話を聞いた予備校で唯一公務員試験と予備試験の両立を後押ししてくれた
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中央省庁 |
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プロフィール
受講講座:司法試験入門講座、国家総合職ゼミ
課外活動:ダンス系サークル
民間内定:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
元々社会の様々な問題に関われる仕事に興味があり、マスメディアや法律家といった職業に関心があった。しかし、コロナ禍を経て、社会情勢を世の中に伝えたり、法律を扱って困っている人を救ったりすることよりも、社会情勢や法律そのものを形作る仕事に興味を持つようになった。公務員の労働環境に全く不安を抱かなかったわけではないが、夏の省庁インターンシップを通して感じた職場の雰囲気に惹かれるものがあり、決意を固めた。
対策スタートのタイミング
1年の秋に入塾し、1年の冬頃から少しずつ公務員コースのゼミなどに参加するようになった。私は司法試験コースで入塾したこともあり、割と早い時期から予備校を見ていた。公務員試験だけならそこまで急ぐ必要はないし、4年の春区分を受験した内々定者もたくさんいるので1年から学習を始めるのは特殊なケースだと思う。しかし、公務員になりたい気持ちがあれば勉強を始めるのに早すぎることはないと思う。早期に学習を始めるメリットとしては、試験を受けるチャンスが増えることと、民間就活など他の活動にも時間を割けることが大きい。
伊藤塾を選んだ理由
私は入塾当時、予備試験を受験することも視野に入れていた。様々な予備校で話を聞く中で、唯一公務員試験と予備試験の両立を後押ししてくれたのが伊藤塾だった。加えて、高い合格率も一つの安心材料となって伊藤塾を選ばせてもらった。独学で勉強して合格した人の話も聞くが、公務員試験や官庁訪問についてよく知る先生方や先輩方から話を聞ける環境に身を置くことは、情報を得る点でも、不安や悩みを解消する点でも大切だと思う。
伊藤塾のここが良かった!
一次試験の論文対策でゼミが非常に役に立った。当時、教養区分の過去問や参考書は書店等であまり流通しておらず、どんな解答を書けばいいか分からない中で、先生に書き方や参考資料を指南してもらえたのは有難かった。また、伊藤塾が主催して下さった受講生同士の自主ゼミも、他の人達の答案を見ることで自分の答案を相対化出来て良かった。さらに、二次試験に向けた面接・人物試験対策において、講師の方から客観的に自分の弱点を指摘してもらえたのも貴重な機会だったと思う。
私がとった勉強法
基礎能力試験
基礎能力試験の対策は試験直前の夏に集中して行った。範囲が膨大なので全てをまんべんなくというよりも得意な科目を強化する意識で取り組んだ。私は文系なので、大学入試の時に蓄えた日本史・世界史等人文科学の知識を中心に覚えなおすと同時に、得意ではない理系の科目も講義を受けてさらっておいた。数的処理は解くスピードが大切なので、過去問を繰り返し、時間を計りながら解いていくのがよいと思う。
教養区分の基礎能力試験に法律系の問題も登場するが、春区分程専門的ではないので、予備試験の勉強をすると教養区分で非常に有利になるとまでは言えないと思う。逆に予備試験にも教養科目があるので、そこには教養区分対策で身に付けた知識が多少役に立ったと思う。
総合論文・政策論文試験
論文の対策は伊藤塾のゼミを通して行った。出題されるテーマは毎年異なるが、どのテーマにも通じる構成の作り方や主要な政策トピックについて学べた。ゼミは講義だけでなく、受講生同士のディスカッションの時間も設けられていて、二次試験の政策課題討議の対策にもつながるものがあった。また、ゼミを受けて書いた答案を添削に出し、そこでもらえたフィードバックは客観的な意見を知れて大変有意義だった。さらに、ゼミと並行して、自主ゼミも定期的に開催され、そこで他の受講生の答案を見たり自分の答案にアドバイスをもらえたりしたのは、自分の癖や足りない部分を把握できて有難い機会だった。
