留学中は様々な経験を積むことに熱中。引き出しの多さが内々定にも寄与
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農林水産省 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:公文式教室、神社(巫女)、文部科学省・高等教育局・学生支援課アルバイト(短期)、ミュージカルサークル(脚本演出・副団長)
民間内定:リンクインタラック
目次
公務員試験を目指したきっかけ
日本の国際プレゼンスを向上させたいと考え、国家公務員を志し始めた。海外留学中、「日本人であること(日本のパスポートを持っていること)」によってたくさんの恩恵を受けた。これは、私自身の努力ではなく、これまでの日本が築いてきた信頼やプレゼンスによるものだった。この先日本が超高齢・人口減少社会となってもなお、次世代に、私が受けたのと同じような恩恵を受けて欲しいと考え、国家公務員として次世代のために働こうと考えた。
対策スタートのタイミング
学部2年の3月(学部3年になる1か月ほど前)というタイミングで伊藤塾での学習を開始した。学部2年の2月に1か月間フランスに留学して日本の国際プレゼンス維持・向上の重要性を実感し、さらに、学部3年の9月からの長期留学が内定したタイミングだった。学習開始時期は適切だったと考える。留学中は、公務員試験に向けた学習との両立が困難な時期もあったが、入塾前に個別相談をしたとき、「大学入試までの勉強で蓄積した知識で十分戦える」という言葉をいただき、その言葉を忘れずにいた。
伊藤塾を選んだ理由
長期留学中も講義を受講するため、大学等で開催される実地の公務員講座ではなく、オンラインで講座を受けられる予備校を選択した。中でも伊藤塾を選択したのは、学部1・2年の段階で伊藤塾の説明会に参加した際、「公務員試験そのものよりも官庁訪問の対策を早めにするべき」という説明を聞き、伊藤塾は官庁訪問に向けたサポートが充実しているのだと知ったから。
伊藤塾のここが良かった!
入塾前に個別でオンライン相談をする機会を設けていただき、そこで留学との両立方法や官庁訪問に向けてやるべきことを伺えたこと。公務員試験の最終合格で終わらず、官庁訪問を突破することまで見据えての学習となり、就活を通した心構えの構築にたいへん役立った。試験対策で言うと、教養区分の二次試験対策は特に参考になった。企画提案試験など、具体的な実態がイメージしにくい試験形式も、伊藤塾の解説動画やテキストによってある程度イメージを持って挑むことができた。
私がとった勉強法
基礎能力試験
入塾の時点で「数的処理は時間をかけて勉強すべき」と説明を受けていたため、とくに数的処理の学習をメインで進めた。英語系の問題は、留学で向上した英語力を以て攻略し、その他の科目は大学入試までの知識を振り返ることで対応した。特に数的処理については、zoom形式の講義は時差の関係で参加が難しかったため、独学となった部分もあったが、伊藤塾のテキストで対応可能だった。
総合論文試験
総合論文は、結果的に特に一問目で高い点数(9/10)を貰うことができた。資料3つのうち、英語文献を正確に理解し、記述できたからだと考える。英語力が択一式の問題や英語試験による加点などに役立つのは自明だが、総合論文試験にも語学力が生きてくる、ということを実感した。4時間という長い試験時間にもかかわらず二問目は時間が足りなくなったため、時間配分をもう少し考えて挑むべきだったと思っている。
人物試験
面接はA評価をいただけ、企画提案や政策課題討議も大きなミスなく終えられた。面接については、面接カードを沢山の人に添削していただき、問われそうなポイントを多くの人に指摘してもらって準備した成果だと考える。企画提案試験は、予想外のテーマではあったが、大学のゼミで出題とほぼ同じテーマについての話を聞いたことがあったため乗り切れた。大学のゼミという形で、関心のある省庁や政策分野以外の政策についても学習していたため、当日どのような問いがあっても柔軟に答えられたと思う。
普段の生活と試験対策の両立について
留学中は、(留学中の履修科目を除き)公務員試験のために机に向かう時間よりも、大学や寮のイベント、友人との交流、旅行の時間を多くとり、さまざまな「経験」を積むことに熱中した。多くの人と会い、様々な話を聞き、あるいは自分の目で見て、そのうえで自分の頭で考えた経験は、公務員試験や官庁訪問中の面接、OB/OG訪問や職員訪問での1対1のコミュニケーションにおける「引き出し」の多さにつながり、気分転換になると同時に就活にも役立った。
民間企業の就職活動について
民間就活を行った。
◇就活スケジュール
学部3年5月~インターン選考。学部3年9月に1週間のインターンに参加。学部3年2月に同企業から内定をいただく。教養区分に合格したことは隠し、公務員にはもう興味が無い、という前提で選考に臨んでいた。
◇業界・業種の選定理由
教育コンサル・ALT派遣会社を選んだ。教育行政に関心があり、公教育と民間を繋ぐ位置に存在する企業であったため、志望動機が書きやすかった
◇公務員対策との相乗効果
民間で面接慣れをしていたため、公務員試験や就活の面接で極度に緊張することは無かった
◇公務員対策との両立
前述の通り、公務員試験に受かったことや、公務員を目指していることは隠していた。
留学経験について
学部3年秋から1年間、イタリアのローマに留学し、「欧州の政策とガバナンス」というコースに所属した。公共政策、特にEUやイタリアの文化行政について、詳しく学んだ。そのため、文化行政については公務員試験や文科省(文化庁)の職員の方との面接・面談で深くディスカッションすることができ、非常に役立った。また、「国際社会における日本」を強く意識するようになったため、外務省ではインターンに参加し、非公表の職員訪問も斡旋してもらえた。その他、国際交渉や対外展開に関する分野であれば、どの省庁でも政策について質問することができたため、説明会で積極的に質疑応答をすることができた。
今後のビジョン
「日本の国際プレゼンスの向上」を目標に、対外展開や発信などの攻めの行政と、安全保障交渉や国内産業保護など守りの行政とを両立させられる行政官になりたい。農林水産省は、地方創生や農家保護に関心のある学生が多い中で、イタリアへの留学経験がある自分は、自分は国際交渉や消費者向けの政策、食文化などの独自の視点で貢献していきたいと考える。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
社会課題について、ただ文句を言ったり現状を嘆いたりして終わってしまうのでは勿体ない。国家公務員になれば、予算、税制、法律といったツールにより、その課題を直接解決することができる。決して明るいだけではない日本の未来について、それでも少しでも希望のある社会を次世代に残すために頑張った期間は、今後の人生においても大切なものになる。是非、社会課題について実際に解決する立場を目指して欲しい。