早く始めても損なし。1年次の伊藤塾入塾は私の人生最大の英断
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東京都庁 |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ、公務員ゼミ
課外活動:文学サークル(代表)・塾講師及び駅員
民間内定:公益社団法人経済同友会・独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構・日本年金機構
目次
公務員試験を目指したきっかけ
高校時代に母親がコロナ禍の不況でパート先を解雇された頃から、安定した就職先として公務員を意識するようになった。その後、大学へ進んでから公務員の仕事について調べて行く中で、国家総合職と大都市の自治体は業務のスケールも大きく、様々な経験ができそうだと気づいた。故に、大学1年次の頃には、これらを第一志望とし、これに合わせて独法や鉄道会社、高速道路会社などの公共性の高い企業を併願するという就活の方向性を決めていた。私自身、あまりお金には執着のない人間なので、よく公務員離れなどと言われてはいても、安定もしているし業務も民間より楽しそうだったので、そこまで迷いはなかったように思う。
対策スタートのタイミング
大学1年次から始めた。理由としてはどうしても公務員になりたかったこと、そして私の地頭が悪かったことがあげられる。もともと私文専願で大学受験を乗り切ったこともあり、とにかく数字を扱うことが苦手で、大学進学前から数的処理には苦労するだろうなと漠然と考えていた。そのため、始めるなら早い方がいいだろうと思い、大学1年次に入塾した次第である。また適切だったか否かについてだが、私は適切だったと考えている。いつ入塾しても受講料は同じだし、それなら早い方がお得なのは必然である。それに早く始めたからと言って得することはあっても損することはない。1年次に伊藤塾に入ったのは、時期選びとしても、塾選びとしても、私の人生最大の英断だったと思う。
伊藤塾を選んだ理由
所属する大学のサークル経由の割引があったこと、そして何よりも圧倒的な合格実績・内定実績が挙げられる。実際、合格実績にしても内定実績にしても、国内で伊藤塾に比肩する予備校はどこにもない。大学の友人が「資格試験界と公務員試験界のサピックス」と呼んでいたが、まさにその通りだと思う。実際、受講をしてみて講義はどれも分かりやすく、教材も重厚で、指導も的確と、入って良かったということばかりであった。伊藤塾に行っていなければ、都庁内定どころか、そもそも公務員になれるかどうかも怪しかったと思うので、本当に感謝している。
伊藤塾のここが良かった!
講義と教材が特によかった。どの教材も要点が分かりやすくまとめられており、勉強する上でのストレスを最小化してくれた。また時事の講義なども新聞やテレビを見ているだけでは掴み切れない要点をおさえたレジュメを配ってくれ、学習効率の向上に大いに役立った。また、面接対策なども私が内定を取る上でカギとなった。もともと凄まじい上がり症で無自覚に早口のマシンガントークをしてしまうという悪癖があったが、それを指摘していただき、またフィードバックでその矯正方法などもご指示いただいた。また面接での話の構成方法(結論から話すなど)なども教えていただき、民間就活でも活用できた。
私がとった勉強法
基礎能力試験
数的処理にとにかく時間を割いた。数的処理は問題数が多く、配点の比率も高く、公務員になる上では避けては通れない鬼門である。特に一度間違えた問題は5日ほど時間をおいてから、改めて解きなおすなど、分からないことを放置しないことを徹底した。おかげで、決して地頭が良いとは言えなかった私でも、都庁から内定をいただくという成果は出せた。特に伊藤塾の数的処理のテキストは、分野・試験種別ごとに問題を分類してくれているので、市販の参考書よりも圧倒的に学習効率が良い。実際、私は数的処理対策で伊藤塾のテキスト以外は使わなかったと記憶している。
また自然科学や人文科学などの知識分野については捨て科目を作ることが人によっては重要である。自分が捨て科目を作るべきか、また、その場合はどれを捨てるべきかなどは、伊藤塾の先生方に相談すれば親身に教えてくださるので、早いうちに相談しよう。
専門択一試験
私が択一式で合格をいただいたのは、参議院事務局及び同法制局のみなので、その点にご留意の上、お読みいただきたい。とりあえず、佐藤講師の講義をしっかりと聞き、理解できなかった部分は改めて聞きなおす、また問題も反復して演習するということを心掛けた。また、私は民法がとにかく苦手だったので、総合職用ではなく、一般職用のテキストで理解度を一定程度上げてから、総合職用の方を見てみるということをしていた。もっとも、この点についてはあまり私にお話しできることはないので、これ以上は差し控える。
