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公務員試験

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内々定率が定量的に示され官庁訪問まで面倒をみてもらえる安心感があった

経済産業省
I.Fさん

早稲田大学 政治経済学部
最終合格:国家総合職 法律区分
課外活動:-

プロフィール

受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:-
民間内定:日系証券会社

 

 

目次

・公務員試験を目指したきっかけ

・対策スタートのタイミング

・伊藤塾を選んだ理由

・伊藤塾のここが良かった!

・私がとった勉強法

・普段の生活と試験対策の両立について

・民間企業の就職活動について

・留学経験について

・今後のビジョン

・これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

 

公務員試験を目指したきっかけ

 

国家公務員という仕事に興味を抱いたのは、大学卒業後。大学卒業後すぐにヨーロッパに留学していたときに、生活にとても苦労し、日本の「当たり前」がいかに恵まれているかを実感し、この環境を守り、将来世代に残していける仕事がしたいと思い国家公務員を目指し始めた。確かに激務や薄給等の印象がある官僚において、志望者数減少のニュースはよく目にするが、受験を決めた時の気持ちとしては周りの噂や気持ちなどは一切気にせず、どうせ一度きりの人生ならば1000万や2000万程度の年収のために右往左往するのではなく、途方もなく大きなことの達成を目標にした方がいいに決まっていると固く決意していた。

 

対策スタートのタイミング

 

学習を始めた時期は春区分の半年前くらいから。学年は既卒。この時期から始めた理由としては、公務員を目指してみようと思ったのが大学卒業後の留学から帰国してからだったので、やむをえずこの時期になってしまったという感じ。欲を言えばもっと先に公務員試験について調べておいて、教養区分を受験することができていればベストだったと感じる。したがって自分の学習スタート時期は適切だったとは言えず、できるだけ早いうちから学習準備を始めておいた方が良いと感じた。

 

伊藤塾を選んだ理由

 

まず国家総合職試験の合格実績だけでなく、官庁訪問後の内々定率の高さが定量的に示されているのが魅力的であった。どれだけ試験の出来が良くても、最終的に内々定をもらえなければ意味がないと考えていたので、しっかりと官庁訪問まで面倒を見てくれるんだなという安心感を伊藤塾に感じた。次に授業中に問題を解く時間を挟んでくれるとカウンセリングで伺ったことも大きい。過去の経験から、私自身アウトプットが苦手だと感じていたこともあり、授業中に解くべき問題を、解くべきタイミングで具体的に示してくださることは非常に助けになった。

 

伊藤塾のここが良かった!

 

教材や講義に関しては、伊藤塾を選んだ過去の自分に感謝したいと思っている。私は法律区分を受験したが、学部も法学部ではなく、法学系の科目も履修したことのないズブの素人であった。そんな私でも伊藤塾の講義を受けて基礎から効率的に法律について勉強することができた。これは司法・予備試験においても圧倒的な結果を残している伊藤塾に所属しているからこそできた経験だと思う。

他に印象的だったのは人物試験対策である。昨今オンライン面接が主流となり、なかなか対面での面接機会が限られる中、人事院面接や官庁訪問中の面接は依然として対面で行われる。伊藤塾ではそんな対面での面接にも対応した準備をしてくださり、部屋に入るまでの動き方や、入ってからの所作など基本的なことを学ぶことができた。また、面接カードの添削などもしてくださり、自分一人では気づかない視点を与えてくださったのも非常に助かった。

 

 

私がとった勉強法

 

基礎能力試験

基礎能力試験について、特に数的処理が重要だと考えたので専門科目の合間に少しずつ授業を受けていた。とは言っても専門試験の方が得点配分は大きいので、あまり重視しすぎず、暗記等で疲れた頭をリラックスさせるための息抜きとして勉強していた。文章理解は特に対策らしい対策はしなかったが、試験本番前には多少英単語に触れていた。政策論文でも英語の参考文献が出題されるので、結果的に一石二鳥だったと思う。

 

 

専門択一試験

私は法律初学者だったので、とにかく基礎を徹底して固めることを意識していた。ただしそうは言っても特別なことは何もしておらず、講義中で佐藤講師がおっしゃっていた学習ポイントをしっかり復習した程度である。正直余裕で合格したというわけではないので、大したアドバイスはできないが、もし自分と同じく法律を初めて学習する人がいるのなら、特殊な方法論に走るのではなく、言われたことをしっかりやることさえできれば突破できる試験だと思う。あとは、どうしても避けられない暗記事項からは逃げないこと、これも大事だったと感じる。

 

 

専門記述試験

択一式と同じく、講義中に指定されたポイントをしっかりと復習することが一番だと感じる。講義中で何度も言われることだが、国家総合職試験は法曹を目指す試験と違って六法が貸与されないので、しっかりと条文を覚えることが大事である。もし伊藤塾内のゼミに所属しているのであれば、論文はしっかりと提出し添削してもらうことが大事。結果が悪ければ復習すれば成長が見込めるし、もし良ければこの調子で行こうというモチベーションになるので、面倒くさがらず、ちゃんと自分なりの解答を記述すべきである。

 

 

