学生同士のつながりが強いのも伊藤塾の魅力。交流会で心強い仲間ができた
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経済産業省 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:NPO法人での長期インターンシップ
民間内定:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
公務員に興味を持ったきっかけは、小学校時代にベトナム、ホーチミンで暮らし、ホーチミンで使用していた空港がODAによって建てられたものだと父に教えてもらったことです。以来、日本政府の取り組みに関心をもつようになり、漠然と公務員に憧れをもっていました。
実際に公務員を目指そうと決断したのは、大学1年生の冬ごろです。NPO法人でのインターンシップを行う中で、制度設計やルールメイキングなど、民間団体だけでは達成できない環境整備の必要性を感じて、官僚になろうと決意しました。公務員を目指そうと決断できたのは、憧れと課題感のどちらもがあったからだと思います。
対策スタートのタイミング
伊藤塾に入塾したのは、大学1年の冬でした。早めに勉強を始めた方が試験に有利だと考え、1年時に入塾しましたが、当時はインターンシップ等の課外活動に励んだり、友人らと遊んでばかりいて、ほとんど勉強はしていませんでした。
本格的に勉強を始めたのは、大学2年の終わり(3月頃)です。将来の進路について本格的に考え始め、民間就活なども始める中で、やはり公務員になりたいという強い思いがあることに気づき、勉強に本腰をいれることができました。学習スタート時期が適切だったかは不明ですが、教養区分には十分間に合う時間がありました。
伊藤塾を選んだ理由
万が一教養区分が不合格だった場合、法律区分で受験しようと考えており、法律の授業の質が高いと友人から聞いたため、伊藤塾を選びました。また、大学の友人に伊藤塾に入塾している人が多く、一緒に頑張ることができる友人がいる方が、心強いと考えたのが決め手です。
また、試験合格がゴールではなく、内定のための手厚いサポートがあることや、高い内定率を誇る点を魅力に感じて、入塾しました。
伊藤塾のここが良かった!
◇講義・教材、論文対策
国際関係や行政学、政治学などの講義を通して、択一試験のみでなく総合論文を書く上での土台作りをしっかりとできたことは、本当に良かったと感じています。
◇ゼミ・質問会・交流会
ゼミでの総合論文対策がなければ、総合論文に太刀打ちできなかったと思います。ゼミの中で配布される資料を活用することで知識が深まり、また実践演習を何度も積めるので、本番を見据えた対策がしっかりとできました。
交流会で仲良くなった友人とは直前期にお互い鼓舞しあうなど、心強い仲間もできたので、学生同士のつながりも強いのが、伊藤塾の魅力だと思います。
◇フォロー制度
官庁訪問直前期や官庁訪問中、カウンセリングを通して講師に自分の立ち位置について確認でき、どのように立ち居振る舞うべきなのかなどを戦略的に考えることができたので、とても心強かったです。
私がとった勉強法
基礎能力試験
基礎能力試験(知能分野)
伊藤塾はテキストが充実しており、ひたすら演習を繰り返したことで力がついたと思います。
数的処理に関しては、私は図形が苦手だったので、図形問題は捨てて、数的処理の中では比較的得意だった判断推理と確実に取りたい資料解釈に重点をおいて対策をしました。
また、直前期は、開示請求で取り寄せた過去5年分の過去問を、時間を計って解く練習をしました。文章理解と数的処理合わせた時の集中力の持ちや時間配分の最終確認として有効だったと思います。
基礎能力試験(知識分野)
伊藤塾の講義やテキストを活用して、社会科学全般と時事を仕上げました。
特に憲法に関しては、教養区分が不合格だった場合、法律区分での受験を検討していたため、教養区分試験前に仕上げることを意識しました。また、国際関係や政治学、行政学などは講義をもとに勉強を進め、財政学や経済学は過去問を活用して勉強しました。
