合格戦略は伊藤塾で。上手に取捨選択をしないといくら時間が足りない
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公正取引委員会 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:児童交流ボランティアサークル・アパレル販売員のアルバイト
民間内定:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
私は中学生の時に父から半導体業界衰退の話を聞いてから、「国策として日本の重要な産業資源を守りたい、日本の経済成長に携わりたい、スケールの大きい仕事がしたい」と思ってなんとなく国家公務員に興味を持ちました。また実際に目指そうと思ったのは大学2年生の2月です。公務員を目指すと決めてからすぐに伊藤塾に入塾し、教養区分合格の為の学習を開始しました。しかし民間企業とも迷っておりやることが山積みになって、焦りと不安を感じる時もありました。
対策スタートのタイミング
伊藤塾で学習を始めたのは大学2年生の2月です。もともと大学3年生から本格的に学習を開始しようと思っていたのですが、公務員試験の勉強をする習慣を事前につけておきたく少し手前から学習を始めました。今振り返ってみると私の学習時期はおおむね適切であったように思います。私は短期的に集中して勉強する方が、余裕を持って早めに学習を始めるより向いていると感じるからです。しかし夏休みに民間就活が重なり、思うように勉強時間を確保できなかった為、あと1・2か月早くても良かったのかなとも思います。
伊藤塾を選んだ理由
伊藤塾を選んだのは先輩と友人が多く入塾していた為です。事前に教養区分ゼミがあることも知っていてなんとなくの学習の進め方がつかめたのと、学習が進むうちに出てくる不安や疑問を身近な人に聞くことで解消しやすくなるのではないかと思ったからです。またもともとは法律区分での合格をターゲットに考えていたので、法律に強い塾を選びたいと考えていました。最終的には入る前にカウンセリングをお願いし、伊藤塾を選ぶに至りました。
伊藤塾のここが良かった!
教養区分合格に向けたスケジュールや戦略を佐藤講師が教養区分ゼミにおいてお話してくださるのですが、これがとても有用であったように思います。教養区分は試験範囲がとても広く、加えて私は大学受験を経験していなかった為、上手に取捨選択をしないといくら時間があっても足りないような状況でした。そんな中人文科学と自然科学は自分が学習したものに絞ること、代わりに時事や社会科学は落とさないようにするという戦略を教えていただき、その通りに進めたことが合格に繋がったと思います。
私がとった勉強法
基礎能力試験
<知能分野>
私は数学がとても苦手だったので、数的処理は勉強を開始した大学2年生の2月から毎日少しでも解くように心がけていました。まずは講義で扱うテキストと基礎力養成編のテキストを同時並行で始めました。1周終わった時にはすでに大学3年生の夏になっておりかなり焦りましたが、1周全てしたことで自分の得意・不得意がはっきり分かれたことに気がつきました。その為夏休みは過去問を使って自分の得意分野を時間内に早く解くことにフォーカスし、出来ない問題は切り捨てるようにしました。また資料解釈の問題は必ず取れるようにスー過去の問題も解きました。文章理解についてもスー過去とテキストを用いて、大学3年生の6月ごろから毎日解くことを意識しました。英語についてはカウンセリングでおすすめの媒体を教えて頂きましたがやる時間がなく、結果出来ないまま試験に突入してしまいました。私は教養区分を受けた友人から去年の文章理解の過去問を入手したのですが、それを解かなければ時間切れとなり本番失敗していたように思います。人事院に過去問を請求しておけば良かったと今になって思います。
<知識分野・時事>
