試験勉強とその他の活動、「頑張る時期」を峻別して集中して学習
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国土交通省 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:全国の公共政策大学院をつなぐ学生ネットワーク、政策シンクタンクでのインターン
民間内定:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
公務員に興味を持ったきっかけは、2008年に起こった海上保安庁の船と中国海警局の船が衝突した事件である。当時は小学生だった。志望者の減少が報道される中ではあるが、そういう時代であるからこそ志を確かに国家公務員になることを決意したのは大学学部時代である。相対的に究極的に金銭の獲得を目的とする民間企業の考え方に思いが合致しなかったこと、日本という同じ目的に向かって汗を流せる仲間がいる環境が国家公務員を目指す決断をした理由だった。
対策スタートのタイミング
伊藤塾で学習を始めたのは大学院1年目の秋だった。当初は秋試験での合格を得ることができればより良いと考えていたので、来年の秋に向けて1年間の時間的余裕があれば、研究や課外活動とも両立出来るように思えたからである。しかし、実際には研究が想像以上に上手くいったこともあり、課外活動の規模が大きくなったこともあり、時間が取れず、春試験を重視して勉強するようになったので、結果的にはもう少し遅くてもよかったかもしれない。
伊藤塾を選んだ理由
独学との比較では、筆記試験についてはどのくらいのペースで勉強すべきか分かりにくく、筆記以外の試験では練習やゴールが不明確であるので相談できる相手がいる方が良いと思った。その他の講座との比較においては、基本的にテキストと授業しか提供されておらず、官庁訪問に向けた情報や、対面式の試験におけるサポートが薄いと感じたため、それらにコミットしている伊藤塾を選んだ。また、伊藤塾は1年でも2年でも受講料が変わらなかったので、その点も魅力的であったと考える。
伊藤塾のここが良かった!
◇講義・教材、論文対策
講義は、教材をいかにメリハリをつけて活用していくのかについて解説が詳しかったため、忙しい中でもやっていくことができた。
◇ゼミ・質問会・交流会
リアルタイムの講義は、それ自体が伊藤塾ならではの魅力だった。ゼミは勉強のペースメイクに、質問会や交流会ではおなじ志望者がどのような考え方を持っているかも知ることができて、自分の位置取りを相対化して捉えることができた。
◇フォロー制度
フォロー制度についても非常に迅速な対応をしてくださり助かった。
私がとった勉強法
基礎能力試験・専門択一試験・専門記述試験
非常に網羅的な解説と演習テキストが用意されており、万全の準備をする地盤が整っておりよかった。また、講義ではその多めのテキストをいかに活用して、どの時期にどうなっていればよいかまでアドバイスがついていたので非常に勉強しやすかった。特に勉強時間が限られる中では、いかにメリハリをつけるかについて踏み込んだ話があり助かった。
総合論文・政策論文試験
特に教養区分試験の論文対策は伊藤塾にお世話になったと感じている。伊藤塾の講義では、単に問いに答える力をつけるのではなく、問いに答えるための基礎的な知識、特に行政学など、から力を養成してくださったために、非常に応用の利く力をつけることができたように思う。またこれは官庁訪問にも役立った。
人物試験
人事院面接対策については、なんども対面で練習させていただき、その際は前回の内容も踏まえてアドバイスいただけたため、非常に効果的であった。また安心感があった。政策討議については、zoom上ではあったものの、実際に学習者と同時に演習ができ、幅広いフィードバックをいただくことができ自信がついた。
官庁訪問、省庁・自治体研究
官庁訪問対策については、これまで蓄積された情報と、年度ごとの人事の動きを把握されており、非常に情報源として信頼してアドバイスを受け、求めることができた。特に事前の職員訪問での評価をどのように受け止めて、官庁訪問に向けて準備するかについて的確なアドバイスをいただくことができ、非常にありがたく、心強かった。
普段の生活と試験対策の両立について
普段の生活と公務員試験対策の両立のために工夫したことは、試験勉強を頑張る時期とその他の活動を頑張る時期を峻別して、より試験対策の時間を短く限定することで集中して勉強するようにしたことだ。また、省庁の説明会には必ず出席する様にしていたので、それは非常にモチベーションの維持に資していたと考える。加えて試験勉強を頑張る時期とその他の時期の間には必ず旅行に行くようにしており、気分転換も欠かさないようにしていた。
民間企業の就職活動について
基本的に民間就活は行わなかった。具体的には省庁の人事にも言われたように、他の業界も見たうえで公務員と決めるために、企業の説明会には何度か、企業の数も絞ったうえで参加していた。もちろん企業のインターンにも参加してみたいという気持ちはあったが、就職するつもりがない企業のインターンのためだけにSPIなどの対策をすることが非常に負担であり、そういった対策ができなかったためか、インターンには通っていない。もう少し数的処理などを早めに対策していればSPI対策になったかもしれない。
今後のビジョン
今後のビジョンとして、可能な限り幅広いステークホルダーとの関係を持ち、様々なレイヤーにおける政策や利害の調整に資することのできる行政官になりたいと考えている。そのためには地方や現場に赴く機会を大切にしたいと考えている。地方出向は地方支分部局と都道府県、市町村すべてを経験することができるので、今後のビジョンとして大切にしたい。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
これらから公務員を目指す方は、公務員という働き方でしか社会に貢献できないということを深く自覚して、強い決意をもってその進路を進んでいってほしいと思います。報酬面や環境面では必ずしも民間企業に比することができないですが、それは構造的な問題であり、その点に懸念があるのであれば、公務員以外の路を考えてみるのも戦略的な撤退、意味ある決断かと思います。