人文科学は高校時代に学んでいた日本史・思想を軽く復習し、得点源としました。地理は受験科目ではありませんでしたが、過去問を解いていて解きやすいと感じたので、主に問題を活用しながら学びました。世界史は国際関係から派生した近現代部分が出題されたら取れる程度しか勉強しておらず、基本的には捨て問にしていました。
自然科学は高校時代に学んだ生物化学・自然科学と、比較的問題が容易な地学の3科目を、過去問を演習した後にテキストで周辺知識を整理することを繰り返す勉強をしました。
自然科学・人文科学は基本的には、伊藤塾で配布された「これ完」や、教養区分の過去問をまとめた問題集を何周もして勉強しました。
総合論文・政策論文試験
総合論文は、伊藤塾のゼミのみで対策ができました。
ゼミの講義前80分で演習→ゼミを受講→書き直し→ゼミで配布された資料を読み込む、という流れで勉強していました。また、直前期にある伊藤塾の総合論文シミュレーションを受けて、自分の集中力がどれくらい持つか、初見の問題にどう対応するのか等を確認しました。
資料読み込みに関しては、まずはゼミで配布された資料を読み込んだ後、現状・課題・政策・論点になりうる点をドキュメントにまとめていました。直前期の復習がしやすかったのでおすすめです。
総合論文の演習の際は、課題文を分解して丁寧に読み込むことと、答案構成を丁寧に行い、答案構成を元に文章化したら誰が書いてもほぼ同じ内容の文章になるくらい詰めること(試験本番も1問あたり答案構成に70分ほどかけました)を意識しました。
最初は私も総合論文を最後まで書き切ることさえままならなかったり、佐藤講師のゼミ講義内での指摘からずれた論点で答案を作成してしまったりしたことも多々ありましたが、何度も演習を重ねるうちに気づいたら書けるようになってくるので、根気強く、真面目にゼミを受講するといいと思います。
人物試験
企画提案試験
具体的な対策としては、まず、指定された文献(今回は高齢者会白書第一章)を読み込み、現状や課題の整理を行いました。その後、伊藤塾の講義で複数のテーマが提示されたので、それぞれに対する施策を1つと、どの分野が来ても使えそうな汎用性のある施策を1つ、合計5つの施策を考えて、先輩と壁打ちをしながら精度をあげました。
ゼロイチで施策を考えるのは大変だと思うので、まずは、どんな施策があるのか・その施策の改善点は何か、自分が施策のターゲットだと仮定した場合、どのような施策があったら嬉しいか、何が課題でどんなニーズがあるのか、ということを整理しながら、自分の施策を作りました。
施策を考えるにあたって情報収集等は行うと思うので、施策そのものや施策に関する周辺知識への質疑応答は、特に対策しなくても十分対応できると思います。当日一番悩んだ質疑は総論的なもの(地方自治体と中央省庁の関わり方など)だったので、そのような部分まで準備できると良いかもしれないです。
政策課題討議試験
政策課題討議の模擬練習は計4回行いました。
試験当日、どんなメンバーでも安定したパフォーマンスをするためには、(できれば初対面の人と)練習を重ねることが大事だと思います。
私が特に意識したのは、全体を俯瞰することです。具体的には、議論をしながら、今何の議論をしていて、何がゴールなのかを常に意識しながら、適宜軌道修正を行うことを意識しました。また、議論を深めるために、矛盾点や気になった点は積極的に質問することや、質問をする際には自分の見解も一定程度述べて、質問の意図を明確にすることも意識しました。加えて、全員が話す量が同じ程度になるように話を振るようにしました。
人事院面接
伊藤塾の添削や内定者の先輩の添削を複数回受けて、面接カードを仕上げました。
面接カードを作成する上で意識したのは、一貫性を持たせることです。私の場合は、「視野の広さに基づく課題解決能力や調整力」と「リーダーシップ力」の2つに焦点を絞り、それが伝わるようなエピソードを選びました。
面接練習は、伊藤塾の模擬面接や各省庁の内定者が行っている教養2次対策イベントを活用し、数をこなすことで瞬発力を鍛えたり、想定質問のストックを増やしたりし、試験に備えました。
