『省庁研究ゼミ』では官庁訪問等への備え方を内定者が言語化し説明してくれた
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総合職 外務省 U.Fさん |
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プロフィール
受講講座:国家総合職コース、国家総合職ゼミ
課外活動:陸上運動部
民間内定:-
目次
公務員試験を目指したきっかけ
小学生の頃から国際情勢や歴史は好きでしたが、高校生の時、高校2年生時の職業体験プログラムで訪れた外務省で、外務省のみならず国家公務員の仕事に強い憧れを抱きました。
大学3年になって真剣に進路を考えた時、国家総合職試験や官庁訪問といったプロセスの厳しさから一旦は公務員を選択肢から外しました。しかし、自分がやりたいことを考える中で、大学3年7月に国家公務員を目指すことを決めました。自分が国家公務員になれるのかという不安・疑問が強くありました。
対策スタートのタイミング
伊藤塾では大学3年の8月から学習を始めました。公務員志望を決めたのが大学3年の7月で、そこから予備校を探し始めたので、その時期になりました。スタート時期は適切とは言えず、遅かったと考えます。大学受験で5教科7科目(当時)勉強していたので、その記憶がうっすら残っていたのが幸いしました。また、普段から新聞を読んでいたため、時事については改めてゼロから勉強する必要はありませんでした。こうした理由から、対策する分野を絞ることでギリギリ一次試験の合格ラインを越えられましたが、一般論としてもっと早くから対策した方が良いと考えます。
伊藤塾を選んだ理由
まず独学と予備校の選択については、餅は餅屋という言葉があるように、市販の教材よりもきちんとしたノウハウがある予備校の教材を使う方が、最終的に高効率だと思いました。予備校の中での選択としては、8月の学習開始から10月の教養区分まで2ヶ月しかなかったため、講義ではなく演習を中心に勉強したいと思いました。調べた中で伊藤塾の「演習コース」がこのニーズにとてもマッチしていたので、伊藤塾にしました。加えて、周りの口コミからも伊藤塾が好評だったため、選びました。
伊藤塾のここが良かった!
◇講義・教材、論文対策
やはり法律の予備校であることから、自分が完全に素人である法律分野の教材がとてもわかりやすくて助かりました。自然科学や歴史の分野であれば、いわゆる公務員試験界隈以外にも情報が豊富ですが、予備校以外になかなか情報源のない法律分野をきちんとカバーできているのが、伊藤塾で公務員試験対策をする良さに感じました。
◇フォロー制度
相澤講師のカウンセリングではいつも的確なアドバイスをいただき、大変ためになりました。私はグイグイ前に出て主張するタイプでもなく、取り立てて弁が立つわけでもないですが、「外務省が採用する人間の長所は多様なので、あなたはあなたの長所を見失わずアピールし続けなさい」と言い続けてくださいました。
私がとった勉強法
基礎能力試験
対策期間が1ヶ月しかなかったため、対策を数的処理・判断推理の時間配分や法律・経済の知識のインプットに絞ることで対応した。私は大学で法学部ではないため法律知識の問題にハードルを感じていたが、伊藤塾は流石に法律に精通した予備校で、テキストは素人にもわかりやすく、しかし充実した内容の記述となっており、確実に点数へ結びつけることができた。
数的処理・判断推理に関しても、解法の解説がわかりやすかった。この分野はよほど頭が良くない限り「捨て問」が必要なはずで、解説を指針に時間配分を考えることができてありがたかった。
総合論文・政策論文試験
総合論文については独力では何をどう書いたものか分からないため、伊藤塾の教材が一定程度の骨組み(現状→理想→課題)を示してくれてとても助かった。また、政策についてどの白書をあたれば良いかも表記してくれているのが良かった。加えて、試験対策としての小手先のテクニックではなく、行政官としてのものの考え方や文章の組み立て方という視点から教えを提供してくれる教材で、とても勉強になった。
人物試験