人物試験
伊藤塾が開催する模擬企画提案・政策課題討議・面接にそれぞれ参加した。厳しいアドバイスも受け取ったが、民間就活を経験していない自分にとっては自己分析できる貴重な機会になり、参加してよかったと思う。模擬対策にただ参加するだけでなく、アドバイスを受けてからそれを自分なりに咀嚼し、足りないところは改善していくことが重要だと感じた。
当日失敗したと思ったのは、政策課題討議で積極的に発言できなかったことと、面接で公務員になってからやりたいことを具体的に話せなかったことだ。ただ、面接官によって質問内容は異なるので、失敗を引きずらずに瞬時に切り替えていくことが大切だと思う。
官庁訪問、省庁・自治体研究
教養区分受験前から省庁の説明会やイベントに参加していたが、3年の秋ごろから参加する頻度を増やしていった。また、3年の夏には省庁のインターンシップ(3~5日間の短期インターンシップ)に参加した。インターンシップへの参加は必須ではないが、その省庁の雰囲気が分かるので、興味があれば参加してみるといいと思う。
教養区分合格後から官庁訪問前まで定期的に伊藤塾の講師の方によるカウンセリングを受けていた。カウンセリングを受ける前に自分の現状や悩みを整理し、受けた後次のカウンセリングまでにやるべきことを達成していく、このプロセスの繰り返しが自分の成長に繋がったと思った。
普段の生活と試験対策の両立について
人物試験や官庁訪問は学力だけでなく自分の内面も見られるので、民間就活に似た辛さを感じることがあった。また、他の公務員志望者の進捗が気になって自分の現状に不安を覚えたことも幾度となくあった。そんな時は、サークルや趣味で気分転換して、悩みを引きずらないようにした。不安感に襲われて勉強などに集中できないときは、家族や友人に悩みを打ち明けてため込まないことが大切だと思う。
サークルやバイトの経験が内定獲得に生きたことは少なからずあった。しかし、経験の内容自体というよりも、それらの経験を通して人としていかに成長したか、組織の中で自分がどんな役割を果たせるかを説明できることが大切だと思う。
民間企業の就職活動について
民間就活は3年の5~6月に少しだけ見始めて、夏に1社だけオンラインの1dayワークショップを受けた。公務員と近いことができる職種がいいと思い、コンサルを中心に調べていた。ただ、ESを書いたりワークショップに参加したりする中で、自分が本当にやりたいことは公務員の仕事だと思うようになり、秋からは公務員就職に専念するようになった。
民間就活を通して自己分析や面接対策を行うことは官庁訪問にも生かせると思う。ただ、それらは民間就活を行わないとできないことではないので、自分のやり方次第では公務員の専願も全く無謀なことではないと思う。
今後のビジョン
常に広い視野を持った行政官になりたい。社会の中で生きづらさを抱える人たちの多くは、顕在化していない課題に苦しむ人々だと思う。だからこそ、行政官として未だ顕在化していない課題を発見できるよう、自身の視野を広げ続ける人間でありたいと思っている。そのために、仕事でも仕事外でも様々なことを意欲的に学び続けていきたい。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
これから公務員を目指す方々へ
試験や官庁訪問対策を通して自分と向き合った期間は、最終的にどんな決断をしても自分自身にとって大切な時間になると思います。どの職種に就きたいか、どの省庁に入りたいか等、色々迷うこともあると思いますが、自分の気持ちと正面から向き合うことが悔いの少ない決断につながると思います。たくさんの人の力を借りながら、自分がやりたいことに正直に進んでほしいです。
伊藤塾の講師、スタッフの皆様には大変お世話になりました。些細な疑問や悩みにも対応して下さり、不安になったときにいつでも頼れる場所があることは大きな支えになりました。約3年間、本当にありがとうございました。