私は大学受験を経験していなかったので基本的に社会科学と時事の分野で点数を取れるように学習を行い、人文科学は科目を絞りました。社会科学については、国際関係、政治学、行政学、財政学、社会政策の講義を聞き、政治学と行政学については過去問も解きました。また時事の分野では、ニュースの見方が分かる講義を聞き、これについてはかなり丁寧に復習を行いました。授業で扱った資料は印刷をして授業で指摘された範囲を読み込むことで、時事だけでなく社会科学と総合論文でも点数がとりやすくなったような気がします。人文科学については、世界史と地理に焦点を当てました。世界史は高校の時に使っていた教科書とこれ完の答えの部分を照らし合わせることで、どの範囲が聞かれやすいのかまず洗い出しました。そしてその分野を一通り復習してからこれ完を解けるようになるまで2.3周回しました。地理については教科書まで復習する余裕はなく、これ完を回すだけになってしまいました。自然科学と新しく試験科目に追加された情報については対策を何もせずに挑みましたが、最終的な合格を目指す上での戦略としてはこれで良かったように思います。時事や総合論文とも重複する部分を徹底的に学習し、かつ通学時間などの空き時間で知識分野については対策することをおすすめします。
専門択一試験
講義を見てすぐにこれ完を解く習慣をつけました。総合職の官庁訪問対策と他の公務員試験対策が重なってしまい、思うように学習時間を確保することが出来ませんでしたが、早めに講義を見終えていたことで焦ることなく試験本番を迎えることが出来ました。試験直前には直近の過去問を回すことで、似たような問題は落とさないように意識していました。
専門記述試験
優先順位をとにかく意識しました。私の場合は記述試験がある試験種が少なかったので、あまり記述対策には時間をかけていませんでした。択一の過去問を繰り返す中で、論文で論点になりそうなところを考え、大体は書けるように構成を考えました。直前には授業で出そうと言われていた論点を見返し、その論点についてはしっかり書けるように準備をしました。
総合論文・政策論文試験
総合論文試験に向けては、教養区分合格ゼミとニュースの見方が分かる講義を中心に対策しました。ゼミは基本的にリアルタイムでの参加を心がけ、最初の頃から論文を指定の時間で書く練習を積みました。最初の頃は表面を埋めるのに精一杯で何を書いて良いかも分かりませんでしたが、佐藤講師が内容についてはそこまで神経質になる必要はないとおっしゃっていてとても気が楽になりました。また夏休みに入ると今まで出来ていなかったゼミの復習に取りかかりました。私は直前まで論述の要件を見抜くのに苦労した為、論述の要件はマストで復習し、出来る範囲内でもう一度答案を練り直しました。練り直した答案に書いた内容を本番でも一部利用したので、事前にやっておいたことで本番の負担が減ったように感じます。教養区分ゼミとニュースの見方がわかる講義で扱った資料は全て印刷して、直前期に再度見直しました。これは総合論文試験のみでなく、時事においてとても有用だったと思います。
人物試験
<企画提案>
私は1次の合格発表前に前年度の講義を見ることで、試験内容の大枠をつかみ準備の進め方や注意するべき点をあらかじめ把握しました。そして資料が開示されてから1週間を目安に資料を読み込み、自分が書きやすい施策の方向性と資料集めをしました。講義の配信が始まったら自分が考えていた方向性で大丈夫かを含め、再度施策を練り直しました。その後施策を3つと想定される質問まで考えた上で、伊藤塾の模擬企画提案に挑みました。模擬企画提案で、内容は緻密に考えられているが賃上げに繋げる論証が足りないとフィードバックをいただきました。その為再度資料を読みなおし、賃上げにつながる論証まで含めた施策を3つ作り直しました。(以前考えたものをベースに、賃上げへの論証を付け足したイメージです)本番は想定していた課題文ではありませんでしたが、運が良く施策が1つ当たっていたのでそれと即席のものを1つ書きました。即席のものも結局は準備していた内容を捻ったものなので、準備をすることが企画提案試験においてはすごく重要だと思います。
<政策課題討議>
政策課題討議も企画提案と同様に、1次合格発表前に講義を見て進行の進め方やレジュメの作り方をインプットしました。レジュメの描き方を自分の中で型を作っておき、それから模擬政策課題討議に挑みました。そこで特に何もフィードバックは頂かなかったので、後はとにかく練習を積みました。学校の友人と2回ほど政策課題討議に向けて、自主的に集まり模擬練習を繰り返すことで本番安心して試験を行うことが出来たように思います。そのうち1回は大学の教授からフィードバックをもらう機会があったのですが、その際に「日本は〜だけど海外は〜というような視点も議論できたらより良かった」とおっしゃっていました。このように議論の視点に本番困らないように、自分が良いなと思った視点はメモに残し直前期に見返したこともとても良かったように思います。また当日のアドバイスになってしまいますが、出来れば最初に論点を絞り込みあまり議論を拡張させないこと、論点を絞るときに時間も合わせて大体は決めてしまった方がテーマにもよりますが、議論は進行しやすくなるような気がします。
