライン)に参加してどのようなことをしているのかを知るところから始めました。その後官庁訪問直前には自分が人事院の中でも特にどこに興味があるのかを定め、そこに関して行われている政策に目を通し、疑問に思うことがあれば当日に聞けることのメモに残す作業を続けました。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

私は、まず大きな優先度をつけていました。①学生生活 ②公務員試験勉強 ③アルバイト ④サークル活動(ただし月に二回は絶対参加する)といった具合です。この優先度に基本的に従った上で、7月に来たテスト期間は一ヶ月ほぼ全てをテスト勉強に費やし、公務員試験の勉強はストップしていました。私は、アルバイトとサークル活動が比較的好きなので、公務員試験の勉強を行いながらも、この二つの時間を極端に削ることは避け、特にサークルは最低でもこの時間はサークルに時間をかけるというふうに決めていました。好きなことがあるならそれが勉強を続けるモチベーションにもなると思うので、やめないほうがいいと考えています。

 

民間企業の就職活動について

 

民間就活は夏に一社インターンシップに参加し、その後は1月から書類等の申し込み、面接は3〜5月にかけて行われました。公務員を受ける分、民間は興味があって受けてみたいところを(特に業界を絞らずに)受けることにし、昔から好きだったテーマパーク事業に関する会社などを選びました。民間就活では面接が何度も行われるため、経験ができて官庁訪問の対策になることはもちろん、自分のことについて話したり、面接で話すことについて暗記したりすることへの練習もできるため、大いに官庁訪問での面接にも役立ちました。このように力を入れられたのも、大学2年生で教養区分に合格していたからだと強く感じます。

 

今後のビジョン

 

私は人事院に進みます。もともと人事院は仕事内容も知らなければ聞いたこともないような省庁でしたが、一度興味を持った時に説明会に行き、そこで国家公務員の働き方の改善に力を入れていると知りました。その時の話がきっかけで、国家公務員に対して感じていた「ブラック」「やりがいが感じられない」というようなネガティヴなイメージから、ポジティブな側面へより目を向けることができ、意欲が高まりました。私のような学生はきっと多くいるのではないかと思います。国家公務員の待遇を改善したり、学生にそれをアピールしたりすることによって、国家公務員がより魅力的に感じられるように尽力したいと考えています。

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

国家公務員試験は人事院の取り組みにより、これまでよりも格段に受けやすくなっており、ハードルも低くなってきています。私自身も実は最後の最後まで民間に行くか公務員になるか迷いました(本当に泣くほど悩みまくりました)。

でも、どちらもいいなと思える二つの選択肢で悩めたのは非常に幸せな悩みだったと感じます。総じて言えるのは、最終的に公務員にならない選択肢は全然あります。それでも「選択肢がある」ことは大きく違います。進路はこれからいくらでも悩む機会があるので、思い立ったら公務員試験を受けてみてください。

 

伊藤塾の講師の方々にも大変お世話になりました。最終合格から官庁訪問にかけては特に、不安だった時期に塾生サポーターの方がLINEで連絡していただいたことが非常に嬉しく感じ、前進することができました。ありがとうございました。

 



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