人物試験
私が面接へ進めたのは、役所は都庁と参議院事務局のみなので、それを念頭に読んでいただければと思う。色々と面接を受けてみての所感として、民間も公務員も、その学生に能力があるかというよりは「素直ないいやつか」を見ているということがある。そのため、よく言われることだが、明るくハキハキと喋ること、そして身だしなみを整えることが、最重要かつ大前提だろう。特に自治体や国会など、面接開始時期が民間より遅い組織を受ける方がいれば、民間で場数を踏んで、勝手を掴んでから受けることをおすすめする。
普段の生活と試験対策の両立について
部活動は文学サークル、アルバイトは塾講師をメインにやっていた。ただ、サークルの方は私が公務員試験対策、就活をしていた時期は組織が形骸化しており、何かお話しできるようなことはない。ただ、小説の執筆などは活動と関係なくしていたので、それはいいストレス発散になった。対してアルバイトだが、私は自慢ではないが評判の良い講師だったので、そこで生徒から礼を言われたり、同僚から褒めてもらうことで自己肯定感を高めるなどしていた。また、身もふたもない話だが、結局は勉強を頭の隅にいったん置いておいて、ゲームをしてTwitterとYouTubeを見てから寝るのが一番のストレス発散になるのではないかと思う。もっとも、そればかりだらだら続けていてはどこにも受からないので、その点には注意しよう。
民間企業の就職活動について
民間就活は大学3年時の夏から始めた。業界は鉄道・道路・電力・ガスと言ったインフラ関係をメインに見ていた。理由としては職場環境や勤務形態が公務員に近く、また業務の公共性も高いので、仮にそちらに進むことになっても自分の志向とミスマッチを起こさないだろうと考えたからである。また公務員試験対策が民間に活かせた点としては、時事や業界に関して収集した情報をそのまま面接やESに転用できること(例えば鉄道業界ならリニアや地方交通線などの話題は当然に知っておくべきであるし、自治体の動きも知っておいて損はない)と、SPIなど筆記試験への耐性がつくことである。逆に民間就活は公務員試験対策において、面接の場慣れという点で非常に役に立った。特に地方公務員は面接の時期が遅い場合が多く、それまでに民間で面接を経験しておくと、多少の圧迫面接でも冷静に対応できるようになる。無料の面接練習だと思って、どんどん受けてみるのが吉ではないかと個人的には思う。また試験対策と両立する上で意識した点としては、数的処理対策を民間就活が始まるまでにしておくということである。これはSPIなどに転用できるし、何より公務員試験最大の鬼門の一つである。逃げずに愚直にやっておくことをおすすめする。最後に、私は地頭が悪いので、当然すべての学生に当てはまることではないことは申し添える。
今後のビジョン
まずは仕事を覚え、社会人、役人として一人前になるところから始めたい。また行政組織はどこも縦社会と承知しているで、自分が「これ」と信じる政策を都政に反映させるためにも、おいおい昇進は目指さねばなるまいと考えている。東京はその一極集中ぶりが問題視されるほどの巨大都市であるが、それは都が目指す「世界一の都市」になれるポテンシャルを秘めていることの証左でもある。このポテンシャルを少しでも引き出せるような行政官になれれば、こんなに嬉しいことはない。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
まず、佐藤講師を始め、先生方やスタッフの皆様、本当に4年間お世話になりました。初めこそ最も平易なレベルの数的処理も怪しく、また上がり症で面接も不得手だった私が都庁から内定をいただけたのは、皆様のご協力があったからこそです。今の私は伊藤塾なしには決してありえませんでした。重ねてですが、本当にありがとうございました。
また後輩の皆さん、進路と言うのは多様です。公務員に限らず、世の中には公共性の高い仕事も沢山ありますし、もっと稼げる仕事というのもあるかと思います。ただ、利益という視点に縛られず、来るもの拒まずで、ひたすら公益を求めて働くことができるのは公務員の特権です。最近では公務員離れも叫ばれていますし、皆さんが就職活動の末、公務員以外に進んだとしても、それは皆さんの選択、皆さんの人生です。ただ、そのような状況下にあっても、公務員として働くと決めてくださる方がいれば、先輩としてこんなに嬉しいことはありません。