2年次は独学でチャレンジ。その後入塾した伊藤塾で大きく成長できた
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農林水産省 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:探検部(アウトドア活動)、イベントスタッフ
民間内定:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
国家公務員を志したのは、高校生の時である。様々なことを知るうちに日本の社会課題は解決が難しいものが多く、自分の未来が明るいものとは思えなくて苦しむようになった。しかし、自分想定しているような暗い未来が到来するのをただ受け入れるのは嫌だったので、どうせならこの国を良くしようと思うようになった。国家公務員を選んだのは、その力の強さ(権限)が理由である。民間企業が既存のフィールド内でしか行動できないのに対し、公務員は法や制度を通してフィールド自体を変えることができる。国家公務員なら日本全国にその力が及ぶ。こうした武器があれば、些細なことであれ国をよくするための何らかの行動ができると思った。そして、大学入学時に国家公務員を本格的に目指し始めた。
対策スタートのタイミング
学習を始めたのは大学二年時の冬である。国家公務員試験(教養区分)を二年時に受け、その二次試験の結果が発表されたのが12月で、その一か月後あたりから受講し始めた。受講を決意したのは、自分の力だけでは合格を勝ち取れないかもしれないという気持ちがあったからである。実際、受講したことにより自分は大きく成長できた。一番助かったのは有益な情報をたくさん得られたことである。説明会やワークショップなどのイベントの重要性は知らなかったし、各省庁に特徴があることなど考えたこともなかった。こうした情報を知れたことにより、三年の夏から良いスタートダッシュができた。スタートは早ければ早いほどいいのではないかと思う。
伊藤塾を選んだ理由
伊藤塾を選んだのは、教養区分試験対策が充実しているという理由である。学内にも公務員試験対策講座があり、当初はそちらを受講しようと思っていたのだが、法律区分など春試験向けの講座しかなかったために受講を断念した。伊藤塾は高校生の時から存在は知っていたし、教養区分対策もできるということで選んだ。オンラインで受講できるというのも大きな魅力だった。正直、仲間ができにくいのではないかと思っていたが、関西のイベントや自主ゼミもあり、一定のつながりはできたので、当初の不安もそこまで大きな問題にはならなかった。
伊藤塾のここが良かった!
◇講義・教材、論文対策
講義は社会科学が役に立った。周りが解けていない中で全問正答できたため、差をつけられた部分だと思う。また、官庁訪問においてもその知識は役に立った。
◇ゼミ・質問会・交流会
ゼミがなければ落ちていたといえるくらい助けられた。答案の書き方から内容まで、多くの点で成長できた。特に二部は大きく点数が伸びた。
◇時事対策
直近の出来事がわかりやすくまとめられていたため、時間があるときに読んでいた。新聞の記事が読みやすくなったと思う。
◇人物試験対策
添削を何度もしていただき、非常に助かった。
◇フォロー制度
相澤講師とのカウンセリングが良かった。志望先を決める時や官庁訪問の際に助けられた。
私がとった勉強法
基礎能力試験
人文科学と自然科学は高校時代に選択していた科目(世界史、倫政、地学基礎、生物基礎)と地理のみ勉強した。社会科学は大学で勉強していたのであまり対策はしなかった。憲法、行政法、国際関係、政治学、行政学、社会政策においては講義を見ていた。これらのおかげで基礎能力試験の点数は伸びたし、総合論文などのほかの試験に必要な知識を身につけることができた。その知識は官庁訪問でも活きた。
総合論文試験
前述の憲法、行政法、国際関係、政治学、行政学、社会政策の知識とゼミにおける対策が役に立った。特にゼミにおいては、構成から内容まで多くのことを学び、試験に活かすことができた。また、参考になる情報が与えられる中で、どこから情報を収集するとよいのかわかり、知識も身につきやすくなった。自主ゼミも役に立った。各省庁のワークショップや政策課題討議に経験が生きたと思う。
人物試験
企画提案試験に関しては、大学の友達とお互いの企画を見せ合い、意見を言い合うことで、企画を洗練させていった。模擬企画提案試験にも参加し、足りない部分を見つけた。模擬政策課題討議や模擬人物試験も同様である。政策課題討議に関しては各省庁で行われていたワークショップも役に立った。政策を学びつつ、議論の練習もできるというお得なイベントだった。
官庁訪問、省庁・自治体研究
人物面接においては、ChatGPTを使って対策をしていた。自分で志望動機など色々書いてみて、添削させたりしていた。また、学内の友達やキャリアセンターの人達にも添削してもらっていた。原課面接の対策は、政策を自分で学んでインプットし、ワークショップや個別面談でアウトプットするようにしていた。ただ、実際は説明会に参加するだけで知識が身につき、対策になる。また、日頃から質問する癖をつけておくと原課面接に活きると思う。
普段の生活と試験対策の両立について
モチベーション維持は難しかったが、一緒に試験対策をする友ができてからは維持するのが容易になった。悩みを共有したり、励まし合ったりすることができて気分が楽になったし、負けたくないというような気持ちも生まれた。また、思い切って各省庁に訪問して、説明会に参加することもモチベーション維持につながっていたと思う。自分が何のために努力しているのかがわかるからだと思う。他にも東京に住むならどこに住むのか、留学するならどこかというような、将来について考えることもモチベーション維持につながっていたと思う。
民間企業の就職活動について
◇就活スケジュール
教養区分合格後に民間就活を始めた。ただ、就活イベントには二年時から参加していた。
◇業界・業種の選定理由
業界としてはコンサル、シンクタンクである。国家公務員の業務と類似している部分が多いというのが大きな理由である。地元の新聞社と国立大学も一応見ていた。
◇公務員対策との相乗効果
基礎能力試験対策のおかげでSPIは勉強しなくても大丈夫だったし、対策で培った知識は非常に役に立った。逆に面接の経験は官庁訪問で活きた。
◇公務員対策との両立
両立する上で、時間の配分には気を配っていた。
今後のビジョン
正直、日本社会の課題は多く、解決が難しいものが大半だと思うが、そのような、ある意味絶望的な状況においても希望を見失わないような行政官になりたいと思う。今できることから始めて、少しでも良い方向に日本を導いていきたい。そして、今後生まれるような人たちも日本に生まれてよかったと思えるような国にしたいと思う。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員は意外と待遇が良くないし、就職の選択肢としては最善ではないと感じる人もいると思う。確かに、民間と比べて給与等の面で見劣りする場面はある。でも、だからこそ、その道を選ぼうとしている自分に注目してみてほしい。それはおそらく、損得ではなく「社会を良くしたい」という想いが心の奥にある証拠である。公務員の仕事は、「国を動かす」という他にはないものである。地味で目立たない場面も多いかもしれないが、制度をつくる側に立ち、人々の暮らしを根本から支える力がある。もしあなたの中に少しでも「この国をもっとよくしたい」という気持ちがあるなら、その思いを大切にして、一歩踏み出してほしいと思う。