11月(教養区分二次試験1週間前)に模擬企画提案に参加しました。講師の方から私の弱点や残り1週間でブラッシュアップすべき点を的確に指摘していただけました。それまで総花的で1個1個が浅かった政策案を残りの期間で深めることができたように思います。学生主体で行った対策会よりも遥かに辛口で少々圧迫感を覚える模擬面接でしたが、本番もそうだったので、そうあるべきだと思いました。
官庁訪問、省庁・自治体研究
講師によるカウンセリングについては前述のとおりですが、1月に一度参加した省庁研究ゼミも、内定者の方から直接お話を伺える機会としてとても貴重で、勉強になりました。内定者全体の中には「意識的な対策や戦略はなかったけれども、優秀なので内定できた」という感覚派の人もいるように感じますが、ワークショップや職員訪問、官庁訪問などへの備え方を言語化し、噛み砕いて説明していただけました。
普段の生活と試験対策の両立について
運動会(いわゆる体育会)の部活に所属していたため、部活・学業・就活の三本柱で体力的なバランスを取るのが大変でした。その時々で優先度をつけ、優先度の低いものについてはボトムラインを守る(=最低限こなす)ことを心がけました。
また、部活(陸上部)も学業もどちらも内容自体は趣味の延長線上にあり、好きなことだったので、気分転換として役に立っていました。モチベーションの維持には、省庁の説明会そのものや、説明会で顔馴染みになった志望者間のコミュニケーションが役立ちました。志望者同士で話すと、自分の就活の進捗に焦りを感じてしまうこともありましたが、自分も頑張ろうという気になれました。
民間企業の就職活動について
民間企業への就職活動はしませんでした。大学3年時に説明会や夏インターンの選考までは参加しましたが、どれもピンと来ず、逆に国家公務員への思いが強まったので、夏には公務員専願としました。
冬にも面接練習として民間の本選考へのエントリーを検討しましたが、結局エントリーしませんでした。理由は主に2つで、ひとつには省庁の個別相談会で「民間の面接と省庁の面接で求められるものは異なる。民間の面接を受けても入社する気がないなら、その時間を省庁研究に充てるべき」と言われたことです。もうひとつは、部活がある中で民間就活をする体力が到底残らなかったためです。
留学経験について
大学1年時の8〜9月に1ヶ月間、英国・シェフィールド大学へ語学留学に行きました。夏休みの一般的な短期留学であり、平日は大学に通って語学や一般教養の授業を受け、週末は街の教会で礼拝に参加したり、国内を旅行したりしました。現地の大学も夏休みであり、現地学生との交流はほぼありませんでした。
「留学経験」というステータスが内定に役立つとは考えませんが、私の場合、留学は「恐れずに挑戦する主体性」のようなものを獲得できた大きなターニングポイントだったと感じていて、そうした学びは内定にも役立ったと考えます(単純に生き方としても、アピールできるガクチカとしても)。
今後のビジョン
日本が将来も日本国民にとって誇れる国であるために、行政官、外交官としての職業人生を通して貢献し続けたいと考えています。また、外国へ出てゆくことがとりわけ多い職場であると思うので、私個人としても日本という国の良いイメージを体現できる行政官でありたいです。そのために人間力を常に磨き、恩返しの精神を忘れず、常に冷静で言葉を尽くした対話のできる、誰からも信頼される人でありたいと考えています。
これから公務員を目指す方へのメッセージ
公務員を目指す方へ:公務員は日本の将来について真っ直ぐ考えられる職場であると同時に、人にも恵まれた環境だと私は思っています。国家公務員を目指すのであれば、自分の内側に物事の判断基準をしっかり持つことはもちろん大事だと思いますが、「自分が他人から見て一緒に働きたいと思える人間であること」も同じくらい大事にしてほしいと思います。
忙しい中で私のために時間を割き、向き合ってくださった各省の職員や内定者先輩の先輩には深く感謝していますし、いつも私を応援し、導き、支えてくれた家族や近しい人たちにも深く深く感謝しています。
伊藤塾の方へ:昨年8月に入塾相談で電話をかけた時から長い間ずっと伴走して、指導してくださりありがとうございました。塾生サポーターの方も相澤講師も、模擬企画面接をしてくださった講師と学生サポーターも、誰一人欠けても内々定まで進めなかったと思います。改めて感謝申し上げます。