また、友人とお互いの面接カードを読み合い、自分が試験官だったら何を聞くかを意識して、指摘し合うという対策も行なっていました。
官庁訪問、省庁・自治体研究
官庁訪問対策は、志望官庁の採用イベントにはできる限り参加し、それらを通して官庁への理解や学びを深めたことが役に立ちました。また、政策知識はもちろんあるに越したことはないですが、政策の勉強に重きを置くよりも、職員の方のお話などから何を学んだのか、それを踏まえて自分はどう考えるのかという意見を言語化する力を鍛えるといいと思います。
普段の生活と試験対策の両立について
気分転換のために、日中は勉強を頑張り、夜は友人とご飯を食べに行くなど、適度に遊びに出かけていました。また、モチベーションの維持のため、官民問わず説明会や採用イベントに積極的に参加していました。就職活動期間は、普段話を聞くことができないような方々のお話をたくさん聞ける贅沢な機会なので、ぜひ楽しみながら、自分自身を鼓舞してみてください。
民間企業の就職活動について
民間企業への就職活動はしました。
◇就活スケジュール
教養区分の1次試験の合否発表の後くらいから秋冬のインターンシップに申し込みはじめ、本格的に就職活動を始めました。その後、インターンシップ参加などを経て、2〜4月ごろにかけて本選考を受けました。
◇業界・業種の選定理由
公益性の高さ、関わる業務や業界の幅広さ、社会へのインパクトの大きさなどを軸に企業を選定しました。
◇公務員対策との相乗効果
公務員試験対策で行った人物試験対策や政策課題討議の対策は、民間企業の面接やグループディスカッションに活きたと思います。また、官庁訪問を見据えて、日頃から時事にアンテナを張り、自分の意見を言語化して伝えることを意識していたのは、民間企業の面接で活きたと思います。
◇公務員対策との両立
教養区分の1次試験までは官庁の採用イベントや試験対策のみに集中し、秋冬ごろから民間企業の就職活動と官庁の採用イベントに取り組みました。しっかりと試験対策に集中し、秋の教養区分で合格できた点は、民間就活との両立において非常に良かったと思います。
留学経験について
留学はしていませんが、高校2年まで海外で暮らしていた話を人物面接でしたら、試験官の方に非常に興味をもってもらえたので、国際性のアピールは大事だと思います。
今後のビジョン
視座の高さと現場感覚(ミクロな視点)など、多様な他者の目線を持ち合わせたバランス感覚のある行政官として、その都度最適解をみつけて判断を積み重ねることで、人から信頼される人になりたいと考えています。また、関係者との調整や制度運用、実態把握など、日々の業務に真摯に取り組みながら、政策の実効性を支える基盤を築いていきたいです。初心を忘れることなく、日本の将来に向けて頑張ります。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
●これから目指す方や進路を迷っている方へ
就職活動期間は、自分ととことん向き合うことができる貴重な機会です。たくさんの人の話を聞いたり、周囲の人の力を借りたりしながら、「なぜ公務員を目指しているのか」という原点の問いを大切にしてほしいです。試験や官庁訪問など多数の試練はありますが、しんどくなった時に、ぶれずに頑張れる力の源泉になると思います。
また、迷っている方は、ぜひどちらも挑戦してみて欲しいです。私自身、民間就活も公務員就活も行い、両方挑戦したからこその気づきや学びがあったと思います。どんな選択をすることになっても、挑戦したことで納得度は高まるはずです。応援しています。
●伊藤塾講師・スタッフのみなさまはじめお世話になった方々へ
今まで大変お世話になりました。
伊藤塾に入塾していなければ、公務員試験合格や内々定は実現しなかったと思います。勉強や内々定に向けたサポートだけでなく、行政官を目指す上での心構えを学べたこと、共に官庁を目指す学生との出会いなど、伊藤塾からたくさんのものを得ることができました。心より感謝申し上げます。
今後は行政官として、日本の将来に貢献できるよう精進いたします。ありがとうございました。