<面接>
教養区分の1次試験前に面接カードを1回、その後合格発表前に1回、合格発表後に1回と計3回面接カードは添削していただきました。面接カードについては何を書いて良いか分からなかったので、カウンセリングの受講から対策を始めました。1次試験の学習が大変でしたが1次前に添削を出しておくとその後の対策もスムーズに進むように感じます。また模擬面接前には、想定されるであろう質問を事前に書き出し、落ち着いて回答できるよう練習を重ねました。模擬面接では話すスピードが早すぎること、ところどころ回答が長いことをフィードバックいただきました。その為それらを克服するべくゆっくり話す練習を行いました。さらに本番の1週間前に最終チェックを受けたく、2回目の模擬面接も行いました。伊藤塾以外にも大学のキャリアセンター、友人と面接対策を行いました。本番は学業にフォーカスした突っ込まれた質問が多く、焦ってしまったのが反省点です。どんな質問にも落ち着いて答えられるように意識をすると良いように思います。
官庁訪問、省庁・自治体研究
基本的に参加できる説明会には全て参加をして、情報収集をしていました。あまり興味がない政策についても、官庁訪問で初めて話を聞くのと事前に聞いたことがあるのとでは違うように感じていたため、自分の興味関心に合わせて説明会を選ぶことはしていませんでした。また官庁訪問の直前期には、個別面談内において志望動機を見てもらう時間をとるといったこともしていました。
普段の生活と試験対策の両立について
私は基本的に学校で学習するというルーティンを作りました。また気分転換の為にアルバイトは続けていました。接客業で色々な人と話すことが好きだったのでアルバイトは続けようと思い(教養区分1次試験前の1か月は休みました)、日ごろからリフレッシュすることを意識していました。また夏休みに軽井沢に1泊2日で友人と旅行に行きましたが、これがとても良かったように思います。試験前の詰め込みとインターンが重なり、身心ともに疲れてしまっていたので自然を見ることで癒されました。
民間企業の就職活動について
民間就職は行っていました。公務員のみでなく他の民間企業を見ることで自身の視野を広げ、なぜ公務員になりたいのか突き詰めたい、就職活動での後悔を無くしたいと思って始めました。重要な産業資源に多少のリスクをとってでも資金を供給したいと思い、政府系の金融機関に絞って就活していました。教養区分で合格をいただけると時間的にも精神的にも余裕が出て、民間就職をしやすくなると思います。また人物面接試験を経験してから、民間の本選考の面接に臨める点も良いと思います。
今後のビジョン
今後は時代の変化に合わせた政策を積極的に展開できる行政官になりたいです。公正取引委員会はどうしても「守り」の印象や悪い人を処罰するイメージが強いですが、デジタル分野で新法が成立するなど可能性にあふれた仕事ができると実感をしています。どうすれば日本社会をより豊かに出来るかを常に考え、「守り」だけでなく必要に合わせて新法やガイドラインを制定したり、日本の独占禁止法の魅力を諸外国に発信することも担っていきたいです。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
私は最初、「教養区分合格は自分には難しいのではないか」と不安に思うことがたくさんありました。しかし学習を続ければ最初は難しいと思っていても、教養区分での合格が徐々に見えてきます。何より合格できればその後公務員試験を併願するにしても民間企業を受けるにしても余裕が出ます。教養区分に向けて是非一歩を踏み出してみてください!
うまくいかないときや学習方法に困ったとき、佐藤講師やサポートスタッフの方には大変お世話になりました。内定を獲得する上で、メンタル的なサポートも充実しており心強かったです。本当にありがとうございました!