総合論文・政策論文試験

私は春区分だけの受験だったので政策論文しか受けていないため、政策論文に限定して記載する。私はインプットとアウトプットの両方を鍛えることに重点をおいた。インプットに関してはまずニュースや新聞記事に対してアンテナを張っておくこと、そして英語の参考文献対策として多少なりとも英単語に触れておくことである。実際本番で役だったかは定かではないが、少なくとも不安を取り除くことができるだけの準備はできたと思っている。アウトプットに関しては伊藤塾内のゼミに所属し、政策論文の回ではしっかりと時間を計って記載した。もちろん本番で同じ問題が出ることは決してないが、自分の時間感覚や参考文献にかける時間を明確にするために役立つ経験だったと感じる。

 

 

人物試験

2次段階である人事院面接に関しては、伊藤塾の対面面接練習を利用した。昨今ではオンライン面接が主流となり、民間就活においても最終面接までいかなければ対面での面接機会は得られないので、こうした対面での経験が積めるチャンスは積極的に活用すべきだと感じる。実際、ドアのノック回数や面接部屋に入ってからの基本的な所作などを知ることができ、本番でも十分にアウトプットできたので、参加して良かったと感じる。

 

 

官庁訪問、省庁・自治体研究

官庁訪問については、希望省庁が開催する説明会に参加するのが一番だったと思う。官庁訪問中に行われる原課訪問に備えた知識も得られるし、人事の方に顔を覚えてもらえるからである。それ以外で強いて挙げるならば、希望省庁がオンライン上に載せているような白書を読んで、自分の志望動機や入省してからやりたいことを具体化しておくことは少しだけ役立ったかなと思う。ただし内容は難しく、自分だけで学べることは高が知れているので、やはり説明会参加や、面接練習であれば伊藤塾の面接対策や所属大学のキャリアセンターを利用するなど頼れる他人からフィードバックをもらうのが最適だと感じる。

 

普段の生活と試験対策の両立について

 

私は既卒だったので、両立していたことといえばアルバイトくらいしかないが、むしろそのアルバイトが息抜きになり勉強に身が入った経験も多かった。またモチベーションの維持はなかなか難しく、正直勉強したくないなと思う日も多々あったが、とにかく短い時間でも講義を聴こうと習慣づけていた。試験本番が近づいて100問演習が行われたあとは、自分の立ち位置や弱点が可視化されたことで、自然とモチベーションが上がって勉強時間も増加したので、大学受験時代の模試のようなものだと思って、ぜひ受けてみるとモチベーション維持の一助になるのではないだろうか。

 

民間企業の就職活動について

 

私は民間就活も同時並行で行っていた。始めた時期としては春区分一次試験が行われる2025年の3月で、非常に切羽詰まっていた時期だった。理由としては2点あり、1点目は公務員試験の息抜きになると思ったからである。公務員試験の勉強はどうしても黙って机に座ったままになってしまうため、民間就活で面接機会があれば人と話せる良い機会になると思い(今考えるとあまりに楽観的だが)、急遽民間企業の面接機会を求めたりしていた。2点目は人事院面接や官庁訪問中の面接に備えて場数を踏むためだ。伊藤塾や所属大学のキャリアセンターで面接練習はできるが、とは言っても本番の空気感は実際に場数を踏まなければ慣れないと感じ、実践経験を求めて民間就活を始めた。

正直もっと早くから始めていれば楽だったと思うが、この時期からでも始めておいて良かったと心から思う。狙い通り場数を踏むこともできたし、ラッキーなことに民間からの内々定もいただけたので、しっかりと公務員面接に向けての準備ができたと思う。

 

留学経験について

 

留学の時期としては大学卒業後。1ヶ月間程度ヨーロッパに語学留学していた。

公務員試験に役立ったこととしては、そもそもの公務員を目指すきっかけとなった体験ができたこと、そして人事院面接や官庁訪問中の面接で印象に残るエピソードを蓄えることができた点である。留学中の過ごし方などは人それぞれ留学した目的や環境があると思うので、自分の意思に沿った形で自由に過ごせば良いと思う。したがって、個別具体的にアドバイスするようなことは特にないが、強いて言えば留学から帰ったら、自分が公務員を目指す上でその留学経験がどう活きるかなどはしっかり言語化しておくと、のちの面接で話す具体的なエピソードとして役に立つのではないかと思う。

 

今後のビジョン

 

現場に眠る技術や人材に真摯に向き合い、イノベーションの芽にいち早く気づける感度と好奇心を持ち続けたい。その上で、国際舞台でも通用する交渉力や、技術の価値を言語化・構造化する思考力を磨き、日本の次の「飯のタネ」を創出する存在となる。熱意と冷静さを併せ持ち社会を現実的に動かすことのできる行政官を目指したい。

 

 

これから公務員を目指す方へのメッセージ

 

公務員と民間で迷うことは自然なことだと思います。私自身も両方に取り組みながら進路を模索しました。大切なのは、「自分が社会にどう関わりたいか」という軸を見つけることだと感じます。伊藤塾の講義や面談も、その自己探究のプロセスを大きく支えてくれました。迷う時間も含めて自分を深める大切な経験だと思います。なので、年収や就職難易度など分かりやすい快楽的指標に惑わされず、ぜひ悩んで悩んで悩み切って進路を決めてください。

 

伊藤塾のスタッフの皆様、講義だけではなく、学習相談や官庁訪問中のカウンセリングなど、お世話になった機会をあげればキリがありません。もし伊藤塾を選んでいなければ、確実に今の自分はいません。ゼミの答案やイベントの出席アンケート提出が遅れてしまい、度々ご迷惑をおかけしました。伊藤塾のOBとしてこれからもお世話になることがあると思います。その際は引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。



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※2025年度内定時点のものです。